ブロンプトンで豪雪の小谷温泉へ行ってきた。元湯(山田旅館)、新湯(旧・太田旅館)、あつ湯(熱泉荘)の三つの特徴ある源泉がある。
めざす熱泉荘に着いた。ごめんくださーい。声をかけてみるが誰も出てこない。玄関のガラス戸をトントンと叩いてみたがみたが人の気配がない。
そのうち犬が吠えはじめ、困り果てていると、漸くオニイサンが出てきた。「日帰り湯は営業していますか。」「今年は営業していません。」「え。」「今年は営業していないんです。」
言外のニュアンスで、今年はもう営業しないかもしれないんだとも受け取れる。いや考え過ぎかもしれない。いずれにせよ、それ以上尋ねにくくなって退散することにした。あとで山田旅館にいったときに詳しく聞いてみよう。
仕方なく、分岐のところまで引き返して、そこから再び登りはじめる。山田旅館はすぐそこに見えている。
この建物は旧・太田旅館だ。このあたりの三軒宿の一つだったが10年以上前に廃業し、源泉(新湯)ごと山田旅館に引き取られている。
最後のアプローチを登ると。
大湯元山田旅館に着いた。・・・立派だ。この建物は国の登録有形文化財である。
あなたの清き1クリックをお願いします!