ボクシング・ジーンのブログ

ボクシング専門情報サイト『Boxing-Zine』雑記


テーマ:

UNTOUCHABLE FIGHT 22
3月3日(火)後楽園ホール 18時00分開始
主催:川島


<メインイベント ウェルター級8回戦> 
○有川稔男(川島)OPBFスーパーウエルター級10位/日本ウエルター級5位
[KO4R3'10'' ]
●糸山良太(角海老宝石)日本ウエルター級8位

注目のウェルター級ランカー対決は、期待通り、誰が見てもおもしろい打撃戦になりました。

糸山が積極的に出て、スタートからスリリングなパンチの交換に。クラウチングに構える糸山が右クロスを狙い、有川はジャブからコンビネーションを組み立てます。初回終盤、ロープに下がった有川に糸山が右アッパーをヒット。すかさず有川も左フックを返します。2回開始早々、有川の左ボディブローから右のコンビネーションが決まり、ラウンド終盤、再びこのコンビネーションで糸山がたまらずダウン。再開後も果敢に出る糸山に、有川の右ストレート、左フックが入り、、糸山は右ストレートを顔面に打ち込むなど、すさまじい闘志をみせます。被弾で右瞼を切っている糸山は、3回もスタートから出ます。仕留めに来る有川に右を打ち返して抵抗。有川の的確な右、左ボディを浴びても倒れません。まさに死闘。もう相当ボディも効いているでしょう。それでも前に出続ける糸山を的確なジャブで迎え撃つ有川はそのジャブで自分の距離をつくり、左フックのカウンターをヒット。ダウンを追加します。なんとか立ち上がって続行の意思をみせた糸山に、4回終了とほぼ同時に、有川の左フックが再び入り、キャンバスに落下。ここでついにレフェリーがテンカウントを数え上げました。有川は14戦10勝8KO4敗。糸山は18戦10勝5KO7敗1分。

























<第7試合 ウェルター級8回戦> 
●大村朋之(イマオカ)
[TKO1R2'27'']
○坂本大輔(角海老宝石)日本ウェルター級6位

9月の斉藤志郎(ワタナベ)戦で冷や汗ものの負傷引き分けを味わった坂本。この日はスタートから勢いよく飛び出し、力いっぱいの左右フックで大村をロープに押し込んでいきました。そして初回終盤にはいったころ、右フックで大村をノックダウン。体を揺らしながら再開に応じた大村でしたが、防戦一方な様子を見てレフェリーが試合終了を宣言しました。速攻劇で快勝した坂本は、19戦9勝5KO8敗2分。3度目のランカー挑戦に敗れた大村は、これで15戦8勝4KO7敗。











 

<第6試合 バンタム級8回戦> 

永安潤之介(川島)○[負傷判定4-0 5R0’54’’]●品部正秀(Boy's水戸)

50-4750-46 50-45

元日本ランカーの永安と、猛烈な頑張り屋・品部。スタートから品部が手数で接近戦に持ち込みます。長い腕をもつ永安はジャブで距離を作ろうと努め、永安が的確なヒットを品部を上回る手数で出し、品部を後手に回らせました。けんめいに手を出す品部ですが5回、偶然のバッティングで左まぶたをカット。出血が激しく、即座にドクターチェックで続行不可能と判断されました。

2年のブランクから再起して3戦目だった永安は、25戦13勝3KO10敗2分。品部は21戦7勝3KO12敗2分。














<第5試合 スーパーフライ級6回戦> 
冨田正俊(川島)●[判定0-2]○大平真史(マナベ)

57ー57 56ー58 55ー59











<第4試合 スーパーフライ級6回戦>
橘 博文(渋谷三迫)●[TKO4R0'38'']○栗原慶太(一力)

 











<第3試合 453.0kg4回戦>
當 大幸(川島)○[TKO4R0'47'']●木ノ下克明(ミナノ)

