今日２回目の投稿です。
前回の記事から、少し日にちがあいてしまいましたが、
その間、色々な場所に足をはこんだり、
セミナーに参加させていただいたり、
すごく会えて嬉しい2人組に会ったり
（どんな2人組かは、こちら♪）、
そんな日々を過ごしていました。
さて、今日は「未常識」のおはなしです。
私のプロフィールのページに
「どうしてもこれだけは譲れないものは？→→→
自分の本音を大事にする、
常識にとらわれず未常識に目を向ける」
と書いたところ、
とくに「未常識に目を向ける」に関して、
「いいね！」とか「共感する」というメッセージを何件かいただきました。
メッセージくださった方、ありがとうございます！
今回は、この私が大切にしている
「未常識に目を向ける」ということについて、
書きたいと思います。
あなたは、「常識」って、どんなものだと思いますか？
「当たり前のこと」
そんなイメージでしょうか。
もしかしたら、「常識は常識だし」、と、
常識について深く考えたことがないかもしれません。
私は、こんな風に考えています。
「常識なんて、あるようで、無いものだ」
ただ、その時代や国によって、
それぞれの理由があって徐々にできあがった、
不確定なものだと思うんです。
だから、
以前は常識だったけど、現代では非常識、とか。
日本では常識なことが、他の国では非常識だったりとか。
反対に、「ええ！」と思うようなことが、常識だったりする国もあったり。
私が飛行機の客室乗務員をしていたころ、
あまりにも日本との常識が違い驚かされる場面に、
何度も遭遇しました。
たとえば、インドへ行けば、
びゅんびゅん車が通る高速道路のような道の道端で、
当然のようにシャワーを浴びている男性達がいます。
タイへ行けば、
物乞いをしている人たちが、
道端にすわり、観光客に金銭を求めています。
象が道を普通に歩いている場面に遭遇します。
オーストラリアへ行けば、
肌寒いのにのに現地の人は皆タンクトップだったりします。
太平洋の島では、バスに時間はありません。
一応時刻表はあっても、大抵一時間遅れだったりします。
こういったことは、私が体験した未常識のほんの一部です。
日本での常識が通じない、そういったことが山のようにありました。
そして、その自分にとっての未知の常識を、
日常的に感じるうち、
「常識なんて、あるようで無いものだ」と感じるようになりました。
反対に、
CAを辞めてから、今度は
日本においての「常識」に苦しめられることがしばしばありました。
そのたびに、「それはあなたの常識でしょ。私に押し付けないで。」
なんて、
トゲトゲしたことを思ったりしたのでした。
そして時には、自分の中に「普通はこうでしょ」
という固定観念があったために、
人の行動をみて、
「信じられない、理解できない」などと思うこともありました。
そして、ふと自分のことを省みて、
「自分にも、そういったフィルター（決めつけや思い込み）があったんだな」
と考えさせられました。
また、自分がこうだったから、この人もこうであろう、
というフィルターも、ありがちですね（ただの思い込み）
こういった異文化での経験や、
苦しかった経験、
自分の中の決めつけに気が付いたこと、
そういったことが、
私が「未常識」に目をむけることとなった、ベースとなっています。
ちなみに、
私が未常識をあえて非常識とよばないのは、
非常識というのは、「自分勝手」というようなイメージがある一方で、
未常識というのは、
「決めつけや、思い込みを取り払った奥にある、真実」
といったようなイメージが私の中であり、
「非」を「未」と置き換え、「未常識」と呼んでみることにしました。
そのほうが私にはしっくりくる感じがするからです。
「当たり前のこと」なんて、本当は一切無いんですよね。
あなたが、納得できないことでも、
「常識だからしょうがない」とすませていませんか？
そんなときは胸に手をあてて、
あなたの本音にしたがってみるといいのかもしれません。
常識を逸脱するのはちょっぴり怖いかもしれませんが、
（犯罪はダメです）
世間の常識より、
あなたの本音に従った方が、
結果としてうまくいくかもしれませんよ
今日もお読みいただき、ありがとうございます
