ここで、話は昨年「ある精肉店のはなし」を公開した纐纈あや監督に飛びます。どういった流れで撮影に入られたのか、からうかがいました。以下纐纈さんのコメント・・・「今回の舞台にな

ったと場が閉鎖されることが決まって、(映画の中に出てくる)北出さん一家の仕事が終わってしまったら、ナイフ一本で牛を解体していく技術ってなかなか見られなくなる。そういうことを

聞きつけて、それだったら閉鎖される前に参加者をつのって牛を1頭買い付けて、解体していただこう、という企画でした。あつと言う間に人数がそろって、映画の冒頭に出てくる見学会にな

ったんです。プロデューサーの本橋は、もともとずっと写真をとってましたので、ムービーでも記録しようということになって「撮らせていただきたい」と。北出さんたちも自分建ちの仕事も

終わるので、記録しておくのはいいだろうというところから始まりました。」(つづく)

・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・・・・・