細身のサウスポー木ノ下に対し、當がスタートからプレッシャーをかけ、右ストレート、左ボディブローを効かせます。スピード、パワー、まったく差の ある両者。手数を出して粘る木ノ下を、當ははっきりと上回りながらも、クリーンヒットの後にまとめられず、試合は最終回に。そこで連打から左ボディブロー を効かせ、奮闘した木ノ下をついにキャンバスに跪かせました。當は2戦2勝2KO。木ノ下は6戦6敗。











<第2試合 ウェルター級4回戦>
三宅ラッシュ(川島)○[判定3-0]●小森輝久(ピストン堀口)

39-38×2 39-37

開始からまもなく、小森が三宅のうち終わりに右ショートを決めて、ダウンを奪います。しかし再開後、「ラッシュ」のリングネームらしく左右フックを放って出た三宅が、左フックでダウンを奪い返しました。ボクシングの形としては小森のほうがずっと正統ですが、いかにも不器用な三宅のラッシュが、小森を後手に回らせます。2回中盤、三宅のスタミナも切れ、小森の右ストレート、ボディブロー、左フックで三宅が棒立ちになることもあります。2回終盤、またも猛然とラッシュに出た三宅は、コーナーに戻る足取りはふらふら。どちらも疲れ、立ち上がりの様相から一転我慢比べのフルラウンドになりましたが、最終回、「ラーッシュ!」の声援を背に踏ん張り切った三宅が、悲願の初勝利をもぎ取りました。三宅は3戦1勝2敗。小森は2戦1勝1敗。















<第1試合 フェザー級4回戦>
小松裕道(相模原ヨネクラ)●[判定0-3]○櫻井裕海(ワタナベ)

38ー39 37-39 36-40
1戦1勝1KOの小松は体格にも恵まれたボクサーですが、なかなか距離が合わずスムーズに手が出ません。そんな相手に対して、これがデビュー戦の櫻井の方が前半に的確な右クロスでポイントを挙げます。その後は櫻井の手数も減り、たがいに単発気味でしたが、櫻井の勝ちは明白です。








<photo by Hiroaki Yamaguchi 山口裕朗
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3月3日(火)~3月8日(日)のテレビ放映予定です。
スケジュール、内容は変更されることがあります。


3月3日(火)
5:20~6:00 フジテレビNEXT
BOXING LEGENDS~世紀の一戦~#34 シーズン4 マイク・タイソンvsラリー・ホームズ<1988年1月22日>
23:20~24:00 フジテレビNEXT
BOXING LEGENDS~世紀の一戦~#35 シーズン4 マイク・タイソンvsマイケル・スピンクス<1988年6月27日>


3月4日(水)
5:00~5:50 フジテレビNEXT
BOXING LEGENDS~世紀の一戦~#42 シーズン5 歴史に残る中量級の激闘 ロベルト・デュランvs小林弘<1971年10月16日>
17:00~19:00  WOWOWシネマ
映画『リベンジ・マッチ』 30年の時を超え、互いのプライドを懸けた最後の真剣勝負が始まる。R・デ・ニーロとS・スタローンというビッグスター夢の共演が実現したボクシングムービー。
20:20~21:00 フジテレビNEXT
BOXING LEGENDS~世紀の一戦~#36 シーズン4 マイク・タイソンvsフランク・ブルーノ<1989年2月25日>
26:00~26:40 フジテレビNEXT
BOXING LEGENDS~世紀の一戦~#27 シーズン3 ジョー・フレージャーvsジミー・エリス<1970年2月16日>

3月5日(木)
7:20~8:00 フジテレビNEXT
BOXING LEGENDS~世紀の一戦~#33 シーズン4 マイク・タイソンvsトレバー・バービック<1986年11月22日>

