午前中チビと一緒に、SLAYERのWAR AT THE WARFIELDを観た。
いいところで奇声を発したりするチビ。わかってるねぇ。
昼ごろ、ちょっとしたことで嫁さんと口論になり、
なんともいえない気分で外出。
浅草で鳴海と合流し、贔屓の店に挨拶に行くのにつきあったり、
有名なモッツ・ストリートで一杯やりながら、ラヴクラフトについて講義を受けたりする。
指輪物語とラヴクラフトが無関係であることをこのとき初めて知る。
いい具合になったところで本日のイベント会場、寺尾ハウスへ移動。遠い。
大きなショッピングモールに住む奥さんを送り届けつつ、イベント用の買出し。
「俺ら買ったの、全部なんかの肉だな」と鳴海。
どうせ何食ったって俺らの肉だ。
オレンジ色のスーパーカーでイベント会場へ乗りつける。
わたわたと会場を作りつけ、さあて飲りましょうかと思ったところでふたりが改まる。
結婚・出産祝いだ、といって手渡された箱の中には、血の色のiPod nano 8G。
あえて8Gなのは、末広がりの「八」の意味を持たせたかったからだそうだ。
横にすると「∞」だとも。それべつに、まあいいけど。
そしてボディ裏には「平和を望むなら、戦に備えよ」という意味のラテン語のメッセージ。
「妻子を持った男に向けたメッセージだ」とのこと。これはちょっとグッときた。
圧巻はその中身だ。8G一杯に4Gずつ、ふたりがセレクトした曲が詰まっていたのだ。
これはかなりグッときた。男でも泣いていい数少ないシーンだと思う。
さらにはMACフォーマットのため、PCユーザーは中身をイジれないという呪いつき。
ある意味泣けた。
この日はちょっと思うところあり、また翌日朝から仕事だったせいもあり、
さんざ叱られながら途中で辞し、終電1本前の電車に乗る。
車内でさっそくiPodを聴こうとして、付属品を持たずに出てきたことに気づく。
しかたないので、電池が切れるまで付属のゲームで時間をつぶす。
なんとかウチまでたどり着いたが、帰ってみたら嫁と子供は実家へ帰っていていなかった。
なんとも言えない気分で眠った。