Brandnew Dawn-2010年3月
3月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3664ページ


3月は10冊。
ちょいちょい初めての作家さんに手を出していってる感じ。

震度0 (朝日文庫 よ 15-1) 震度0 (朝日文庫 よ 15-1)
阪神大震災と同時に起こった失踪事件をベースに、警察内部の駆け引き、人間関係を描いた作品。利己的に動いちゃう醜さをこれでもかこれでもかと。でも実際もそうなんでしょうけどね。。。
読了日:03月04日 著者:横山 秀夫


シャドウ (創元推理文庫) シャドウ (創元推理文庫)
精神医学を主題にしたミステリ。道尾さんらしく意外性十分。クセのある『向日葵の咲かない夏』より一般受けしそう。道尾さんのを読むなら最初はコレ、かな。
読了日:03月07日 著者:道尾 秀介


死神の精度 (文春文庫) 死神の精度 (文春文庫)
この小説、好きやわぁ。人間の死を決定する死神の話。トボけた死神のセリフが魅力的。あと、伏線の張り方、短編どうしのリンクなんかはさすが。
読了日:03月13日 著者:伊坂 幸太郎


ソロモンの犬 (文春文庫) ソロモンの犬 (文春文庫)
正直なところ、「えっ、それアリ?」と思うところはあった。何かのインタビューか何かで、そういう『お約束』には無頓着だというようなのを読んだことはありますが・・・。それを割り引くと、哀しい事件を通して人間の弱い部分を描く、それでいて読後感の悪くない作品でした。犬の習性にも詳しくなれます。
読了日:03月16日 著者:道尾 秀介


ブレイクスルー・トライアル (宝島社文庫) ブレイクスルー・トライアル (宝島社文庫)
新しい作家にも手を出して行こう、ということで本屋で目に付いたこれを購入。舞台設定やキャラなんかは好きな部類ですが・・・う~ん、ちょっと薄いかな。伏線かな、と思ったところが何もなかったり、チーム間の絡みももっとあるかと思わせておいて、ほとんどない・・・
読了日:03月21日 著者:伊園 旬


サッカー批評(46)  (双葉社スーパームック) サッカー批評(46) (双葉社スーパームック)
読了日:03月22日 著者:


君たちに明日はない (新潮文庫) 君たちに明日はない (新潮文庫)
企業から委託されて、リストラを進めるのが仕事の主人公。面白い設定ですね。後半に行くにつれて話に引き込まれました。続編あり。
読了日:03月23日 著者:垣根 涼介


弁護側の証人 (集英社文庫) 弁護側の証人 (集英社文庫)
帯の『道尾秀介氏大絶賛』というコピーに魅かれて購入。1963年に書かれたものを刷り直したらしい。肝のトリック、まんまと騙されました。お見事。
読了日:03月25日 著者:小泉 喜美子


交錯―警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫) 交錯―警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫)
この人の作品をいつか読んでみようと思っていて、新刊でこれが出ていたので購入。主役2人のキャラはいいんですが、事件のおさまり方はチョット。
読了日:03月28日 著者:堂場 瞬一


借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫) 借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫)
前作『君たちに明日はない』よりもリストラ対象者にスポットが当たってる印象。前作でメインキャラを固められたからかな?面白かったです。
読了日:03月30日 著者:垣根 涼介



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