3月6日(金)
15:00~17:20 フジテレビONE
ダイヤモンドグローブ黄金伝説 タイトルマッチ名勝負特選#6 1975年1月21日<世界J・ミドル級タイトルマッチ>オスカー・ショットガン・アルバラードvs輪島功一ほか
20:00~20:50 フジテレビNEXT
BOXING LEGENDS~世紀の一戦~#42 シーズン5 歴史に残る中量級の激闘 ロベルト・デュランvs小林弘<1971年10月16日>
22:15~00:10 スターチャンネル1
映画『リベンジ・マッチ』


3月7日(土)
17:45~22:00  日テレG+
[生]ダイナミックグローブSP ~生放送~後楽園ホール~日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦 岡田博喜×外園隼人、日本ウェルター級タイトルマッチ 高山樹延vs新藤寛之 ほか
23:00~24:10 TBSチャンネル2
【ボクシング 名勝負セレクション】 WBA世界ジュニアバンタム級タイトルマッチ 鬼塚勝也×林在新(93年5月21日)
24:10~25:20 TBSチャンネル2
【ボクシング 名勝負セレクション】  WBA世界ジュニアバンタム級タイトルマッチ 鬼塚勝也×タノムサク・シスボーベー(93年11月5日)
25:30~27:30 TBSチャンネル2
ボクシング 竹原慎二東洋太平洋王座戦(ディレクターズカット版)日本人初のWBA世界ミドル級王者・竹原慎二の名勝負を、東洋太平洋タイトルマッチを中心に6試合
25:40~26:20 フジテレビNEXT
BOXING LEGENDS ~世紀の一戦~#31 シーズン4 マイク・タイソン vsスティーブ・ゾウスキー<1986年3月10日>
27:00~28:00 フジテレビONE
BOXING LEGENDS~世紀の一戦~#32  シーズン4 マイク・タイソンvsジェームス・ティリス<1986年5月3日>
28:00~翌5:00 フジテレビONE
BOXING LEGENDS~世紀の一戦~#37  シーズン4 マイク・タイソン vsジェームス・“バスター”・ダグラス<1990年2月11日>

3月8日(日)
13:30~14:30 フジテレビNEXT
BOXING LEGENDS~世紀の一戦~#43 シーズン5 歴史に残る中量級の激闘 ロベルト・デュランvsケン・ブキャナン<1972年6月26日>
17:50~18:30 フジテレビONE
BOXING LEGENDS~世紀の一戦~#30 シーズン4 マイク・タイソン vsジェシー・ファーガソン<1986年2月16日>


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OPBF東洋太平洋スーパー・バンタム級タイトルマッチ

227() 後楽園ホール 1800分開始

主催:協栄





<メインイベント 東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>

○和氣慎吾(古口)WBA2/WBC3/WBO15/IBF6/OPBFチャンピオン

[KO1R2'59'' ]
●ジミー・パイパ(フィリピン)OPBF11/フィリピン6
※和氣は5度目の防衛に成功


世界主要4団体すべてで上位にランクされる和氣のOPBF5度目の防衛戦。相手の若きフィリピン人パイパは昨年5月に溜田剛士(ヨネクラ)を大苦戦させ(負傷引き分け)ており、かなり不気味な曲者です。しかしチャンピオンはそんなチャレンジャーに対し、右ジャブを先行させて、自分で試合を作る意思を前面に出します。途中スイッチをしながら、大きなパンチを狙うパイパ。中盤には右フックで和氣を大きくのけぞらせました。しかし和氣は「スイッチしてきたけど、オーソドックスになった瞬間がチャンスだと思っていました」と。和氣の左に右を合わせるパイパに対し、ラウンド終了間際、和氣が左アッパーをつきさし、倒れゆく相手に返しの右フックはもう不要でした。「入ってきたところに、狙ってはいなかったけど自然に体が反応して出た。入ってこさせないようにするためのパンチだったけど、タイミングがよかったからドンピシャにはいりましたね」。鮮やかなこの一撃でキャンバスに落ちたパイパは、立ち上がったものの足元がおぼつかず、テンカウントを数え上げられました。

