あなたの家のまわりには、朝夕眺めている緑がありますか?
この夏の初めまで、私の家の窓からも野鳥の飛び交う美しい雑木林の斜面が見渡せました。春には山桜の花、秋には紅葉、冬の雪景色、鳴き交わすオナガやヒヨドリの群れ。ある日、突然、その木々は予告も無く目の前で切り倒されました。そして住民は何が起こるのかもわからないまま、窓も開けられない2ヶ月に渡る重機やチェーンソーの音と共に、眼前の緑は全て伐採され裸の山になりました。これが近年、法のスキマをついた建築方法で住環境破壊の問題を起こしている地下室マンション建設の始まりでした。
私の家の隣で起こった、そして、明日、あなたの家の隣でも起きるかもしれない「今、起きていること」を記録して行こうと思います。
【今日の覚え書き】
・工事車輛の到着 7:08
・作業開始 7:58
・川崎市まちづくり局まちづくり調整課に意見書の提出期日についての問い合わせ。丁寧に手順
を説明していただく。他にも色々質問。「それが現行法に触れない建築物で一旦許可が下りて
しまえば、どんなに住民の環境が激変しようとも行政には止める権限は無い。問題があれば個
人で費用を負担して裁判を起こして下さい。勝訴すれば費用は戻りますよ。」とのこと。また
「家が建つ時に隣の家にわざわざ許可もらわないでしょ。」とも言われた。
・建築会社への要望書を提出する為に「内容証明郵便」について検索。
・川崎市HPを見た。「川崎市は先端産業や研究開発機能が集積する国際的な産業都市であること
に加え、豊かな自然に恵まれ音楽やスポーツなど明るい話題にあふれた都市です。」
「しんゆり・芸術のまち」「音楽のまち・かわさき」