東遊園地では、この日、「震災から11年、阪神淡路大震災1.17の集い」が行われました。集いは昼間に行われましたが、夜にも関わらず多くの人が訪れ、記帳をおこなっていました。僕も記帳をしてきました。
6434人の震災犠牲者と震災関連犠牲者の慰霊モニュメントも、毎年造られています。今年も「1.17」の形に並べられた6469個の竹筒に、ろうそくが灯されていました。
この竹筒とろうそくを見る度、この震災で亡くなった方が、こんなに多かったのかと実感します。震災はこんなにも多くの命を一瞬のうちに奪ってしまったのですね。
ろうそくを頂き、竹筒の一つにろうそくを灯しました。震災の時に看取った人たちの事が思い出され、自然と涙がでました。
夜にもかかわらず、大勢の人がろうそくを灯し、すべての竹筒のろうそくは途絶えるが無いそうです。震災11年が過ぎても、神戸市民のこころの中には、震災へのさまざまな思いが消えることは無いのでしょうね。
記帳と同時に、献花の菊を頂きました。震災犠牲者の名前を刻んだモニュメントの脇の池に、菊の花を浮かべて手を合わせました。
東遊園地の池の周囲にも、灯篭が灯されていました。
また、2000年に建てられた、慰霊と復興のモニュメント「1.17希望の灯り」にも、多くの花が供えられていました。
その碑文には、次のように書かれています。
震災が奪ったもの
命 仕事 団欒(だんらん) 街並み 思い出
・・・たった一秒先が予知出来ない人間の限界・・・
震災が残してくれたもの
やさしさ 思いやり 絆(きずな) 仲間
この灯りは
奪われた
すべてのいのちと
生き残った
わたしたちの思いを
むすびつなぐ
希望の灯りに手を合わせながら、震災12年目の決意をこころに誓いました。
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