レコードストアデイ

先週22日土曜はレコードストアデイでした。

その日発売となった限定レコードなんかも多数あったみたいで盛り上がったようです。

アナログレコードファンの私はその日、レコードストアデイなんてすっかり忘れて、お好み焼きの仕込みに熱中していました。

その日に夜に、我が家でちょっくら呑みましょってことで、友人を招く予定だったのです。

友人の一人が、

「レコードストアデイに参戦してから行きます」

とのことだったので、

「では、お買いになったレコードでも聴きながら呑みましょう」

という運びにあいなりまして、私は、

「今日はレコードストアデイだったのか…。」

と、そこで気づかされました。

やはり、ファンとしては行きたい気持ちもあったのでしょう、千切りキャベツを刻むリズムが16ビートから8ビートに減速したのです。

写真は加川良で教訓。

私は、近年、新譜再発問わずレコードの値段が高いなと感じていました。

中古レコードの相場はそれほど変わらないと思いますが、

ニューリリースのアナログは高いと思います。

シングルレコード（7インチ）で言えは、例えば昭和の歌謡曲なんかは当時一枚500円くらいでしょうか。今は一枚1000円オーバー当たり前、2000円近いものもあります。

アルバムで言えば、当時はLP一枚2500円くらいです。

それが今は重量盤だリマスターだなんだで4000円前後はします。

レコード製作にコストがかかるのは解ります。

現在の貨幣価値が当時とは違うというのもあるでしょう。

当時と比べて給料は増えたかもしれないけど、なにかと支出も多い現代です。

音楽に掛けられるお金は、当時とあまり変わらないような気がします。

今や定額聴き放題という新しいサービスが台頭し、かたやアナログレコードを含めたハイエンドオーディオの世界も根強く人気で、この音楽を取り巻くアンビバレンスな感じ、この先どうなってしまうのか興味深いです。

なんにせよ選択肢が豊富で、より多くの人々が心から音楽を楽しめるということが、いつまでも続けばそれでOKでしょう。

タダシ