第59回 天皇杯4回戦 柏レイソル戦 日立柏サッカー場への行き方 | バス小瀬 (バス小瀬新聞)

バス小瀬 (バス小瀬新聞)

バス小瀬はVF甲府のホームゲームに運行する臨時バスに乗る両サポーターに向けてバス小瀬新聞の配布、案内など活動。「またここに来たい場所」がVF甲府ファン、山梨ファンを増やす。「もらって嬉しい新聞」作りを通じてVF甲府と山梨県に貢献します。

●数少ない自前のスタジアム。柏の本拠地日立柏サッカー場、通称日立台は、柏レイソルがチームで所有している数少ないスタジアムです。元々は日立製作所の所有だったのですが、数年前に日製からレイソルに譲渡されたそうです。御存知の通り、ちょうど10年前の12月10日に、ここで初のJ1昇格という歴史的出来事が起きました。私も当時現地でその試合を見た一人です。先日家を片付けていたら、その時のチケットが出てきました。券面のデザインが柏の選手なのですが、なんと今甲府にいる土屋でした(笑)。しかし以降、この日立台では白星を挙げたことがなく、数年前の天皇杯では大差で敗れるなど、入れ替え戦以外に良い思い出がありません。今度こそ、10年前の様な歓喜に酔いしれる試合に期待したいです。




●意外と乗り換えは少ない。日立台の最寄り駅は、常磐線の柏駅。3月に上野東京ラインが開業し、常磐線が東京駅や品川駅にも停車するようになったおかげで、東京駅から直接柏に行けるようになりました。柏駅は常磐線の他、東武野田線、通称アーバンパークラインも乗り入れております。ちなみに、かつてこの東武鉄道で社長を務め、経営を立て直した根津嘉一郎という人は、山梨の出身です。




●行きは東京駅行きのスーパーあずさで。行きのモデルコースです。甲府9:10スーパーあずさ6号で終点の東京駅へ。ここで常磐線に乗り換えれば、柏11:34着。甲府からたった一度の乗り換えで柏です。さて帰りですが、東京駅から出る特急は16:15、21:45、22:45の3本。試合終了後すぐに移動し、柏15:32の快速に乗れば、16:45のかいじに乗り継げなくはないのですが、あまり現実的では無いので、新宿始発の特急で帰るのがオススメです。



●太陽の王の本拠地で太陽を作る?サッカーとは関係ありませんが、柏サッカー場のある柏市には、東京大学大学院の柏の葉キャンパスがあります。ここでは核融合の研究も行なっているそうです。核融合によって莫大なエネルギーを得る研究なのだそうです。太陽のエネルギーもこの核融合によって発生しているので、言わば太陽を作る研究なのです。実はレイソルという名前の意味は“太陽の王”なので、奇しくも太陽の王を名乗るチームの本拠地で太陽を作る研究をしているのです。しかもその柏の葉キャンパスの目と鼻の先には、もう一つの本拠地、柏の葉公園総合競技場があります。最近はここでの試合はありませんが、まさに太陽の王が戦うそばで、太陽を作ろうとしているのですね。