そういえば・・、ブリックは2年前の今日まで、
埼玉県鴻巣市にあった悪質な繁殖業者(パピーミル)で子犬製造機として飼われていたんだわ~。
ブリックです。
飼われていたと言っても、狭いバリケンの中で糞尿にまみれて生殺しだったんだけどね。。
時には200頭もいた仲間の中には空が青いことも知らずに死んでいった仲間も少なくなかったんじゃないかな。
横になって寝るとね、自分のオシッコで体が濡れて凍え死んじゃうから、ブリックたちは座ったまま寝てたんだよ。
給餌も給水もあったけど、餌はバリケンに投げ込まれてウンチまみれになった餌を食べていたんだ。
水だって緑色だったんだわ~。
でも、そんなブリックでも待遇がいい方で、
中にはヘルニアを放置されて内臓がとび出している子や、
子供を生まされすぎて生殖器がとび出している子もいたんだよ。
ちなみにね、
そんな環境下で産れた子犬は、
生まれて早いうちに親犬から離されて、
オークション市場で競りにかけられるんだって。
で、オークション市場を利用する(一部の)ペットショップで
まだ幼くて可愛くて商品価値が高いうちに生体販売されるらしいんだわ~。
でも、産れてから早い段階で親犬から離されると、
親兄弟から学び、性格を形成するうえで重要な社会化期を逃してしまい、
社会化期に適切な社会化が出来なかった子の中には、
成犬になっても情緒が安定しなかったり、
問題行動を起こすワンちゃんも多いんだ。
すると、一部の家庭ではそんなワンちゃんは飼いきれないという理由で、
保健所に持ち込まれるワンちゃんが増えてしまう・・。
去年の動物愛護法改正(2012/9/5)で、多少の改善を期待するとはいえ、
まだまだ続くであろう不幸にまみれた負の連鎖を少しでもなくしたいと思って止まないブリックなんだわ~。
(※あくまでブリック家の見解だから、興味を持った人は調べて自分なりに考えてみてほしいわ~!)
話をもどして・・、
2年前、ブリックが飼われていた埼玉県鴻巣市の悪質なブリーダー(パピーミル)が廃業することになったんだ。
生き残っていたブリックたち(54頭)のレスキューが本格的に始まったのは3月の上旬だったんだわ~。
ところが、レスキューと時期を同じくして3.11の大震災があったんだ。
深刻なガソリン不足や余震、原発事故が続き、世の中に不安感が漂っていた頃だったわ~。
そんな状況下で、愛護団体-動物の幸せを結ぶ会-と、愛護団体ALMA(旧CATNAP)が、
震災によってレスキューが遅れて残されていたブリックを含む20頭を助けようと、
遠方からガソリンを調達したり、
公共交通機関を使って必死で助けに来てくれたんだよ。
だから、ブリックたちの命を助けてくれた愛護団体のみなさんへの敬意と愛護活動の応援を
欠かさないブリックなんだわ~。
そんなこんなで、
今日はササミ巻き巻きガムをいつもより噛みしめてるブリックなんだわ~!
G_brick
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3/19tue
+Brick
07:15 dog food/55g(W.O.G.F.253kcal)
12:00 GREENIES/1p(50kcal)
20:00 dog food/55g(W.O.G.F.253kcal)
snack jerky/2p(40kcal)
gum/5p(100kcal)
(total=696kcal)
※次回通院は3/30satを予定。