私が頸損になってまだ間もない頃
一生寝たきり宣告を受けて
胸から下の感覚は殆どなく
歩行器の練習もままならない時期のお話です。
毎日お見舞いに来てくれる彼に
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
多分別れる事になるんだろうなと
心では思っていた。
毎日キスをして帰る彼
時々おかしな事を言うが
この日は一段とおかしな事を口にした
早くセックスできるように
なるといいね〜
一瞬耳を疑った
私、ほぼ感覚無いんだよ?
セックスは出来ても
今までみたいにはいかないよ
うん、大丈夫だよ
○○ちゃん、セックスでイケるって言ってたよ?
水商売歴30年の彼の友人
○○ちゃんは私も知っている
工事済みのニューハーフ
バリバリ可愛い女子。
工事済みとは言っても、元は男子なので
機能的にはイケるはずがないのだが
○○ちゃんはセックスでイケる?と。。。
だから
はちこちゃんも
セックス出来たら
ちゃんとイケるから大丈夫だよ
って自信満々に彼に言われ
そうなんだ〜
じゃあ大丈夫だね
とその時納得した私
彼の言葉信じてリハビリに励みました。
結果は
私の彼はぶっ飛んでます