12.29 井上尚弥&八重樫東 世界戦発表 | ボクシング・ジーンのブログ

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 12月29日(火)に行われる大橋ジム興行「ボクシングフェス2015」の記者発表会が開かれました。
 2年以上ぶりのボクシング興行開催となる有明コロシアムで、WBO世界スーパーフライ級チャンピオン井上尚弥の初防衛戦をメインに、2階級制覇者・八重樫東のIBF世界ライトフライ級タイトル挑戦、OPBFスーパーフライ級チャンピオン井上拓真の初防衛戦、が行われます。

 昨年末、世界戦31戦目(28勝)という超古豪オマール・ナルバエスを衝撃的な2ラウンドKOに切って落とし、世界的に名を上げた井上。大橋秀行会長によると「アメリカからオファーがくるんです。ロマゴンのこのあいだの試合(17日、ニューヨーク)の後にも、まずはロマゴンと同じリングに上がってほしいという話がきました」と言う通り、本場アメリカの関係者からラブコールをうける存在になりました。
「パウンドフォーパウンド最強といわれるロマゴンの相手として自分の名が挙がるっていうのは、自信になります。でもそれは、去年の試合の結果。あの試合は、自分でも今見ても反省点が見つからない100点満点の試合。できずぎ。今後そううまくはいかないと思っています。ここまで試合間隔が開いたのは初めて。1%の不安と、99%の楽しみがあります」と話す井上尚弥。右拳による1年のブランクを超えてのリングで、「試合の感覚を確かめながら戦って、前回と同じくらいのインパクトを残したいです」と誓いました。
 
 1年前、ペドロ・ゲバラとのWBCライトフライ級王座決定戦に敗れて、今回が2度目の「3階級制覇挑戦」となる八重樫は、「ライトフライ級で、というのは、僕のわがまま。昨年やり残したことを、後悔にしたくないので、やり残したものを獲り返しにいくつもりでやりたいです。ボクシングの技術的な素晴らしさは、尚弥にまかせるとして、自分は気持ちのぶつかり合いのような、熱いものをみせたい。僕なりに、僕なりの色を出していきます」と、すばらしい言葉で、決意のほどを語りました。

 年末の、底冷えする有明コロシアムを熱くする戦いを、期待しましょう。

[ボクシングフェス2015]
2015年12月29日(火) 有明コロシアム

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
チャンピオン井上尚弥(大橋)vs同級1位・指名挑戦者ワルリト・パレナス(フィリピン)

IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ
チャンピオン・ハビエル・メンドサ(メキシコ)vs同級13位・八重樫東(大橋)

OPBF東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ
チャンピオン・井上拓真(大橋)vs同憂1位・指名挑戦者レネ・ダッケル(フィリピン)

テレビ放送:フジテレビにて放送予定

<チケット情報>

SRS席:50,000円 アリーナRS席:30,000円、スタンドRS席:30,000円、 スタンド指定A席:20,000円、スタンド指定席10,000円、スタンド自由席:6,000円

10月22日(木)18:00より、オフィシャルチケットサイトにて先行販売。http://ohashi-gym.tstar.jp/