レスリングが、五輪除外？

こりゃまた、びっくり・・・

国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は１２日、スイス・ローザンヌで理事会を開き、２０２０年夏季五輪の実施競技からの除外候補にレスリングを入れたと発表しました。

昨夏のロンドン五輪で日本が獲得した金メダル７個のうち、レスリングは女子５５キロ級で３連覇の吉田沙保里らで４個を獲得。

お家芸の五輪消滅危機に、国民栄誉賞レスラーの吉田は「言葉にならない」とショックを隠しきれなかったそうです。

第１回アテネ大会から実施され、女子は２００４年アテネ大会から採用されて通算２８個の金メダルを獲得してきた日本のお家芸が、まさかの消滅危機に直面しています。

関係者によると、理事会ではロンドン五輪で実施した２６競技から２５の「中核競技」を選定。

レスリングは近代五種との決選投票で敗れ２０２０年五輪から除外の危機となったそうです。

当初は近代五種などが除外の対象と見られていたそうです。

レスリングは野球＆ソフトボール、空手、スカッシュなど他の７つの候補とともに２０２０年五輪の１枠を争うことになるそうです。

最後の１競技は５月の理事会で絞り込まれ、９月の総会で決定する。

２８競技を実施する２０２０年五輪では、２５の中核競技に２０１６年リオデジャネイロ五輪で採用されるゴルフとラグビー７人制を加えた２７競技が確定したそうです。

ＩＯＣはプログラム委員会が各競技の実施状況を精査し、世界的普及度やテレビ放送、スポンサー収入など３９項目にわたり分析した報告書を基に、理事会が判断したとのこと。

古代ローマから行われていたレスリングが、オリンピックから消えるなんて考えられない。

テコンドーなんかより世界的に普及しているだろうし。

ゴルフとかラグビー７人制なんかより、よっぽどオリンピックに向いているような気がするが・・・

テレビ放送やスポンサー収入などが重視された？

野球が除外されたときは、残念だったけど、世界的にみればマイナーな競技ということで、まだ納得できたが。

オリンピックの持つ意味と、それにふさわしいかどうか、という基準は、ないものだろうか。

お金になるかどうか、なんていう基準ではなく・・・