核なき世界？

というより、早くなくせよ・・・

アメリカのオバマ大統領は１９日、ドイツのベルリンで演説し、核兵器の一層の削減に強い意欲を示しました。

オバマ大統領は「戦略核をさらに３分の１削減しても、アメリカと同盟国の安全を確保し、抑止力を維持できる」と述べたそうです。

配備済みの戦略核弾頭の数を、核軍縮条約「新ＳＴＡＲＴ(戦略兵器削減条約)」で定められた１５５０発から、さらに３分の１少ない、およそ１０００発まで減らす方針を表明。

また、今の条約では対象外の戦術核についても、同盟国と協力して、大幅な削減に取り組んでいきたいと述べたとか。

２００９年に「核なき世界」でノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領。

当時は、「言うだけでノーベル平和賞？」と思ったものだが・・・

予想通り、言葉だけで、核廃絶は遅々として進まず。

使えない兵器なんて、お金の無駄以外のなにものでもないのに。

使えば、悪い意味で歴史に名前を残すことになるのだし。

核兵器の技術が、北朝鮮を経由してテロリストに渡るといった危険もある。

テロリストに核兵器が渡れば、どんな恐怖に陥ることか・・・

原爆の実験台にされた日本でも、核爆弾の恐怖が薄れているのかもしれないけど。

忘れてはならない悲しい現実。

唯一の被害国日本が、もっとリーダーシップを持って核兵器の廃絶に進んで欲しいものだが・・・