中学1年の時に、

ラジオのAM放送を聴いていました。

 

ポール・マッカートニー&ウイングスの、

「あの娘におせっかい」という曲が、

時々流れてきていました。

 

歌詞の意味など、

全く解りませんでしたが、

出だしのイントロから、

間奏の管楽器のメロディーまで、

なんてイカシテイル曲なんだと思いました。

 

ポール・マッカートニーが、

ビートルズのメンバーだったなんて、

もちろん知りませんでした。

 

小学校6年の時に、

クラスメイトから、

ラジオのFM放送に、

新しいフォークソングが流れている番組を、

教えてもらっていたのですが、

洋楽は全く未知の領域でしたので、

どの時間に洋楽が流れているのか、

解りませんでした。

 

そのため、

とても音の悪いAM放送から、

「あの娘におせっかい」を、

カセットテープに録音して聴いていたのが、

洋楽を聴くようになったきっかけです。

 

私の母は特にレコードを購入して音楽を嗜む人ではありませんでしたが、

私が幾つかの洋楽の曲をカセットテープに録音して聴いている時に、

 

「お母さんは、この曲が好きだ!」

 

と言っていたのも、

 

「あの娘におせっかい」でしたね。

 

中学1年の冬休みのある日、

15時か16時頃から、

ローカル局で、

テレビでポール・マッカートニーの特番が放映されるのを、

その日の朝の新聞で知りました。

 

当日は、

母が父とケンカをしている最中でいたので、

男の私に対してとても機嫌が悪くて、

 

(家では、父と母がケンカすると、

その八つ当たりで、母が、妹には口をきいても、

私には口をきいてくれないという状態が、

何日も続きます。

何を言っても、無言で無視されるわけです。)

 

そのため、

母に「テレビを見たい」とお願いしても、

無言で無視されてしまい、

ポール・マッカートニーを見る事ができませんでした。

 

昨日は、

支部でシニアプランのプレ研修というのがありまして、

母から与えられた事への感謝を振り返る時間があったのですが、

最近の霊言の情報とも重なって、

洋楽にはまり込むきっかけとなった、

ポール・マッカートニーにまつわる家の中での諸々を、

思い出していたのでした。

 

ちなみに、

この中学1年の時の冬休みに、

県南にある父の実家に、

父と私の2人だけで赴いたのですが、

その帰り道に、

近くの市内のデパートみたいなところにテナントで入っていたと思われる、

音楽のストアに立ち寄ったのですが、

 

「へそくりで欲しいモノを買ってくれる。」

 

と言ってくれたので、

「あの娘におせっかい」のシングルレコードをさがしたのですが、

見つける事ができなくて、

LPのコーナーで、

「あの娘におせっかい」の入っているアルバム、

「ビューナス&マース」を見つける事が出来ました。

 

いくら欲しいモノを買ってくれると言っても、

2500円ぐらいするLPレコードを、

父がいきなり買ってくれるはずもないと思っていたのですが、

ダメで元々で伺いを立ててみたら、

「OK」がでたので、

初めて洋楽のLPレコードを手にする事が出来ました。

 

店員さんが、

ビートルズのカラーポスターを付けてくれたので、

その時に初めて、

「ポールがビートルズのメンバーなのだ」と、

意識した始まりのように思います。

 

今にいたるまで、

ポール・マッカートニーの、

全てのアルバムを揃えているわけではありませんが、

その後は、

ウイングスのラストアルバムまでは、

リアルタイムで購入しておりました。

  

特に望んでもいなかったけど、

何だか異常に嬉しくて、

守護霊霊言のニュースを知った時には、

支部のご本尊の前で万歳をして、

感謝をしたよ。

 

何だか泣けても来ましたね。

 

今日は拝聴に行ってきます。

 

ありがとうございました。