シャーロック・ホームズ/Sherlock Holmes

ロバート・ダウニーJrとジュード・ロウという二大スターの競演。
そして題材が、誰でも知ってる(？)ホームズとワトソンとくれば、見逃す手はない、ということで、公開日のレイトショーで「シャーロック・ホームズ」を鑑賞。

「ＵＣとしまえん」は、いつもの金曜日の夜よりは多めかな。
「シャーロック・ホームズ」は、大きめのスクリーンで、４～５割。

【ストーリー】
新たな難事件に挑むことになった名探偵シャーロック・ホームズ（ロバート・ダウニー・Jr）。
相棒のワトソン博士（ジュード・ロウ）とともに宿敵ブラックウッド（マーク・ストロング）に立ち向かう。
そんな中、国の崩壊をもくろむ巨大な陰謀を暴くための壮絶な闘いが、ホームズとワトソンを待っていた。

【スタッフ＆キャスト】
監督：ガイ・リッチー
出演：ロバート・ダウニーJr、ジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムス、マーク・ストロング、ケリー・ライリー

これまでのホームズとワトソンとしてイメージしていた人物像が崩された感じ。

予告編のときから、「ワトソンが、かっこよすぎるよなぁ」とは、思っていたけど。

難事件に取り組むご存知シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニーJr)。

私の中のイメージは、パイプをくわえた英国紳士。

帽子にマントがトレードマークの頭脳派探偵だったんだけど・・・

この作品のホームズは、ヒゲ面、天才肌で、あまり紳士っぽくない。

もちろん謎解きはあるんだけど、アクションもたっぷり。
(アクションは、どうしてもアイアンマンをイメージさせてしまうのだが・・・)

ホームズの助手役のワトソン博士(ジュード・ロウ)も、これまでのイメージを壊された。

これまでは、ちょっと太めで、ホームズのあとをチョコチョコついて歩く的イメージだったんだけど。

アクションにも参加するし、なによりカッコいい。

黒魔術をあやつるブラックウッド卿(マーク・ストロング)との対決。

なかなか、そのトリックがわからず、「ほんとに黒魔術？」と思ったりして。

謎解きは当然あるんだけど・・・

登場する女性２人も魅力的。

女盗賊のアイリーン・アドラー(レイチェル・マクアダムス)に、ワトソンの婚約者メアリー(ケリー・ライリー)。

アイリーンは、ルパン三世の峰不二子をイメージさせる悪女。

でも、ホームズとの関係が、なかなか微妙。

メアリーは、なぜかホームズとは相性が合わないみたいだけど、ある場面での「You Solve this!」(だったかな？)が、なかなかかっこいい。

シャーロック・ホームズというタイトルから予想されるミステリーを期待すると、ちょっと違うのかも。

ホームズとワトソンを中心とした掛け合いやアクションが楽しい。

宿敵となるモリアーティ教授も登場して、続編を予想させる。

こういうシャーロック・ホームズも、ありだな。

なんか、予告編にあった、いくつかの場面がカットされてたような？
単に、見逃したのか？

そういえば、なにかの記事だったか、シャーロック・ホームズが実在の人物だと信じている人たちも、結構いるらしい・・・