ソラニン

最初はパスしようかと思ってたんだけど。
予告編で、かなり面白そうに思えてきて、宮崎あおいちゃんも好きだし。
ということで、「ソラニン」を鑑賞。

「ＵＣとしまえん」は、土曜日の午前としては、普通かな。
「ソラニン」は、中くらいのスクリーンで、３～４割。

【ストーリー】
ＯＬ２年目の芽衣子は、バンドマンの種田と同棲しながら、互いに寄り添って東京の片隅で暮らしている。
二人は不透明な未来に確信が持てないでいた。
芽衣子は会社に辞表を提出、音楽の夢を持ちながらフリーターをしている種田は、バンド活動に専念することを決意する。
ある日、芽衣子の一言で仲間たちと「ソラニン」という曲を書き上げた種田は、芽衣子と一緒にその曲をレコード会社に持ち込むが……。

【スタッフ＆キャスト】
監督：三木孝浩
出演：宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一、伊藤歩、ARATA、永山絢斗、岩田さゆり、美保純、財津和夫

ストーリーとしては、結構ベタなんだけど、なぜか感動した^^

浅野いにお原作の漫画が原作ということだけど、そちらは未読。

学生時代の恋人種田(高良健吾)と同棲しながら、彼の夢を応援する芽衣子(宮崎あおい)。

学生時代なら、夢を追いかけたり、恋愛も「好き」だけでなんとかなるけど。

社会に出ると、現実の壁にぶつかってしまう。

芽衣子は、せっかく就職した職場も退職してしまい、種田もバイト生活。

いってみれば、フリーター同士の同棲生活。

夢を追いたい気持ちと将来への不安。

歩く道を決めたときに訪れる突然の別れ。

芽衣子が種田の作った歌を歌おうとするのは、種田の夢を受け継ぐため？それとも、自分の気持ちを吹っ切るため？

桐谷健太さんやサンボマスターの近藤洋一さんが、種田のバンド仲間。

種田も、普通に考えれば、だらしない男なのかも？

芽衣子は、どこが良くてくっついてるんだろ、なんて考えると、この物語は成り立たないのか^^;

でも、夢と現実の間で揺れる若者の心理を、うまく表現した作品のように思われます。

現実の波に流されると、いつのまにか夢が遠くになってしまっている、なんていうことも。

かといって、夢を追い続けても、現実社会ではやっていけなかったり・・・

タイトルの「ソラニン」って、最初韓国語かなにかかと思ってたら。

ジャガイモの芽の毒のことだって。

それで、ジャガイモが登場してたのか？