X-MEN: ファースト・ジェネレーション | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

ネットの海を漂う吟遊詩人になって
見知らぬあなたに愛を吟じよう

人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら
監督・脚本 マシュー・ヴォーン
脚本 ザック・ステンツ、アシュリー・ミラー、ジェーン・ゴールドマン
原案 ブライアン・シンガー、シェルドン・ターナー
撮影 ジョン・マシソン
編集 リー・スミス、エディ・ハミルトン
出演 ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ベーコン
    ジェニファー・ローレンス、ジャニュアリー・ジョーンズ、ローズ・バーン
2011年 アメリカ

米ソ冷戦時代に、第3次世界大戦勃発の引き金になりかねなかったキューバ危機に、

ミュータントが関わっていたという荒唐無稽な話ですが、ミュータントを、
世界を裏で支配しているロスチャイルドやイルミナティーなどのアシュケナージ(イスラエルに
移住したユダヤ人)に置き換えてみると、コミックの最高傑作『ウォッチメン』を髣髴とさせる、
闇に葬られた、もうひとつの歴史の一面が見えてくる作品です。
本作は、『X-MEN』3部作の前日譚で、親友であったプロフェッサーXとマグニートーが、
仲違いをしてしまうまでの過程をメインに描いた、次作の序章としての役割を担っている
作品なので、どうしても説明に時間を割いてしまった監督のマシュー・ヴォーンは、
『キック・アス』で見せた遊び心を発揮するチャンスを奪われてしまいました。
それと、新たに登場するミュータントの能力に魅力を欠くので、見せ場のアクションシーンも
迫力不足を否めませんでした。
収穫だったのはジェニファー・ローレンス、ジャニュアリー・ジョーンズ等の女優陣で、
特にローレンスは、21歳とは思えない大物感を漂わせていて、次のハリウッドを
背負っていくことは間違いないでしょう。

人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら
                   ジェニファー・ローレンス

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