<11月27日>
2021年夏にアルバム『One Day』をリリースしたミャンマーPUNK・The Rebel Riotのメンバーだったオーカーは諸事情ありチェンマイに滞在しているのだが、せっかくなので彼を交えてThe Rebel Riotのカバーを1曲やろう、と思い立ちドラムのサポートで12/4に出演するSMELL CORPSESのメンバーに提案した。
最初は「えぇー、時間ないし難しいですよ」などと後ろ向きだったので「我々がThe Rebel Riotの曲を演奏する事は今後、タイ北部のシーンにとって歴史的な意味を持つんじゃ!」と伝えると了承してくれた(どのように歴史的な意味を持つかは知らん)。
そしてオーカー自身にも伝えたら「もうアルバムの録音から一年半以上、ベースを弾いていないので難しいです」とやはり後ろ向きだったのだったが押し切ると「Innocent VictimsかGenocideなら何とか弾けそうですけど…」との事。
アルバム『One Day』一曲目「Genocide」なら私もドラム叩きやすい。
幸い、メタル出身であるSMELL CORPSESのベースのぺムはギターも弾けて、難なく曲を憶えて来た。
下記、スタジオで録画したものをまだ躊躇していたオーカーに送りつけたら「Ok、やります!」との力強い返信をくれた。
これは、The Rebel Riotのチョーチョーに「カバーやらせてね」とメッセージに動画を添付して送ったらすぐにFacebookにアップしてくれたものです。
練習から帰宅前に、自宅から近いサンデーナイトマーケットにある、いつも通っていたオーガニックワイン屋台へ。
七年以上、よく一人で通っているからか店のおばちゃん歓迎してくれて、頼んでないのに四種類ぜんぶ試飲させてくれた。
ここではチェンマイ大学で作られている、悪酔いしにくいワインが堪能できます。
今日は休肝日にするはずがライチのワインを一本空けて、さらにイチゴのワインを持って帰りました。無言で40バーツ、まけてくれてました。
帰宅しシャワーした後、少し食べたかったのでチャンプアック屋台街のいつもの海鮮パッポンカレー+玉子焼き、70バーツ。
玉子焼きを乗せなくても、炒める時に玉子は入ってます。
以前は50バーツでしたが、今の70バーツでも十分に安いと思います。
<11月28日>
朝から、チェンマイ旧市街から東側のチャンモイ通り沿いにあるBrewginning Coffeeにポスターを貼らせてもらいに行きました。
インスタ映えスポット?のようで若い女性が入れ替わり立ち替わり来てました。
アパートへ戻ったら、尻尾ピーンで御機嫌なグラヲさんがお出迎えにきてくれました。
今回は滞在中、終始ごきげんな様子だったので安心しました。
私の部屋の扉には2020年2月にミャンマーからTHE REBEL RIOTがチェンマイへ来た時のポスターが貼ったままだったので気分を一新するために貼り替える事に。
いえーい。
この日はバンド練習がないので個人練習はしておこう、と前のブログにも書いた近所のスタジオへ行ったら過去に私を出禁にしたおじさん(おそらくオーナー)がいて、利用を拒否されました。
夕食は、ライブの宣伝ポスターをいつも貼ってくれるチェンマイ旧市街北東角のRider's Cornerへ。
190バーツのハンバーガー、美味しかったです。
いつも食後に「ライブやるからポスター貼らせてもらって良いですか?」と申し出てから貼らせてもらいます。
<11月29日>
朝食兼昼食は、これまた過去には毎日、通っていた麺屋さん・Boon Songへ。
いっときは毎日、食べに来ていたので「ふた玉!」で通じるのです。
いつも豚の血入り玉子麺、臓物+茹で玉子入りです。
この日、Vocal/Guitarのハートがようやくチェンマイ入りしたのでSMELL CORPSESのメンバーが揃っての練習が出来ました。
The Rebel Riotのカバーをやるためにオーカーも来てくれました。
彼はベースを弾くのが一年半以上振りでしたが問題なく、ベースを弾きながら「Genocide」を全部歌えてました。
この曲は構成も憶えやすいので私もすぐに叩けました。
練習後、Three Kings Monument前の広場で打ち上げがてら軽くビールを飲みました。
ベースのぺムは私の自転車をいらっていて三回もこかしました。
飲んでいたらチェンマイPUNK代表・Nuyが「ライブ会場に貼るフラッグを作った!」とメッセージをくれました。
あらかじめ会場の中の、貼る場所を決めてからサイズも決めたそうです。
すると「今から一日目の会場にフラッグを張りに行く!」との事で我々も駆けつけました。
若い皆さん、身軽にササッと張り終えました。
そして、翌30日の深夜ついにEIEFITSの皆さんがタイ王国入りするので、わくわくしながら眠りにつきました。
<11月30日>
遅い朝食にカオソーイの有名店・カオソーイクンヤイへ。
鶏入り大盛り、60バーツ(約240円)。
夕方からGreen Musicで練習。
この日もThe Rebel Riotのオーカーが来てくれました。
私はSMELL CORPSESの曲を何とか5曲、出来るようになってました。
帰宅し、チャンプアック屋台街へ行って、タイでは初めてサテを頂きました。
深夜、零時を回ってからミノルさんからEIEFITSが無事にスワンナプーム空港から入国した旨、連絡がありました。
翌朝、チェンマイ入りされるので皆さんと会うのを楽しみに就寝しました。
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日本からEIEFITS(東京)、ANANAS(京都)、TERROR CHORD(大阪)、OOPS(大阪)、そしてTHE REBEL RIOT(ミャンマー)、LIPS(インドネシア・ジャカルタ)、SICKBOY(インドネシア・バンダアチェ)、ASIA NEARER(ネパール)、CATPUKE(フィリピン)、RADIGALS(シンガポール)が参加。
戒厳令下のミャンマーにて2022年夏、軍の目を盗みながら録音を行ったTHE REBEL RIOT(今回は女性ボーカルがメイン)は
じめ10バンド中9バンドは新録音、日本から参加の4バンドを含む8バンドは未発表の新曲です!
売上金額の20%がミャンマーPUNKSによる社会活動「フード・ノット・ボムズ」に寄付されます。
<参加バンド・収録曲>
THE REBEL RIOT - Who? When? How?(ミャンマー)
THE REBEL RIOT - Puppet Society(ミャンマー)
EIEFITS - Forever And Ever Wherever(東京)
EIEFITS - WakeUp(東京)
ANANAS - Thinking out loud(京都)
ANANAS - Anyone of us(京都)
OOPS - sign(大阪)
OOPS - 群衆アメーバ(大阪)
OOPS - 掻き回す(大阪)
TERROR CHORD - One Step Forward(大阪)
TERROR CHORD - Slavery In JP(大阪)
LIPS - Odd Man Out(インドネシア・ジャカルタ)
LIPS - Masygul(インドネシア・ジャカルタ)
SICKBOY - Hidup Adalah Pilihan(インドネシア・バンダアチェ)
SICKBOY - Ppkm(インドネシア・バンダアチェ)
ASIA NEARER - Chaos Country(ネパール)
ASIA NEARER - I Will Fight(ネパール)
CATPUKE - Unholy(フィリピン)
CATPUKE - You Don't Recognize The Bodies In The Water(フィリピン)
RADIGALS - Fight To Unite(シンガポール)
RADIGALS - Girls (シンガポール)
品番:HMA-007
流通:ディスクユニオン
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