昨日予告しましたように、3月7日の毎日新聞夕刊に載りました、このブログについての記事をご紹介しますね。
しかし、取材のつもりでなかったのに、忙しい当直中が幸いしたのか、いつの間にかこんな新聞記事になるなんて、人の縁とタイミングって不思議ですね。これも、神様の思し召しなのかも。これからの展開に、またまた心がワクワクしてきました。
それでは、記事をご紹介します。毎日新聞のIさん、本当にありがとうございます。
「日本一変わった脳外科医」に共感の輪
~~ 平成19年3月7日 毎日新聞夕刊8面 ~~
ネパールの子ども病院支援
人参ドリンクで資金集め
オリックスの「二塁打賞」にも採用
非常勤医として病院を転々としながら、ネパールの子ども病院や日本の知的障害者団体の運営資金を集める 「日本一変わった脳外科医」、江口貴博さん(41)=神戸市=の活動に、共感の輪が広がっている。
資金集めの柱として開発した高麗人参入りドリンクを、プロ野球オリックス・バファローズが今シーズン主催試合の「二塁打賞」に決定。みちのくプロレスや新日本プロレスは試合後のリングで商品PRの場を提供した。
江口さんは神戸大学大学院生だった95年、当直先の病院で阪神大震災に遭った。三日三晩眠らずに診療にあたった。「別の病院で当直していた大学の仲間の医師2人が死んだ。自分が死んでもおかしくなかった」。生かされた命で恩返しをと、AMDA(アジア医師連絡協議会)兵庫のメンバーとなり、震災被災者のカンパも受けながら、ネパールブトワルの子ども病院開設に奔走した。
子ども病院は、毎日新聞のキャンペーンなどで98年にオープン。外来・入院患者はどんどん増えたが、深刻な運営資金不足に悩まされた。「中途半端な気持ちでは資金集めはできない」と00年3月、勤めていた公立病院を辞め、非常勤の医師として複数の病院で働くことで時間を工面。同年12月には資金集めのための有限会社「奇兵隊」をつくり、酒店経営者や看護師ら12人がボランティアで仲間に加わった。
「奇兵隊」で試行錯誤の末、たどりついたのが高麗人参入り清涼飲料水の販売。江口さんの活動に心を動かされた健康関連商品販売会社「山王ヘルスケア」(東京都)が全面協力して開発した。売上げの一部が同社から活動に寄付される仕組みで、これまでに約10万本を販売した。05年9月には、さらなる売り上げ増を目指し、ブログ「日本一変わった脳外科医」を開設。趣旨に賛同したフォークデュオのダ・カーポ、元プロレスラーの前田日明さんら計28組が商品を手にブログに登場してくれた。
江口さんは「震災をきっかけに生まれ、みんなの夢と気持ちが詰まった子ども病院や、世界中で苦しむ子どもたちのために力を貸してほしい。すさんだ世の中だが、気持ちのよいことをしようと支援が広がっているのはうれしい」と話している。
【石川隆宣、撮影も】
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