とうとう未解決のまま・・・
警察トップを狙った1995年の警察庁長官狙撃事件は30日午前0時、殺人未遂罪の公訴時効(15年)が成立することになりました。
オウム真理教への強制捜査の真っ最中に、自宅マンション前で3発の凶弾を受け、3度心停止しながら、全治1年6カ月の重傷で復帰。
その生命力の強さには、驚きでしたが。
当時、10日前に発生した地下鉄サリン事件の捜査にかかりきりだった刑事部に代わり、捜査を担当した公安部は2004年7月、警視庁元巡査長らオウム真理教の元信者3人を同容疑で逮捕しましたが、処分保留(後に不起訴)になっています。
その後も「教団の組織的犯行」との見方は変えず、昨年10月からは元巡査長の事情聴取を再開。
今年に入ると、教祖だった松本智津夫死刑囚にも聴取を要請したが、拒否され、容疑者を特定できずに終わりました。
南千住署捜査本部は30日にも「容疑者不詳」とする捜査結果の書類を東京地検に送り、捜査を終結させることになりそうです。
事件当初から犯人を特定した上での捜査を行ったため、本来の事情聴取なりがおざなりになっていた可能性も指摘されています。
警察トップが襲われるという、前代未聞の不祥事。
オウム事件との時間的関係や、当時の捜査への非難声明などから、オウムの犯行の可能性は捨てきれないものの。
結局は、警察の負け、と言えるでしょう。
捜査に関わった方々も無念でしょうが、一番悔しい思いをしているのは、国松元長官なのかも。
【関連ニュース】
警察庁長官狙撃:時効成立 国松氏「捜査、不合格だった」(毎日jp)
国松警察庁長官銃撃事件の時効成立(YOMIURI ONLINE)
警察庁長官銃撃事件が時効 実行犯特定できず捜査終結(MSN産経ニュース)
警察庁長官銃撃事件が時効 容疑者不詳で書類送検(日本経済新聞)
警察庁長官銃撃事件の時効成立(asahi.com)
警察庁長官銃撃事件が時効=実行役特定できず-「被疑者不詳」書類送検へ・警視庁(時事ドットコム)
【関連ブログ】
「国松警察庁長官銃撃事件」公訴時効成立(SCRAMBLE-8)
国松元警察庁長官銃撃事件 明日時効(つらつら日暮らし)
- 時効廃止論 「未解決」事件の被害者家族たち/毎日新聞社会部
- ¥1,050
- Amazon.co.jp
- 第三の時効 (集英社文庫)/横山 秀夫
- ¥660
- Amazon.co.jp
- 時効/北野 武
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
【告知】
まだまだ応募者募集中です。
一緒に映画情報サイトを作ってくれる方、探してます^^
http://www.moviepal.jp/
ランキング参加中です。
====================================================================
ランキングサイト
このブログが気にいった方は、是非清き1票を
====================================================================
ここからは、いつもの宣伝です。
====================================================================
こだわりの美を追求するサイト
もう1つの裏のブログ
====================================================================