中村文具店の戦利品、ぜんぶ! Part2
友人を連れて、中村文具店へ。
前回 “文房具オトナ買い”したから
買わなくて平気だと思ってましたが、
まだまだ秘宝は潜んでいました・・・
えぇ、もちろんいろいろ購入。笑
と、いうわけで。
きのうの中村文具店戦利品、集合

全15点。
いやぁーよく買ったよく買ったw
選抜1点。

中村文具店の「粗品」
あけると、昭和六十三年十二月発行の冊子。
めぐりめぐって私の手元にやってきました。
冊子の“はじめに”。
長いけれども、引用します。
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ちかごろ、のし袋を使う機会がふえてきています。
くらしが充実して、おつきあいの輪が
静かにひろがっているからです。
過程でも職場でも、のし袋はいま最もシンボリックな、
おつきあいの主役です。
それだけに手軽に扱うのは禁物です。
書き方、使い方はひとつひとつ
確かな作法に従わねばなりません。
それらの作法は、日本の風土と歴史の中で、
くらしの精神文化として培われてきた約束事です。
もしやそれをわきまえずに、思わぬ失礼をしてはいないでしょうか。
この冊子は、あなたの“おくる心”を
そのまま折り目正しく届けていただくために
祝儀用品の専門メーカーが社会的責任で編集した
とてもハンディーなアドバイスです。
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時代を越えて、大切にしたい一冊。
おばあちゃん、ありがとう。
レア文房具を発掘できた喜びもあり。
お店にいるヒト同士の交流もあり。
中村さんとの文房具新展開語りもあり。
閉店した街の文具店は、なんだか面白い可能性を秘めているような気がします。
それが何かはワカリマセンが、
たぶん、きっと、面白いです。
解体直前でお忙しい中ご対応いただいた、中村文具店の皆様。
本当に、ありがとうございました