マーケティングでターゲットを絞る理由 | 売れる仕組み=マーケティング研究所所長 関西学院 准教授 理央 周(めぐる)

マーケティングでターゲットを絞る理由

マーケティング講座で講師をしているとよく聞かれることに、
「先生、そんなにターゲットを絞るとお客様が来なくなってしまうのではありませんか?」
という危惧の声がある。

気持ちは分かるが、どんな大規模の企業でも(大げさに言うと)、
日本全国1億3000万人を相手にするわけにはいかないし、
ボクが住んでいる愛知県だけでも600万人以上が住んでいる。

この人たち全員に知ってもらい、
興味を持ってもらって買ってもらうのはとても無理な相談になる。

大手のコンビニだって、同じチェーンでも雑誌などの商品ラインアップを、
地域によって変えたりしている。

たとえば、ボクのクライアントさんの工場近くのファミリーマートには、
ビジネス系の雑誌が1冊も置かれていない。

近隣は住宅地であり、かつ交通量の多い国道沿いなので、
ビジネス系というよりも、マンガや女性誌が充実している。

中小企業や個人事業主のビジネスでは、これ以上に絞ることが重要になる。
ターゲットを絞り込んで、初めて費用対効果が上がってくるのだ。

「テレビショッピングはなぜ、値段を最後に言うのか?」第5章より






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理央 周(めぐる)





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名古屋・東京売れる仕組み研究所所長 「ひつスマ」 著者 理央 周ブログ-テレビショッピングはなぜ、値段を最後に言うのか?