「今年中に世界チャンピオンになります」と宣言した和氣は、これで24戦18勝11KO4敗2分。パイパは20戦16勝6KO3敗1分。














<第5試合 53.0kg8回戦>
○白石豊土(協栄)日本スーパーフライ級7位

[TKO2R2'31'']

●山口祥之RK蒲田)

炎のファイター白石久々の快勝です。試合は立ち上がりから白石が先行。しかし日本ランカーへ連続挑戦となる山口も、長身の体躯から左ジャブ、ワンツーを飛ばして果敢に戦います。しかし2回終盤、応戦する山口に白石の右ストレートがきれいに入ったところで、レフェリーが試合終了を宣言しました。白石は35戦25勝12KO8敗2分。山口は17戦8勝4KO8敗1分。









<第4試合 スーパーフライ級8回戦>
●山下賢哉(古口)日本フライ級15

[判定0-3]74-78×2 73-79

〇田之岡条(小熊)




昨年の全日本新人王山下と、一昨年の東日本新人王の田之岡の対戦。向かい合ってみると本来一階級上の田之岡がずいぶんと体格で上回り、その体格の利も生かして強打を打ち込みたい山下を、田之岡がうまくいなしてポイントを挙げていきまし た。山下は5回に左フックで田之岡をぐらつかせ、最終回にも右ストレートから連打をまとめる場面をつくりましたが、概して打って引く田之岡が山下をさばき続けて明白な判定勝ちを収めています。田之岡は15戦10勝2敗3分。初8回戦で最後まで前に出て豊富な練習量を感じさせた山下は、これが初黒星。戦績は 8戦7勝4KO1敗。

 










<第3試合 スーパーフェザー級8回戦>
三瓶数馬(協栄)●[TKOR0'37'']○末吉 大(帝拳)

さくら淳に痛烈な初回KOで初黒星を喫し、日本ランクも譲った三瓶の再起戦。相手は強打の末吉です。オーソドックス末吉とサウスポー三瓶という組み合わせですが、ジャブによるペース争いでスタート。身長で上回る末吉が徐々にジャブを先行させ始め、サウスポー三瓶の左を誘っている感じ。不用意にパンチを出さない三瓶は2回、もう一歩距離を縮めて右ジャブでプレスをかけますが、ここでもやや後手に。ラウンド終盤には右に体をずらして左を放ちますが、当たりは浅く終わります。3回から三瓶がより右ジャブでプレスを強め、左をヒットして末吉をロープに押し込む場面をつくります。が、このラウンド終盤には末吉に右ストレート、左フックのクリーンヒットを許しました。波に乗れない三瓶に対し、末吉が迎え撃つ右がポイントを挙げていきます。三瓶の前進を末吉が細かなヒットで翻弄するという様相になり、そして7回、出る三瓶に立て続けに末吉のワンツーが入ったところでレフェリーがストップをかけました。末吉は10戦9勝6KO1敗。2連敗となった三瓶は13戦11勝4KO2敗。











<第2試合 バンタム級8回戦>
佐藤鋼太(協栄)○[TOK8R1'24'']●和氣年邦(M.T)
ジャブの交換の中から長身の佐藤がリズムに乗り、和氣の打ち終わりに左フック、右クロスを先行させていきました。初回終盤には和氣もタイミングをずらして右ストレートをヒット。2回には手数でペースを握ろうとします。しかし佐藤はその中でもタイミングをつかみ、左ボディ、右フックなど印象的なヒットで上回りました。3回から佐藤がボディブローを多用し、4回からはアウトボクシング。そのうちに和氣の右瞼を切り裂き、5回終盤には佐藤がワンツーを痛打して和氣の動きを一瞬止めました。右瞼からの出血が酷い和氣は必死の抵抗をみせて追い上げますが、被弾も多く、最終回に佐藤がまとめたところでレフェリーがようやく試合を止めました。佐藤は18戦10勝5KO6敗2分。和氣は26戦8勝2KO15敗3分。













