人生には、様々なストレスが生じます。
対人・人間関係や特に身近な関係の人とは、ストレスに過敏になり、大きくなってしまうものです。
しかし、実際ストレスを感じている自分を自覚し、それを認めている方は意外に少ないですね。
なぜなら、ストレスを自覚し認めてしまうと、さらにそこから迷い、不安になってしまう…。
どうしたらストレスの根本を取り除く事が出来るのかを考えると、結局のところ方法が難しく、自分が我慢すればいい…となってしまいがちです(・・;)
自覚し認めると、さらに心に大きな負荷がかかってしまうのです。
私達は、何がストレスになるのかは分かっているけれど、そのストレスをどのように理解し、対処するかは教えられてきていません。
方法は…
ストレスを作っている人間関係や人生を終えるか?(ストレスから逃げるのか?)
それともストレス自体を忘れさせてくれる別の何かを見つけて、それに依存するのか?
または、ストレスを感じていてもそれに我慢できるような自分自身になる為に、考えや信念を強化するのか?
大きく分けると、この3つぐらいの対処のパターンになるでしょう。
しかし、ストレスは必ずしも悪いものではありません。
逆に、有益なものとなる場合もあります('-^*)
車に例えてみると
タイヤの溝が深くて路面をしっかりグリップしていなければ、ちゃんと走行する事が出来ません。
そこにストレスがなければ、安定して車を走行させる事は不可能でしょう。
身体も動かそうという意思が緊張状態にある筋肉に働きかけ、反応してくれる。
人生も同じ事がいえるでしょう。
困難な出来事にぶつかるからこそ、その時点までの未熟な自分を認める事になり、さらに成長する為の機会を得る事が出来ます。
しかし、認めることと、失敗するか成功するかに緊張感があるので、どうしても否定的な感情に摑まってしまうのです。
否定的な感情が出てくると、否定的な考えが増大し、過去の嫌な経験がよみがえってきます。
将来もきっと上手く行かないだろう…という妙な確信に至り、生命力を弱らせてしまうのです。
緊張感(プレッシャー)は、息を飲み込み、呼吸器系の活動を止めてしまいます。
止める事で、耐えようとするのです。
神経は否定的な思考や感情によって必要以上に消耗され、回復する時間も与えられないまま、活動され続けます。
寝ている間の夢までにも、神経は活動していなければならなくなるのです。
具体的には、緊張を解くには幾つか方法はあります。
一番身近な方法は、息を深く吸って、ゆっくりとすべてを吐き出すことです(^_^)v
何回か十分に意識して呼吸を続ける事で、肉体的な緊張がとれていきリラックスした状態になってきます。
後、その辺を歩くのもいいですね♪
歩いていると、呼吸にリズムが出てくるので、効果的に身体も回復してきます。
ストレスになっている出来事に問題があるのではありません。
問題は、緊張感と怖れです。
適度な内的(意識、マインド)な緊張は、人間として成長し成熟していく為には必要不可欠なものです。
なぜなら、緊張を感じている時は<選択の機会>だからです。
前進するのか、後退するのか
勇気を持つのか、妥協するのか
過去にイメージを生きるのか、今の自分を生きるのか
どのような選択をして生きてきたのかが、その人の人間的な成熟さと偉大さの土台になっているものです(^-^)
是非、ストレスを前向きに理解してみてください。
緊張している自分を知り、そして、選択の分岐点に立っている自分を自覚してみることでしょう。
その分岐点は、自分自身の人生だけに与えられた機会です('-^*)
だとしたら、貴重なその機会を大事に大切にすることです。
そして己の可能性に向かって、大胆に選択してみましょう♪