6月の読書リスト | ただぼんやり生きている

ただぼんやり生きている

ただなんとなく過ごしている日々の戯言~編み物と本と食べ物 その他

6月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1964ページ

河馬の夢 (新潮文庫) 河馬の夢 (新潮文庫)
東京にいったことのない人間が東京案内書をイメージで書いてしまう「大胆不敵東京案内」に納得してしまいました。思い込みってこんなものですよね。
読了日:06月29日 著者:
清水 義範



秘湯中の秘湯 (新潮文庫) 秘湯中の秘湯 (新潮文庫)
昭和のヒット曲の歌詞をフランス語に翻訳したのを、再度日本語に訳した「ジャポン大衆シャンソン史」が面白かったです。時折、誤訳があったりするのがリアル。
読了日:06月24日 著者:
清水 義範



義経〈下〉 (文春文庫) 義経〈下〉 (文春文庫)
義経の軍事センスの見事さ、それに対して政治感覚の欠如。頼朝と義経の間には江戸時代と現代以上の考え方の開きがあったのではないかと思われます。 壇ノ浦の知盛の活躍ぶりに司馬氏も知盛びいきなのかと嬉しくなりました。
読了日:06月16日 著者:
司馬 遼太郎


義経〈上〉 (文春文庫)

義経〈上〉 (文春文庫)
甘ったれでおこちゃまな義経。幼児期の体験が大きく影響してそうなってしまったかと思うと悲しくもあります。そして京と奥州文化に親しみ、東国に親しみがもてず、理解できなかったのがその後の悲劇につながっていくのですね。
読了日:06月10日 著者:
司馬 遼太郎


波のかたみ―清盛の妻 (中公文庫) 波のかたみ―清盛の妻 (中公文庫)
平清盛の妻目線で描いた平家物語。女系を軸にして物語を追っていくと今まで疑問だった点が納得できます。(何故重盛の息子が嫡流でなく三男であるところの宗盛が跡継ぎだったかなど)宮廷政治の実務そっちのけで形式にこだわるところに現在の政府の状況を重ね合わせてしまいました。
読了日:06月03日 著者:
永井 路子

読書メーター





にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
にほんブログ村