<第1試合 女子ライトフライ級4回戦>

矢吹 純(協栄)〇[判定3-0]●日向野知恵(スパイダー蓮浄院)

40-37 40-36×2

頑張り屋の日向野に対し、サウスポーの矢吹は落ち着いて距離をとりながら右フック、左ストレートで迎え撃ちます。正面から日向野が右ストレートを伸ばすと、左アッパーを合わせるなど、2戦目と思えぬボクシングを展開。スタミナ豊富な日向野の方も前進は止めず、ひたすら前に出て3回終盤には右ストレート、左フックをヒットする場面をつくりました。しかしやはり迎え撃つ矢吹の左ストレート、右フックが的確で、明白なポイント勝ちを収めました。矢吹は2戦2勝1KO。日向野は5戦3勝2敗。












<photo by Hiroaki Yamaguchi 山口裕朗
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DANGAN#123

224() 後楽園ホール 1745分開始

主催:reason

このB級トーナメント決勝は5月26日開催予定です


<第11試合  DANGAN/B級トーナメント5回戦ウェルター級>
竹内 護(ヨネクラ)●[判定0-3]〇川崎真琴RK蒲田)

44-49×2 44-50
長身で長い腕ですっぽりとガードをするディフェンシブ
な竹内に対し、川崎はどう入ろうかと様子をうかがいます。そしてステップインして左ボディブロー、右フック。そんな中でバッティングが起こり、竹内の左まぶたから出血。2回開始早々には川崎が素早いワンツーで竹内をノックダウン。尻もちをついた竹内、どうやらダメージは深くはなさそう。再開後、川崎は長い右を伸ばし、竹内はそこへ右打ち下ろしで迎え撃とうとします。3回あたりから竹内が少し積極的に出て右ロングから左フックを返し、4回には右打ち下ろしをクリーンヒット。しかし竹内の右をよく見ていた川崎はこのラウンド終盤、竹内のうち終わりに右ストレートを合わせてダウンを追加。このダウンはダメージが深そうです。まもなくゴングに逃げ込んだ竹内は最終回も右打ちおろしを多用して粘りましたが、2度のダウンを奪っている川崎の明白な判定勝ちです。川崎は9戦6勝1KO2敗1分。竹内は13戦5勝6敗2分。




<第10試合 DANGAN/B級トーナメント5回戦フェザー級>
荒谷龍人KG大和)●[TKO2R0'35'']○渡部大介(ワタナベ)
長身の積極派荒谷がスタートから左フックで迫るものの、短躯の元アマ渡部はその動きをよく見ていました。そして左フック、右ストレート、左ボディブローと、的確なパンチを当てていきます。そして2回、渡部が左フックから右ストレートをクリーンヒット。これで腰砕けになった荒谷に渡部が右ストレートで追いうちをかけたところで、赤コーナーからタオルが投入されました。渡部は2戦2勝2KO。荒谷は11戦7勝1KO3敗1分。



<第9試合  DANGAN/B級トーナメント5回戦フェザー級>

工藤篤志(古口)●[TKO3R0'42'']○篠原武大(全日本パブリック)
勝ちはすべてKOという両者、篠原が右強打を狙い、工藤は相手をよく見ながら柔軟に構えています。2回中盤、篠原が離れ際に左フックを効かせて連打。しかしこれを凌いだ工藤はラウンド終盤こまかくパンチを出して盛り返します。そして3回、ペースアップした工藤に、篠原の右フックがカウンターになって決まり、ダウン。キャンバスに跪いた工藤のダメージを見て、レフェリーがノーカウントで試合終了を宣言しました。篠原は12戦勝6KO4敗2分。工藤は9戦3勝3KO4敗2分。



