みなさま、ごぶさたしております。
すみません、すっかり放置宣言ましたが、
それもなんだか申し訳ないので、たまに書きます。
↑お客さんに結構言われます。ブログかかないんですか?って。
うれしいっすね!!

ただいま、絶賛開催中の「金森ブロック博」
連日、ほんとにおおぜいの方に来場していただいてます。
この場を借りて、お礼を。
ありがとうございます!
もちろんブリックラボのイベントではないのですけどね。
スタッフの1人として、ありがとうございます!

少しだけ製作裏話をね。ご紹介しますよ。
ほんとは、会場で説明したいくらいなんですけど、
それはイベント最終日のレゴモデルビルダー直江さんのトークショーで。
あ、
さっき現在、金沢にいらっしゃる直江さんと話したんですけど、
もうほんっと函館楽しみなんだよねぇーっておっしゃってました。
うれしいっすね!!

今回の展示作品の中でも、ストーリーがはっきりとしたモノありますよね。
それが、「中世の城とドラゴン」です。
これ、結構あの状態までにするには、困難が多々ありまして。
でも、ものすごい作品に仕上がっています。

もともと、違う場所で展示されていたこの作品。
ダンボールにバラバラな状態で入ってきました。
まぁ見た人はわかりますけど、ガイコツの兵士がたくさんいたでしょ?
ほんっとに、ホネバラバラだったんです。
それを1体1体、金森スタッフ(僕の上司たちね)が筆で掃除をしながら、修復しました。
もちろんブリックラボのカウンター内で。
まさに、それは発掘作業です。
ホネを筆で掃除して、カタチにするんですからねぇ。

その間、僕は、ドラゴンやお城の修復、組立を。
あのドラゴン、実はとっても重たくって、
しかも細い足首が弱くって、すぐに折れちゃうんです。
もうね、アゴと足首が弱い、老人ドラゴンのようなのです。
なので、何度となく、落下、崩壊を繰り返していて、トラウマのようになっています。
実は、ここだけの話、作業場から会場の金森ホールまで、
おなかを丸椅子に乗せて連れて来られました。

その後、このお城とドラゴンのジオラマ作りを。
昔、展示していたときの写真を頼りに。
どんなストーリーが展開されていたか想像しながら、ジオラマを作ります。
お城とドラゴンの位置。
そこは草原で、お城の前には川があって、道があって民家があって。
ってのを、僕の超テキトーなスケッチで、コンパネに貼った断熱ボードに書き込み、
切り取り作業です。

その後、スタッフ総出で、
芝生をはったり、木を植えたり、道路や川を作ったりの不慣れな作業をし、
最後に戦いをしているフィグを並べました。

製作者の意図をくみとりつつ、金森スタッフオリジナルのストーリーが追加されていきます。
あの作品には、たくさんのフィグが並んでいますが、それぞれのストーリーが展開されています。
もちろん、遊び心も。
ぜひ、全体だけではなく、細かいところも見てほしいなぁって思います。

あの「中世の城とドラゴン」は、今回の展示作品の中で、
いちばん、厄介だったものですが、いちばん完成度が高く、金森オリジナルだと思いますよ。
ぜひぜひ、ご覧くださいね!!

$カネモリブリックラボ
↑もう何度目の負傷かわからなくなったドラゴン、開催1週間前の姿。
子供には見せないでください。
$カネモリブリックラボ
↑実際にパネルを並べ、僕がスケッチを書いていきます。
芝生の部分を増やすと、その分、お金がかかるので、道路を太くするかーとかとかね。
川の部分は切り取って、回りをつぶして、土手っぽくしたりね。
$カネモリブリックラボ
↑開催前日に完成したこのジオラマ。
ほんとによくできています。
これ、終了後、どうやってしまうのか、きっとまだ誰も考えていないと思います。
大変。

これ、出張展示依頼来ても、きっと断ると思います。
大変なんだもん。

以上
ここだけ裏話でした。

ブリックラボ、金森ブロック博、明日もお待ちしております。

なお、ブリックラボ、おおぜいのお客様にあそびにきていただいています。
一部営業をおやすみしているため、みなさんにご不便をおかけしています。
申し訳ありません。
今週いっぱいこの状態が続きますが、どうぞよろしくお願いいたします。