2011年10月8日(土)天皇杯2回戦
ヴァンフォーレ甲府vs町田ゼルビア
<試合開始:15:00 場所:山梨中銀スタジアム>
あの頃の思いを呼び起こせ!
シーズン当初に掲げた目標に対して、悪戦苦闘が続くVF甲府。本日対戦する町田ゼルビアも、戦績はほぼ順調といえども、外的要因ですべてが安泰とはいかない状況にある。いつの間にか、「追われる立場」になったVF甲府だが、JFL時代の1998年にはセレッソ大阪を相手に、J2時代の2000年にはFC東京を相手に勝利を収めて来た。対する町田ゼルビアも、初出場した昨年の天皇杯で東京ヴェルディ相手にジャイアントキリングを起こしてきた。上位チームとの対戦の時期は、シーズンの総決算の頃だった。「終わりよければすべてよし」の頃だった。時代は流れ、今はラストスパートの起爆の時期と重なっている。それぞれの目標を達成するため、上のステージにいる者の誇りを見せつけるか、かつて持っていた気持ちを見せつけられるか、この頃すっかり早くなった夕暮れ時にははっきりとするだろ。
text by カザマヒサシ