ボクがマーケティング部の勉強会をやるワケ | 売れる仕組み=マーケティング研究所所長 関西学院 准教授 理央 周(めぐる)

ボクがマーケティング部の勉強会をやるワケ

今日は、2ヶ月ぶりのツイッター名古屋交流会のマーケティング部の勉強会を開催した。
テーマは、『プロモーション』

ボクはいつも、マーケティングをやるときに覚えるのは3つだけと言っている。
それは、

 □ 誰が~ターゲット
 □ 何を~プロダクト
 □ どうやって~プロモーション

の3つ。
今日はそのうちのプロモーションをテーマにした。

20人を3つのグループに分けて、リーダーを決めマジックインキの『アクアテック』という製品を共通のテーマに1時間ディスカッションをしてもらった後に、リーダーに発表してもらった。

名古屋 売れる仕組み研究所-未設定


今回ははじめての方も多く、また女性の方も多かった。
中には、マーケティング上級者の方もいて、チームを引っ張っていってくれていた。

ボクが、このマーケティングの勉強会をやる意味はここにあって、
“みんなでマーケティングについて語る”ことで、体得をしてもらいたい。

マーケティングに関する本や講座など、インプットする機会は多くあるんだけど、このように自分でディスカッションに参加して発言し、意見をまとめて、みんなの前で発表する。

ビジネス・スクールをはじめとして、米国の学校の多くはこのスタイルで暮らすを進行させる。
教授はほとんど何もしなくって、ポイントだけ押さえる。
その方が学生は“腹におちる”のだ。

それに、実際のマーケティングの現場では、目的と戦略を決定した後に、このようなブレーンストーミングから戦術や施策が決定されていく。

もう1点、この勉強会のいい点は、異業種の方々でディスカッションをすることによって、自分と違う立場やバックグラウンドの人と意見が交換できること。

たとえば、メーカーと金融と商社の人は、思考回路自体が異なるので、面白い化学反応がおこるのだ。

部長として、3つのグループをみていて、今日もとてもいい感じでディスカッションが進み、すばらしいアウトプットが出た。

この部会を定期的に行って、元気な名古屋を全国に発信できたらな、と思う。





マーケティング エヴァンジェリスト
理央 周(めぐる)
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