◆ オンラインサロンって流行ってるけど、自分にもできるのかな?

◆ オンラインサロンを開設したら自然に人が集まってくる?

◆ 毎回集客するのが大変だから、それだったらオンラインサロンやってみようかな?

と、思っている方へ。


こんにちは、ブランディング戦略コンサルタント / 自分メディア改善コンサルタントの松下一子(まつしたいちこ)です。


4月16日(日)に、 「 『オンラインサロンの裏側』トークライブ 」という勉強会に参加してきました。

主催は、 実際にDMMさんでオンラインサロンを運営されているイノベーションハック(株)代表のトリイ ケンゴさんと、(株)女子マネ代表の中里 桃子(なかざと ももこ)さん。

トリイさんは、「トリイくんのマーケティング実践大学」を。

中里さんは、「オンラインサロン運営の教科書」を現在、運営されています。


今回は、自主運営・他社運営などいろいろなパターンのオンラインサロン運営し、オンラインサロンの表側も裏側も熟知されているトリイさんに、トリイさんのオンラインサロンの運営サポートのほか、6社のオンラインサロンの運営も行っている中里さんが、インタビューを行いました。




◆ オンラインサロン、だれでも開設できるの?

ですが、どうやら、現在は状況が変わっている模様・・・

サービス開設当初は、「まずは作ってもらいたい」と思っていたようですが、ある程度目標数に達したのか、最近は条件があるようです。

こういうものって、先に始めたもの勝ち、なので、もたもたしていると、どんどん条件が厳しくなっていきます。これから、オンラインサロンをオープンしようとしている方はご注意を・・・!!

この記事でも、「オンラインサロンを開設するのがおすすめかどうか」を確認できる表があるので、是非チェックしてみてください。


◆ オンラインサロン、作れば終わりってわけじゃない。

「オンラインサロンは開設したら勝手にコミュニティが活性化して、楽して運営できる、楽して稼げる」と思っている方が一定数いる模様。

世の中そんなに甘くありません!!!

ということだそうです。楽して稼げるという甘い夢を見ていた方、残念でした・・・


つまり、コミュニティを育てて、自走するようになるには手間と労力が必要。

そして、自走してからも、状況に応じた手を打っていく必要があるんです。


コミュニティに限ったことではないと思いますが、スタートから自走するまでが非常に時間と労力がかかります。

漕ぎ始めの自転車と同じといえばイメージつきやすいかもしれません。

でも、自走するまでの間に脱落してしまう方がほとんどなんだろうな、と思います。

ブログやFacebookが続かない方も、同じような感じですね。


◆ オンラインサロンの開設が向いている人、今すぐ開設しない方がいい人ってどう判断するの?

ここでは、中里さんの厳しい愛あるコメントが!

・ 50万円、100万円のコンテンツ力のある人が、5,000円、10,000円でオンラインサロンを運営するはあり。

・ 現在、10,000円のコンテンツ力しかない人が、3,000円、5,000円でオンラインサロンを運営しても、それでも受けたいと思ってもらうのは難しい。

まったく、その通り。比較するとわかりやすいんですが、一人でオンラインサロンを開設しようとしているとこういった視点、出てこないんですよね。客観視って大切。


この、オンラインサロンの開設をオススメできる人、おススメできない人を図解にしたのがこちら。あなたは、いまどのエリアですか?

ちなみに、コンテンツは10万円以上のものをイメージするといいようです。




◆ オンラインサロンにはどんな種類があるの?

トリイさんからもオンラインサロンの分類は

・ 楽しいEラーニング

・ 学びのあるコミュニティ

の2種類あり、おススメは、「学びのあるコミュニティ」だそうです。

その最大の理由が、「人の学びって教材だけじゃない、ちょっと人と話したことで新しい気づきがあることもある、思いもよらないところで勝手に学ぶ」ということでした。

なるほど、確かに・・・自分にも、そんなことあったなぁ、ということを思い出しました。

◆ サロンに入会した人の不満や要望ってどう吸い上げているの?

という質問に対し、トリイさんからは、

・ お客さまは、不平不満、要望があっても言わない。黙って退会していくことが多い。

・ やめる理由の仮説は立てられるけど、本当のところはわからない。

というお話をしていたら、サロンメンバーさんで、「実はやめようと思っていたことがあって・・・」と、リアルなコメントが!

その場で、このお話についてもちょっと盛り上がりました。

ここでわかったことは、「黙って退会」していくんだな、ということ。


じゃぁ、原因がわからないから対策立てられないじゃん・・・という方。

長期間、サロンを運営している方は、きちんと対策を立てています。(当たり前か・・)

・ データをとって、データをもとに仮設を立てる。

・ 立てた仮説を検証していく。

のだそうです。

また、実際の声は、サロンオーナーさんには言えないけど、運営の方に言ってくることがあるので、運営の方に確認してもらうのもいいそうです。

あれもこれも、サロンオーナーさんがやるのは、大変。

オンラインサロンのメンバーさんが増えてきたら、自分がやるところ、人に任せることなどの切り分けもしておくのがよさそうですね。


◆ メンバーを集めるにはどうしたらいいの? メンバーは何人くらいいたらいいの?

・ フルアクティブ(常に参加している人)2割 / まばらアクティブ(時々参加)6割 / まったくアクセスせず 2割 と考える。

となると、20人だと、 4人が活発12人が時々、幽霊部員4人の計算。これだとちょっと寂しい感じ。 逆算してどれくらい集まったらいいか計算してみるといいかもしれません。


・ どれくらい人が集まるかは「リスト数(無料オファーに限る)」で決まる。

となると・・・リストがない人はかなり厳しいということです、だれでもうまくいくわけじゃないようです。

ちなみに、無料オファーとは、有料で入手した名簿などでなく、無料のメールマガジンや、無料のPDFプレゼントなどで入手したリストのこと。


◆ 無名の人がリスト数を増やす、メンバーを増やすってできないの?

オンラインサロン、初心者でもおススメと思っていたのに、話が違う!!と思ったそこのあなた。

そんなにうまい話、あるわけないでしょ。と言いたいところですが、どうやら、方法はあるようです。

・ 主催者が信頼できるか

・ ビジョンが明確であるか

があれば、ついてくる人がいる


・ 誰にどうなってほしいのか

・ どこを目指しているのか

・ 自分はここをこういう場にしていきたい

という強い思い・情熱があれば、実績がなくてもついてきてくれる人はいるということだそうです。 実績もない、強い思いや・情熱もないじゃ、ついてきてくれる人はいない、当たり前といったら当たり前ですが、実績がなくてもここでカバーすることはできますよ、ということでした。


【まとめ】

オンラインサロンを作って継続するためには、

◆ 客観視することができるか

◆ 仮設を立てて検証していく力があるか

◆ 熱意をもって「あきらめず」行動できるか


の3つが大切ということですね。


最後に、トリイさん、中里さんと一緒に記念撮影を。


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トリイさんのDMMオンラインサロン 「 トリイくんのマーケティング実践大学 」 はこちら。(DMMさんのサイトに遷移します)

中里さんのオンラインサロン 「 オンラインサロン運営の教科書 」 のページはこちら。(DMMさんのサイトに遷移します)

どちらも、1か月から入会可能です。ご興味ある方は是非チェックしてみてくださいね。