ワンジル氏、転落死？

まだ、若かったのに・・・

２００８年北京五輪男子マラソンで金メダルを獲得したサムエル・ワンジル選手が１５日夜、母国ケニア・ニャフルルの自宅バルコニーから転落死したと地元警察が１６日、明らかにしました。

警察は事故と自殺の両方の可能性について調べていますが、女性関係のトラブルが原因と見られているそうです。

ワンジル選手は２００２年に仙台育英高に留学。

日本流の指導で成長し、ケニア人初の五輪同種目で金メダルをつかみました。

来年のロンドン五輪では連覇も期待されていましたが・・・

日本育ちの(？)マラソンランナーということで、なんとなく親近感が湧きますが、なんとも残念な。

まだ２４歳の若さ。

今回の死については、さまざまな憶測が飛び交っているようです。

新華社は、ワンジル選手が当時、酒に酔っていて、飛び降りたのは逃げた妻を追いかけるためだったと報道。

ロイター電では、妻に不倫相手とベッドにいるところを目撃され、家から逃げようとして転落したと伝えました。

また、友人女性と自宅に帰ったところを妻に見られて口論となり、警察を呼ぼうとした妻を止めようとして足を滑らせ転落したとの現地情報もあるそうです。

なんにせよ、どうも女性関係のトラブルが原因には、なっているような？

昨年１２月には、妻を銃で殺すと脅迫した疑いで告訴され、銃の不法所持の罪でも起訴されました。

脅迫については和解が成立したとして、妻が告訴を取り下げています。

金メダルを取った後、いろいろ問題が起きてたようですね。

最初にニュースを聞いたときは、自殺か？とも思いましたが。

飛び降りたのは、２階のバルコニーから、ということのようで。

自殺というには、あまりにも中途半端^^;

ベランダを越えようとして、足が柵に引っかかって体制を崩して転落・・・というのが、妥当なところ？

２００２年に来日し、北京五輪まで６年間、日本を拠点に活動。

納豆やみそ汁が好きで、競技以外でも書道の全国大会の国際部門で金賞を獲得するなど、文化も吸収していたそうです。

ご冥福をお祈りいたします。