キツかった~。 | テクニコのブログ

キツかった~。

あんまりにも嫌な気持ちになってしまったのでアップしちゃいます。


今日は地域のリーグ戦。
子供達には…こんな問いかけから始めました。
ここ1.2年越えられない壁がある。

何かわかる?

今世界で一番新しいサッカーは最もフットサルの考え方に近い考え方になっている。
実はみんなが日頃トレーニングしている事が活かせるものになってるよ。

バルセロナのカンテラ(ジュニア)だって日頃は7人制、日本に来たときだけ11人制やってる。
トレーニングは5人制から始める。

君たちと同じ。

5人制(フットサル)は判断スピードと選手の自立、チームの考えと選手のスピリットで成り立つスポーツ。

どうかな?
サッカーの試合だからサッカーやらなきゃと思ってない?
いつものトレーニング通りやれば良いんじゃない?

グランドの広さと人数が変わっただけ。
自信持っていこうよ。

フットサルは激しいよね?
君たちは全国レベルのチームと戦ってるよね?
同じようにやってみれば?

あとは自分達でベンチワークや戦い方話し合ってね。


子供達は盛り上がってました!


試合が始まると支配率9割りの試合(笑)
区内では公式戦勝利のないチームでした。
ブロックを張り予定通りにボールを奪う。
ライン間のスペースを取る。
縦パスと同時に追い越す。
最終ラインを積極的に個で仕掛ける。

良かったね♪


…とここまではとても良い1日(笑)



いつもの事なんですが、隣半面では地域では王者と呼ばれるチームの試合。


サッカー云々はまあいいです。
私と違って指導者がやって来たサッカーをやらせている。
何が問題かというと…。



大声で怒鳴っている。


「今のは数的同数だろ!」
「開けよ!」
「何回言ったらわかるんだ! 」


その相手チーム。


「動け!」
「ストップ!」
「もう一度受けろ!」
「オッケー、ライン上げろ!」


号令と掛け声の違いくらい理解してほしい。




正直…。




「うっせーんだよ!」




と怒鳴りたくなるコーチング。
もうマジ勘弁してください。



どうしても言いたいなら子供にリモコンつけろ!
と言いたいです。



何でストップ?
何でもう一度?
何で開くの?何でラインを上げるの?

何でオッケー?


日々のトレーニングで話し合ってください。
将来、勝負に勝てない選手を育てる。
指示待ち人間を育てる。
それで良いのか?


試合後そのチームのコーチと子供達がボール回しをしていた。
基本の理解がないことがよくわかりました。



今勝つことなんてどうでも良いよ。
とにかくベンチはコーチが盛り上げ、控え選手が声を出し、笑って試合をする。
ごまかし笑いじゃない、全力で責任を負いながら全力でトライする。
自分の考えを持って試合に取り組むから成長するんだ。
結果、勝っても負けてもで成長できる。



そんな勝利至上指示待ち人間を育成して何が楽しい?
負けたら成長できないじゃないか!



怒鳴るな!
子供に考えさせ、トライさせろ!
失敗したら指導者が守ってやれ!
話を聞いてやれ!
スキルだけでは生き残れない。
どうあるべきか人間性を示せ!
コーチは導くもの。
偉くもなんともない!
指導者は学ぶんだ。
そういう意味で子供とは立場は同じ!







…と思う一日でした。






これを読んでくれたサッカーが大好きな子供を持つ保護者の方。





勝っているチーム=良いチーム⚪
これは間違いです。
選手(子供)の声を拾い、人を育てるチームを選びましょう。


サッカーを強制し、勝つことを要求するのは育成ではありません。



もちろん強制的に声を出し、怒られることを恐れる子供はサッカーは続きません。




10年後、勝負に強く上を目指せる事が一番大切です。技術はやれば身に付きます、心はジュニアの記憶が大切です。勝ったことより理解された事の方が自信に繋がります。






明日も昼飯抜きで頑張ります!
※食べる時間がありません(笑)