21世紀少年 に見る今風のメディア・ミックス | 売れる仕組み=マーケティング研究所所長 関西学院 准教授 理央 周(めぐる)

21世紀少年 に見る今風のメディア・ミックス

さっき、日テレでやってた、「21世紀少年 もう一つの第2章」を観た。

明日からは、映画「21世紀少年 〈最終章〉ぼくらの旗」が公開される。




今日はテレビ、明日は映画の封切り。
言い変えると、今日はテレビで、明日から本篇。


マスメディアを非常にうまく“活用した”プロモーションだと思う。

こういう手法を“メディア・ミックス”、
厳密にはきっと、“マスメディア・ミックス”なんだと思う。

古くは角川書店が、確か薬師丸弘子主演の「野性の証明」だったと思うけど、
書籍を映画化して、それを“テレビCM"で宣伝したのが、
いわゆるメディア・ミックスの始まりだとボクは考える。

いわゆる、“異なるメディア=本・映画・テレビ”を使って、
同時に相乗効果を出して、最重要なメディア=この場合は本、を、
最大限に販売する。

21世紀少年でいえば、映画版での売り上げをを最大限にするために、
テレビを使う、現代のメディア・ミックスだと感じた。

ボクは、マンガ版の21世紀少年が大好きなので、
この手法はともかく、楽しんだんだけど、
メディア・ミックスはマーケティング・ミックス=4Pと本質的に違うので、
その点は、マーケティング エヴァンジェリストとして押さえておきたい。

メディア・ミックスは“媒体だけ”の複合利用なので、
今風に言うと、クロスメディアってことになる。

マーケティング・ミックスは、それに加えて、
価格、販路、製品までも含む企業活動全般に及ぶ。

たまに、メディアミックスと混同する方がいるので、
あえて言っちゃったって感じです、、、

いずれにしてもこの21世紀少年のメディア・ミックス。
ボクは個人的にも楽しんだ!


マーケティング エヴァンジェリスト(伝道師)
理央 周(めぐる)

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