ＮＨＫが、名古屋場所の生中継中止？

ま、仕方ないでしょうねぇ。

大相撲の野球賭博問題で、１１日から開催される名古屋場所の中継の是非を検討していたＮＨＫは６日、「視聴者から中継を中止すべきだという意見が多数寄せられている」などとして、同場所を生中継しないことを決めました。

場所期間中は、約２０分間に編集したダイジェスト版にして総合テレビと衛星第２で午後６時台に放送するとのことです。

相撲ファンのお年寄や、海外の人たちには、さみしい結論でしょうが。

放映権料は、１場所あたり５億円くらいだそうですが、そちらの交渉は、これからのよう。

場所の入場者も激減することが予想されていて、相撲協会は、かなりの収入減になることでしょう。

でも、そもそもこの時期に名古屋場所を開催すること自体に問題があるような。

先に「開催する」という結論があり、だから「処分」しなくちゃいけない。

結局、暴力団とのつながりや、自白(？)しなかった力士、親方への追及は、まだまだ。

実態があいまいなままでは、国民・世論も、納得はしないでしょう。

実態解明→処分→場所開催の流れならわかるけど、順番が逆だもの。

もっとも重要な実態解明も、どうなることやら。

ＮＨＫも、相撲協会とはずぶずぶの関係だろうから、最後まで決断を渋ったみたいだけど。

結局、世論には逆らえない、ということ。

なんせ、国民から料金を徴収してるんだものねぇ。

これを機に、相撲協会との関係も、見直したらどうなのかね。