同じことばかり話していて、なぜ飽きないのか? | パーソナルブランドコンサルタント 立石剛のブログ

同じことばかり話していて、なぜ飽きないのか?

一つのセミナーテーマで長年、

話し続けている私を見て、

 

親しい講師仲間に言われたことがあります。

 

 

「毎回、同じことばかり話していて、

 飽きないの?」

 

「私は、飽き性だから、

 ある程度、回数をこなすと、

 新しいテーマを話したくなる。」と。

 

 

私も、飽きることはあります。

 

また今日も、同じことを話すのかと。

会場に運ぶ足が重いと感じることがあります。

 

 

しかし、会場についてセミナーをはじめると、

先ほどまでの気持ちが嘘のように、

 

ワクワクしてくるのです。

 

教える内容は、同じでも、

教える人が変わるからでしょうか。

 

 

話しは変わりますが、

 

昨日は、『セミナー講師養成コース

大坂24期の練習会でした。

 

受講生の中に、

京都専門の観光ガイドの方がおられます。

 

「なぜ『セミナー講師養成コース』を

受講しようと思ったのですか?」

 

と聞いてみると、

 

「私は、京都に修学旅行に来た中学生に

 京都観光についてのセミナーをしなくてはいけない」

 

「あまりうまく話せないこともあり、

 中学生たちを退屈させてしまいます。

 

 中学生に楽しんでもらえるセミナーがしたくて、

 受講しました」

 

と言われてました。

 

 

彼女のセミナーを実際に聞かせていただき、

自分が中学生の頃を思い出してみました。

 

 

確かに、

 

中学の修学旅行は、

あまり、楽しい思い出はない。

 

行事だから行く、

ただ、それだけのことでした。

 

 

社会人になってからの社員旅行も同じ。

 

行事だから行く。

全然、楽しくなかった。(笑)

 

 

意味もなく(意味もよくわからず)、

ただ行かされるのは、

 

大人でも退屈です。

 

 

本来はちゃんとした意味があっての、

修学旅行、社員旅行だと思います。

 

しかし、その意味を理解している人は

どれほどいるのでしょう?

 

伝わっていないのだと思います。

 

 

なので、昨日も、

次のようにアドバイスしました。

 

「なぜ、修学旅行なのか?」

「なぜ、京都観光なのか?」

 

あなたが、伝えてあげてください。

 

 

京都を観光することが、

子供たちの未来にどうつながるのか?

 

人が一番、感心あるのは、

自分のことです。

 

 

あなたの話が

退屈なのではありません。

 

中学生は、

自分の未来が感じられないから、

退屈なのです。

 

中学生1人ひとりの未来を考えて、

もう一度セミナーを作ってみましょう。

 

 

昨日参加された方に、

このようなことを話しながらも、

 

 

私が教えているのは、

セミナーのつくり方ではない。 

 

受講生の作るセミナーの先に、

 

受講生それぞれが大切にする人が

輝く瞬間が見えるから、

 

同じテーマを何度伝えていても、

飽きないのです。

 

あらためて、

 

自分が働く意味を

再確認した1日でした。

 

 

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講師はいずれも、私、立石剛が担当します。