<交流分析とは>
アメリカの精神科医、エリック・バーン(1910~1970年)が1957年に提唱した集団心理療法が始まりです。
Transactyonal Analysis =交流分析 TA と略記
文字通り、人との交流を分析するもので、別名、「コミュニケーション心理学」とも呼ばれています。
また、エリック・バーンはフロイトの精神分析の論理を取り入れ、簡潔な用語と具体的で行動可能な理論として提唱しているため、「精神分析の口語版」とも呼ばれています。
そして、自分を知るための分析、理論も含まれているため、「セルフコントロールの心理学」とも呼ばれています。
<交流分析の目的>
①自己理解と気づき
②自発性を高める
③親密な交流を回復する
<交流分析の哲学>
①人は誰でもOKである。
②人は誰もが考える能力を持っている。
③自分の運命は自分で決め、その決定はいつでも変えることができる。
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すべての人が平等で、尊重され、
愛にあふれた社会を作ること。
これがエリック・バーンの願いです。
人は気づきが訪れると、自ら改善しようと行動を始めます。
交流分析はこれを目的としています。
そして、多くの人と、大切な人と親密な交流を回復すること。
お互いに愛し、愛されることは、人生にとって、とても心穏やかで、幸せな状態です。
多くの人が愛に満ちた、こころから満足のできる人生を歩んでもらいたい。
交流分析にはそんな願いが込められてると思われます。
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<交流分析のジャンル>
交流分析は、4つの分析と、3つの理論から成り立っています。
・4つの分析
自我状態の分析 対話分析
ゲーム分析 脚本分析
・3つの理論
ストローク理論 人生態度理論
時間の構造化理論
<交流分析の特徴>
・だれにでもわかりやすい簡潔な言葉で、初めて心理学を学ぶ人でも理解しやすい。
・私たちが、「今・ここ」でどのように考え、感じ、行動しているか?をわかりやすい記号や図式を用いて客観的に見ることができるような技法を取り入れている。
・私たちの性格がどのように作られていったか?を探るプロセスが体系化されている。
・自分と他人の交流パターンを知ることによって、より良い人間関係を作る具体的な改善方法を知ることが可能。
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私自身、長男との関係がうまくいかず、
不登校、家庭内暴力で悩んだ時期がありました。
そんなときに偶然出会ったのが交流分析でした。
その簡潔な理論で、今まで何がおこっていたのか?すべてを知りました。
そして、今日からできる具体的方法は、長男との関係を劇的に変化させました。
そして、親密な関係を回復させることができました。
もっと早くに交流分析に出会っていたら、長男に辛い思いをさせることもなかったでしょうし、
私もこれほど悩まなかったでしょう。
しかし、この経験があったからこそ、交流分析を多くの人に知ってもらいたい!と心から思いました。
今でも交流分析の勉強をするたびに、新しい気付きと発見があります。
そんな交流分析の考え方、方法を多くの人に知っていただきたい。
それが私の願いです。
みなさんも交流分析を学んで、真の幸せを手に入れましょう。
ブライトハート 代表 渡辺愛理
日本交流分析協会認定 交流分析士インストラクター
日本心理カウンセラーズ連盟 理事 認定心理カウンセラー&講師
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