今回参加した文学フリマ東京ではいくつもの反省点が見つかりました。
頒布する作品の良し悪しは一旦置いておいて、外的な反省点と改善策を以下に列記します。



【反省点】
●カテゴリエラー?
メイン頒布作品が短編恋愛小説集だったこともあり、ブース配置のカテゴリは「小説|短編・掌編・ショートショート」としましたが、作品の長さを抜きに考えたら「小説|恋愛」もしくは、もう一つの頒布作品の内容に沿った「小説|エンタメ・大衆小説」のどちらかだったら一般参加の方々の目に触れる機会がより増えていたかもしれません。
カテゴリの選択は重要だと感じました。

●動線の読み間違い
一般参加の方々は私のブースの位置では右から左よりも左から右に向かって歩いてくるほうが多いという読みは当たっていたのですが、予想外だったのはブース配置図と実際のブース配置がずれていて私のブースが入口の真正面だったことです。
POPを左から右に向かって歩いてくる人によく見えるように設置しましたが、真正面の入口から入ってくる人にはよく見えなかったようです。

●POP、ポスターのデザインミス
イベントの事前に親友と相談した結果、遠くの人にアピールできるようにPOPから近くに寄らないと読めない文章を削除し、作品タイトルを大きく印刷したのですがこれが裏目に出ました。
作品の特長や概要の文章を記載した「読ませるPOP」のほうが良かったかもしれません。
これは机の下に貼ったポスターも同様で、ブースの配置位置の関係上、表紙を拡大印刷したものよりも文章が記載されていたもののほうが一般参加の方々の目に留まっていたかもしれません。

●チラシを多く作りすぎた
前回の来場者数が出店者を含めて約3,700人ということだったので今回も3,000人以上の方が一般参加で来場すると予想し、そのうちの10%の300人くらいの方がチラシを手に取ると仮定して300枚のチラシを印刷しました。
結果、まだ数えていませんがほとんど手にとってもらえなかったようです。
チラシは少なめに準備して、なおかつ使い回しができるように工夫したほうが良いと思いました。

●机の上のレイアウトミス
無料配布冊子を机の左側にA6サイズチラシとコマーシャル動画を流すタブレットを机の右側に配置していたのですが、無料配布冊子に気づく方が少なかったです。
イベントの後半にレイアウトを変更しましたがタイミングが遅すぎました。



【改善策】
●メイン頒布作品にマッチしたカテゴリの選択
これは当たり前のことですよね。(^_^;)

●早めの会場入り
次の改善策につながることですが、早めに会場入りして設営した後に実際に会場内を歩いてみたほうが良いように思います。

●動線の事前予測とイベント当日の臨機応変なレイアウト変更
ブース番号の決定とブース配置図が公開されれば一般参加の方々の動線の事前予測は可能なので予測に沿ったブースレイアウトをシミュレーションしておきつつ、イベント当日のブース配置図と実際のブース配置のずれに臨機応変に対応しようと思います。

●POP、ポスターを複数種類用意する
POP、ポスターともにデザイン、印刷にさほど手間がかからないので複数種類用意しておいてイベント当日の状況に応じて使い分けようと思います。

●チラシは使いまわしできる工夫をした上で少なめに準備する
作りすぎて余るよりも足りないくらいでちょうどよいかもしれません。



今のところ思い浮かぶ反省点と改善策はこんなところかなぁ。
根本的に面白い作品を書くことが大前提ではありますが。



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