<第8試合  DANGAN/B級トーナメント5回戦スーパー.バンタム級>

小池信伍(角海老宝石)○[KO3R2'14'']●中嶋竜太RK蒲田)
右構えの小池とサウスポーの中嶋、互いにストレートを出しながらのペース争い。細かく手を出すのは小池の方ですが、中嶋が放つ上下への左ストレートの方が印象的に映ります。しかし3回、コンビネーションで前に出た中嶋に、小池の右から返しの左アッパーがクリーンヒット。前のめりにキャンバスに落ちた中嶋を見て、青コーナーからタオルが投入されました。小池は9戦7勝3KO2敗。中嶋は11戦5勝4KO5敗1分。




<第7試合  DANGAN/B級トーナメント5回戦スーパー.バンタム級>
横山一喜(古口)○[TKO4R0'32'’]●熊澤祥大(石川ジム立川)
強打のサウスポー熊澤に対し、横山はプレッシャーをかけて右フックを振るいます。コンビネーションを返す熊澤に、横山は怖れることなく右フック、右ボディストレートを返していきました。2回になるとスリリングなパンチの交換が始まり、その中でも横山の右フック、コンビネーションが先行。熊澤は左から返しの右を狙うもののなかなかスムーズにパンチをつなげません。3回、よく相手を見ながら躊躇なくパンチを合わせていく横山。右フック、左フックをクリーンヒットし、3回終了間際に連打でダウンを奪いました。そして4回、反撃に出た熊澤に右ショートをジャストミートさせたところで、レフェリーストップとなりました。横山は9戦7勝5KO2敗。熊澤は14戦6勝5KO7敗1分。




<第6試合  DANGAN/B級トーナメント5回戦バンタム級>
藤本直人(新日本木村)●[判定1-2]○藤岡飛雄馬(宮田)

47-48 48-47 47-49
サウスポーの藤岡が前に出て左ストレートを狙い、藤本は右アッパーで迎え撃つ形。藤岡はプレスをかけて左、右ボディブローなど手数が多く、積極性で上回ります。正統派で技術のある藤本ですが、今日は藤岡の勢いに押され、左の被弾が多くなってきました。4回、バッティングで集中力を削がれた藤本はさらに後手に回り、最終回の反撃も長続きはせず。クリンチワークも駆使してペースを守り続けた藤岡に軍配が上がりました。藤岡は9戦5勝3敗1分。藤本は13戦7勝4KO5敗1分。



<第5試合  DANGAN/B級トーナメント5回戦フライ級>

佐々木健介(帝拳)○[判定3-0]●田中康寛(輪島功一スポーツ)

49-46×2 49-45
大きなパンチを狙う田中に対し、様子を見ていた佐々木が、初回中盤にさしかかったころからボディブロー、左フック、右の返しとヒットを挙げていきました。スピードで上回るサウスポー佐々木。立ち位置も忙しく変えながら、左ストレート、迎え撃つ左を印象的に決めていきます。しかし2回終盤、田中が狙っていた右が佐々木をとらえ出します。田中のプレッシャーをバックステップでかわす佐々木。4回、田中は左フックから右フック、右アッパーで迫ります。しかし4回終盤、そんな田中の攻め際に佐々木が左アッパーを合わせてダウンを奪いました。最終回も追う田中に佐々木が左、右ボディをコツコツ当ててフルラウンド終了。佐々木は4戦3勝2KO1敗。田中は8戦4勝2敗2分。




<第4試合 DANGAN/B級トーナメント5回戦フライ級>
興法裕二(新日本木村)●[判定0-3]○角本達治(ワタナベ)

47-49 46-49 46-50
非力なサウスポー興法に対し、角本がよく動きながら右クロス、ボディブローででポイントをとります。柔らかな体を生かして決定的な一発をかわしている興法ですが、ポイントを奪い返せるだけの手数、有効打を決めることはできません。3回になると興法のクリンチワークに角本の攻撃も寸断されることが多くなりました。そんな中でも角本は懸命に攻め続け、初B級戦を白星で飾っています。角本は10戦5勝1KO5敗。興法は9戦6勝1KO2敗1分。




