深夜稽古の巻 | ブラジリィー・アン・山田の活動日記『もう少しだけマシな理由』

ブラジリィー・アン・山田の活動日記『もう少しだけマシな理由』

脚本家、演出家であるブラジリィー・アン・山田の活動日記です。主に、カレーや映画や変なグルメや宣伝のことを書いております。

2月某日

前夜からわざわざ睡眠不足にして、3時間夕寝して、体を夜型に無理矢理変換して、神保町花月へ深夜稽古へ。

初の深夜稽古である。

否、むかしむかし、東京オレンジ時代に俳優として経験したことがあった。今や人気俳優の堺雅人といっしょだった。本番3日前、ラストがなんもできあがってなくて、昼の13時から朝7時までみんなで稽古して、仮眠して13時から稽古再開。あれは地獄でしたが、今回のこれはデフォルトというか、最初からこのスケジュールです。そもそも、芸人さんが集まって稽古できる時間帯というのはふつうにこの時間だそうで、当たり前のように23時集合。

きついなあと思ってましたが、稽古が始まれば、芸人さんのサービス溢れるやり取りに夢中になり、一発芸はどんどん出てくるし、芝居の失敗は必ずアドリブで立て直すし、とにかくフレッシュな4時間。一口に芸人さんといっても、最初から飛ばしまくっているひとと、固めてくるひともいれば、グダグダの中から組み立ててくる人もいて、千差万別。

まだまだ芝居の稽古という段階でもないので、立ち位置や移動確認で終了。

稽古終了後、あべこうじさんが周りからお題をもらって、その場でギター片手に弾き語り。どんなネタでもいい歌にしてしまう。まさに芸人。

自転車で帰宅して、4時。

テンション上がって、やたら元気だ。


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『声~黒松病院~』(出演:POISON GIRL BAND あべこうじ ほか)
3/11(火)~16(日) 神保町花月
http://www.fandango.co.jp/jimbocho/index.html

チケットはすごく売れ行きがいいそうなので、ご予約はお早めに。