スターバックスの事業の定義:コーヒーでなく場所を売る | 売れる仕組み=マーケティング研究所所長 関西学院 准教授 理央 周(めぐる)

スターバックスの事業の定義:コーヒーでなく場所を売る

先日の日経MJに載っていた記事で、
TPP=Time、Price、Placeが決め手 という記事が載っていた。

スタバの例が顕著で、
「好きな席を見つけてください」
という店員さんの声がまずは聞こえるとのこと。

ボクもよく見かけるけど、カウンター席にコンセントがついているし、ゆったりしているので、
「2人席よりも先に埋まる」らしい。

ひいては、ランチタイム以降のアイドルタイムが重要な外食産業にいる中で、
スタバはこの時間帯では独壇場だということ。

この点がマクドナルドやドトールには太刀打ちできないところだと思う。

思えば、マックやドトールよりもスタバのコーヒーは高め。
でもこのように、店舗への集客が図れるという強みはどこから来るのかと、
常々思っていたけれど、スタバはホスピタリティに加えて、
顧客への心理的なブランド価値で勝負をしている。

そうなると、価格競争に巻き込まれることなく、
利益も確保できる。

外食産業のみならず、小売業やサービス業にも当てはまる戦略になる。







さすがスタバ
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理央 周(めぐる)





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