<第3試合 バンタム級5回戦>
シンノイ・シンマナサク(タイ)[     ]野口拳矢(セレス)

中止


<第2試合 ミドル級5回戦>
清野 航(石橋)●[判定0-2]○加瀬康司(レイS
47-47 47-48 49-48

一昨年の東日本新人王・清野は14か月ぶりのリング。サウスポースタンスで左右フックを振って前に出て、アップライトに構える加瀬にプレッシャーをかけます。しかし初回のうちに清野やや打ち疲れの様子。2回には不用意に前に出る清野を加瀬が右で迎え撃ち、ラウンド終盤、コンビネ―ションをまとめる中で右でダウンを奪いました。しかし3回、4回と、猛烈に前に出る清野を加瀬が冷静にさばきながら右のヒット、返しの左でポイントをとっていました。最終回終盤は清野の猛攻の前に下がった加瀬でしたが、貯金を守り切り、うれしい3連勝。加瀬は9戦5勝2KO4敗となりました。清野は7戦4勝4KO3敗です。


<1試合 スーパー.バンタム級4回戦>
石川由太KG大和)○[KO3R0'25'']●山崎誠人(本多)
32歳石川はこれがデビュー戦。1勝1KOの17歳・山崎に対して左ジャブを散らし、誘って右クロスをヒット。上々の立ち上がりをみせます。山崎は硬質なワンツーで対応しますが、初回終了間際には石川が山崎の右打ち終わりに右ショートをジャストミートさせ、腰砕けにさせました。惜しくもここでゴング。2回も石川はよく見ていますが中盤、山崎の右フックでダウンを喫します。しかし再開後も石川の集中力はまったく衰えません。山崎のうち終わりを狙う右、左フックから右のコンビもヒット。そして3回開始早々、山崎の右をもらった後に右をすかさず打ち返し、この一撃でダウンを奪い返すのです。山崎は立ち上がったもののダメージをみたレフェリーがテンカウントを数え上げました。

落ち着き、度胸、パンチ力…ゴロフキンのような倒しっぷり。すばらしい32歳、石川に注目です。



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ダイナミックヤングファイト

223() 後楽園ホール 1800分開始

主催:ヤマグチ土浦


<メインイベント スーパー.バンタム級8回戦>

○高橋竜也(ヤマグチ土浦)日本バンタム級14

[KO2R2'08'']
ニチャオ・チャイヨンジム(タイ)

昨年12月に日本バンタム級王者益田健太郎に挑み、猛烈な追い上げをみせた高橋の再起戦。あいかわらずの試合頻度です…。同じくらい長身のタイ人に対し、高橋が左ジャブ、左ボディブローでプレスをかけ、右につなげます。初回は柔軟でとらえどころのないタイ人からクリーンヒットを奪えませんでしたが、2回、高橋の左ボディブローで一瞬タイ人の動きが止まります。右ボディストレートおヒット。そしてラウンド終盤になると顔面に右を送り込み、ノックダウン。テンカウントが数え上げられました。


「ほっとしてます。タイトルマッチでは、ベルトはそんなに遠いものではないと思いましたが、あれは完敗だと思っています。この試合をスタートにして、また日本タイトルに挑戦し、次は必ずとれるようにします」と宣言した高橋は、281914KO63分。ニチャオは1473KO7敗。












<第6試合 51.0kg6回戦>

木下貴大(石川ジム立川)●[判定1-2]○石川幹也(三迫)

58ー57 56ー59 56ー58

互いに警戒しあい、パンチの交錯は少ないものの互いに誘い合い、狙いあい、緊迫感があります。石川の右ロングにアッパーを狙う木下。しかし2回になると経験で上回る石川が、左ジャブで試合をコントロールしはじめます。一発の印象では上回る木下は、3回から右アッパー、右ストレートを狙い出すものの攻勢をかけきれず。石川も不用意には飛び込まず、しかしコツコツと右を当ててポイントをとりました。5回にはボディ連打も。最終回は木下が前に出て、しかし石川は巧みに被弾を回避しながら自らのヒットにつなげていきました。














