過去と未来を信じて

2月9日放送の「アイデアの鍵貸します」

今回の1流クリエイターは脚本家の君塚良一氏。

君塚氏は「踊る大捜査線」や「さよなら、小津先生」を手がけた方で「実験と冒険の脚本家」と呼ばれています。


そんな君塚氏のアイデアの鍵を見て行きましょう。



1.禁じ手を作る


過去のパターンを使わない。例えば君塚氏は「踊る大捜査線」を作るときに「太陽にほえろ」のパターンを禁じ手としたそうです。



2.フリ・オチ・フォロー


フォローを入れて会話やオチのシーンを分かりやすくする。


例えば身代金誘拐で、用意した身代金の札束の番号を全部書き写そうとしているシーン。(「踊る大捜査線」)


「所轄の意地を見せてやろう?」・・・フリ

「コピーしちゃえばいいのに・・・」・・・・オチ

一同「ん?」と止まる・・・フォロー



3.取材して捨てる


リアルな物語はそれほど面白くない



今回はこの3つのアイデアの鍵の中で1.禁じ手を作るについて考えてみたいと思います。

過去のパターンを捨てると言うのが趣旨ですが、公務員の世界ではまず過去を見てそれを踏襲すると言うのが基本になります。

それは公務員の世界は法律で動いているからです。

毎回毎回、行政行為がバラバラでは困るからです。

たいていの部署でそうでしょうが、過去同じような事例がないかどうか片っ端に調べて、どういう処理をしているのかをチェック。さらにどういう根拠でそういう処理をしているのかを探ります。

まぁ、そういうことを役所はします。それはそれでものすごく大切なことです。

同じような事例でAさんは利益を得て、Bさんは不利益を被ることがあってはならないからです。

とは言ってもそれは外部に向けた行政行為(処分行為)の場合であって、それ以外の通常業務は前例踏襲だけ良いわけではありません。

カイゼンは必要でしょうし、あえて過去とは違う視点で行動することも求められます。

過去志向と未来志向。

両者の使い分けが公務員には求められるのかもしれません。


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