ありがとう、だけではダメなんだ。 | 言葉と歌と子どもたち

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子どもから大人まで作文を教える「ぶんぶん教室」を主宰。作文の苦手を「大好き」に!
「書く楽しさ」「考える喜び」を伝え、のべ10万人の作文を指導。また、シンガーソングライターはな、としての活動が多忙!出演依頼お待ちしています。

こんにちは。


ぶんぶん@東海林ふみです。


クーラーが壊れました。泣


直しにきてもらったら、10年も使っていることが発覚!(というか、もう忘れていました)


修理のための部品があるかどうか、メーカーに問い合わせしてもらったら、もうありませんでした。


一応応急措置をしてもらったので、今は、涼しい^^


はぁぁ、うれしい。ありがとう、電気屋さん。


一時的にでも直ってくれたクーラーさん。ありがとう。


感謝の気持ちは、人間だけでなく、物にも通じるっっていうこと、聞いたことがありますか?


通じるらしいんですよ!!!「


だからさっき、電気屋さんが直している間、クーラーさんに、感謝のパワーを送ってみました。


いつも涼しくしてくれてありがとう、と。


それが通じたのか、今、クーラーがついています。


うれしい!


まあ、いずれ買い替えにはなりますが。



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感謝と言えば、私の作文の師匠、評論家で作家の宮川俊彦氏が、ホームページの日記で、こんなことを書いていました。私なりの要約になりますが。


「今の大人は、ありがとうを言いなさい、と子どもに教えるが、それではダメだ。感謝の気持ちとは何かを、教えることが大切」


確かに!


今私がもやもやと悩んでいたことが、急にぴんと開けました。



ありがとう、だけの問題ではない。


今の大人は、社会は、「意味」を教えない。


そして「意味」を、考えさせない。


だから、いじめとは何か、何が悪いか、わからない。盲目になっている。


迷惑って何か。ノイズを出さなければいいのか。


相手の気持ちに対しては、迷惑なことってないのか?


そういうことを考えたことがない。


席を譲るのはどうしてか?


電車に書いてあるからか?親にそう教えられたからか?


洗脳になっている。



盲目と洗脳。

何も考えない社会は何が怖いか分かりますか?


極論を言えば、戦争に行きなさいと言われたら、行ってしまう社会を生みます。


そして自分で自分の人生をデザインできない社会。(そんなのつまらない><)


自分以外の、世間体なのか親なのか、何かに操られた社会。


しかも、そのことに気づかない社会。


なぜなら、考えるということを、放棄しているので、気づくわけがない。


考えないというのは、真綿で首を絞めるように、一瞬、楽だからです。



だからもうさ、考えるのが面倒くさいと思うのを、やめよう。


言いなりの人生、流行りに流されたり、人生って辛いもんだ、そういう世間と一緒になるのを、やめよう。



ちょっと考えることをするだけで、わかる。


たぶん作文に真剣に向かい合い、自分に向かい合った人なら分かったよね?


感じたでしょ?


自分の感じ方、考え、体験って、いいもんだって。


自分だけのものだって。


大切だって。


それが「生きる土台」だって。



だからこのまま考えていけば、もっとわかるよ。


人生って自由で自分の好きにできて、楽しいってことが。