サラリーマン時代はとにかく本を読んだ。正確に言うと、学ぶことに目覚めてから、本を読み漁った。ビジネスを学ぶ大切さを知る前までは、「ビジネス書」の存在すら知らなかった。
最近は、新しい本より、当時読んだ本を読み返している。
良書は7つの学びがあるという。これは、読む時期によって、得られるものが違うということだ。
たしかに、当時読んで感じたことと、今読んで感じたことは違う。そして10年後に読むと、さらに違うことがはっけんできるだろう。
一度読んだから、もう知っているから、できているから、という理由で、過去の本を読まないのはもったいないと思う。過去にひとつでも気づきを得られたら、次の気づきもある可能性は高い。
ということで、ブライアントレーシーの「こうなったら無敵の営業マンになってやる!」を読んでみた。
これは、営業職だけでなく、ビジネスに関わる人に読んでもらいたい本だ。どちらかというと、営業ノウハウではなく、自己啓発に近い。目標を達成するための思考が学べる。
本書まえがきより
私はセミナーなどで初めによくこう尋ねる。「皆さんの中で 自分 を売っている人はどのくらいいますか?」。手を上げる人はいつも数人しかいない。少し”待って”もう一度聞く。「本当に売っていないのですか?」
そこでやっと分かる。次々に手が上がって、ほとんど全員が手を上げる。で、私は言う。
「そうですよね。誰でも自分を売っているんです。どんな仕事をしていようともね。生きるということは、たえず他人とコミュニケーションをとり、説得し、行動を起こさせることです。問題は、いかにそれをうまくやるかということです」
いかに相手を説得させることができるかで、人生と仕事にせいこうするかどうかが決まるのだ。
浅井ノート
僕は研修やセミナーで、営業力・説得力の大切さについて話している。日常はすべて同意と承認の繰り返しだと。だから技術職でも事務職でも専門職でも、営業力と説得力は必要だと。
サロンでも、飲食店でも、ITでも、顧客とは言葉を介してコミュニケーションをする。時に口からでない言葉もありえる。例えばHPの文章とかがそう。それも含めて、顧客に対して説得をする行為だ。
だからこそ、説得力はすべてのビジネスパーソンに必要なスキルなんだと思う。
当然ながら、恋愛も家庭も説得力が必要だ。
浅井隆志
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