韓国裁判所、仏像の日本返還認めず？

なんじゃ、そりゃ・・・

長崎県対馬市で盗まれた２体の仏像が韓国で押収された事件で、韓国の裁判所は、このうちの１体について日本への返還を差し止める仮処分を決定しました。

問題となっているのは、去年１０月、対馬市の観音寺から盗まれた観世音菩薩坐像。

韓国の警察は１月、窃盗団を検挙した際、仏像を押収していて、日本政府は「文化財不法輸出入禁止条約」に基づき返還を求めていました。

しかし、韓国中部にある浮石寺（プソクサ）という寺院が「この仏像は１４世紀にプソクサで作られたもので、日本に不当に渡っていた」と主張し、日本に返還しないことを求める仮処分を申請。

これについて韓国の大田（テジョン）地方裁判所は２５日、日本への返還を当分差し止める仮処分を決定しました。

裁判所は、「返還するには、日本側がこの像を正当に取得したことを証明しなければならない」としているそうです。

韓国政府は、日本との条約を履行するか、裁判所の仮処分決定を順守するか、検討を始めた模様。

「正当に取得」の「正当」とは、なにを示すのか？

というか、その問題と、盗品を返さないとは、別の問題じゃない。

もし、韓国の寺院が正当な所有者を主張するのなら、別に訴訟を起こせばいい。

盗品が自分のものだから返さないっていう論理には、ならんでしょう。

５００年以上も前の話なら、もう学術の世界。

誰が作って、どうやって日本に渡って、というのを学者に調べてもらうしかないでしょ。

中国といい、韓国といい、なんともやっかいな隣国たちやなぁ。