<第5試合 62.5kg契約6回戦>

太田啓介(レパード玉熊)○[TKO3R2'22'']○
三谷雄造(八王子中屋)












<第4試合 ウェルター級6回戦>

鈴木義行(マナベ)○[判定3-0]●小林和輝(角海老宝石)

57ー56 58ー55 59ー54

遠い距離から右クロス、右ボディストレートを放り込んで、ポイントをピックアップ。小林の方もワンツー、左フックで応戦。しかし4回中盤、鈴木が連打でダウンを奪います。5回、小林は左ジャブから右フックで反撃しようとしますが、手数が続かず、精度も上がらず。迎え撃つ鈴木の右フック、左ボディブローの方が的確で、ポイントにつながりました。鈴木は17戦5勝1KO7敗5分。小林は12戦4勝8敗。










<第3試合 67.6kg4回戦>

垂水稔朗(協栄)△[判定0-1]△阪田壮亮(船橋ドラゴン)

38-39 38ー38×2

重いジャブの交換から、阪田が右フック、左フックを先行させます。そして2回、反撃に出た垂水に阪田が的確なパンチで迎え撃ち、垂水の左まぶたを切り裂きました。垂水は手数が減り、阪田も数自体は多くはありませんが、左ジャブ、ボディブロー、右フックなどパンチの的確性で上回っている印象。最終回、垂水がワンツーを連射して盛り返そうとしますが、阪田の右フック・右アッパーに迎え撃たれて攻勢に乗り切れず。振り分けの難しい試合は、ドローという結果となりました。垂水は4戦1勝1KO3分。阪田は5戦2勝1KO2敗1分。










<第2試合 50.0kg4回戦>
木橋拓也(上滝)●[KO4R2'35'']○徳岡平等院(船橋ドラゴン)

試合前から何度も四股を踏んでいた徳岡はそのまま膝を曲げ、腰を低く落した構えで本橋の出方を見ています。木橋はプレスをかけるものの徳岡の迎撃を警戒して手が出せず、噛み合いのあまい初回となりました。2回もその形のまま徳岡が時折長い左ジャブ、右ストレートでポイントをとって、3回から木橋が下がりながらワンツーを上下に。アクションの少なかった試合は、最終回、バランスを崩した木橋に徳岡が左ストレートを当てて突如ダウンシーンが生まれます。再開後、スピードは欠くものの徳岡が左右フックを振ってロープ伝いに追い続け、レフェリーストップとなりました。(ツーノックダウン適用のKOに。)徳岡は3戦3勝2KO。木橋は3戦1勝1KO2敗。










<第1試合 スーパー.フライ級4回戦>

小松 悟(石川ジム立川)●[KO2R2'08'']○福田慶太朗(川崎新田)

デビュー戦同士の一戦。小松はひょろりと長身だなあ…と思ってるうちにその小松が頭一つ分小さい福田を右アッパーから左フックで迎え撃ってダウンを奪いました。試合は再開となり、福田は逆に相手をよく見るようになって、豊富な手数を生かしていきました。2回も開始から左フック、右ストレート、左のボディブローで攻め立てます。そして中盤、右ストレートで小松を直下に落とすダウを奪い返しました。右アッパーで対抗する小松に、福田の左右フックが的確に当たり、レフェリーが両者の間に割って試合終了。ツーノックダウン適用で福田の逆てKO勝ちとなりました。 

初回終盤、ブレイクをかけた時に福田の左フックをまともに食いながら、冷静にレフェリングを続けた浅尾和信レフェリーにも、拍手です。






















<photo by Hiroaki Yamaguchi 山口裕朗
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