ボクシング・ジーンのブログ

ボクシング専門情報サイト『Boxing-Zine』雑記

NEW !
テーマ:

8月2日(土)

足立区総合スポーツセンター3階大体育室(足立区東保木間2丁目27-1)

開場16:30 試合開始17:00


 明日8月2日、東京・足立区総合体育センターで行われるダブル女子世界タイトルマッチの計量・健診、および記者会見が行われました。


 WBC女子世界アトム級タイトルマッチは、チャンピオン小関桃(青木)のV14戦。同級2位の指名挑戦者デニス・キャッスル(英国)を迎えます。

 昨日7月31日に32歳になったばかりの小関は、この暑さのためコンディショニングに細心の注意を払ったそうで、仕上がりは上々の様子。相手の印象は「予想より背が高いけれど、きっと前に出てくると思います。どんなふうに相手が出てきてもいいように準備してきましたので、あとは試合でそれを出すだけです」と、落ち着いた様子で語りました。

 挑戦者キャッスルは、42歳。国際式ボクシングは今年から始めて戦績も2戦2勝2KOというものですが、その前に12年間のムエタイキャリアを持ちアラビア圏、タイの"S-1"、そしてWBCとムエタイのべルトは3本獲得しており、WBCからの推薦を受けてこのチャンスを手に入れました。「ボクシングで3戦目の女子最短王座奪取記録をつくりたい。どうしても緑のベルトが欲しい」。16歳と8歳の娘さんが英国で待っており、「娘たちに、おもちゃだけでなく、ベルトもお土産にしたい」と意気込んでいます。

小関…体重45.9㎏ 体温36.9度 脈拍44回 血圧84/119

キャッスル…体重45.7㎏ 体温36.9度 脈拍107 血圧79/119


photo:01



photo:02


 今回、地元足立でメインを張ることになったIBF女子世界ライトフライ級チャンピオン柴田直子(ワールドスポーツ)。4位の挑戦者アナ・アラゾーラ(メキシコ)を迎え、2度目の防衛戦となります。

「こんなに早く地元で防衛戦をさせていただけることに、心から感謝します。今回も今までどおり、体格差を埋められるような試合をしようと思います」と話しました。

 相手のアラゾーラはWBA・WBO王者のジェシカ・ボップ(アルゼンチン)に2度挑戦(失敗)し、昨年マイナー団体のWBF王座を獲得しています。遠征経験も豊富で、なにか堂々と、肝が据わった雰囲気はそういうところからくるのかもしれません。「今回が初めての来日ですが、明日このベルトを奪って、防衛戦も日本でやりたいと思っています」と言い放っています。

 苦労してタイトルを獲った柴田ももちろん動じる様子はなく、「相手は懐に入らせると厄介そうなので、前回と同じように自分の距離で戦いたいと思います」と、イメージを膨らませていました。


柴田…体重48.1㎏ 体温37.3度 脈拍69 血圧86/131

アラゾーラ…体重48.8㎏ 体温36.8度 脈拍55 血圧65/105

いいね!した人  |  コメント(0)
PR

テーマ:

第71回東日本新人王予戦
7月31日(木)後楽園ホール 17時30分開始
主催:東日本新人王運営委員会


<第1試合 東日本新人王予選ミニマム級4回戦>
市川雅之(角海老宝石)○[KO3R1'56'']●甲斐隼人(吉祥寺鉄拳8)
35歳のサウスポー甲斐に対し、小柄な市川は慎重に見ながら、パンチが交錯すると的確なヒットを挙げます。そんな中で甲斐が左膝をキャンバスについたかに見えましたが、ダウンの裁定はなし。2回は甲斐がペースアップして左ストレートでダウンを奪いました。しかし再開後、攻めに出た甲斐に市川のカウンターが決まり始めます。そして3回、左右フックで市川が甲斐をノックダウン。スリップかどうかジャッジに確認をとってからのカウントで、甲斐には結果的に十分な休憩が与えられたわけですが、再開後も市川がワンツーを畳み掛けると甲斐は防戦一方となり、レフェリーが試合をストップ。これが2度目のダウンとみなされてツーノックダウンによるKOとなりました。市川は4戦4勝2KOで準決勝進出です。


<第2試合 東日本新人王予選ミニマム級4回戦>

久保裕希(セレス)○[判定3-0]●佐宗緋月(コーエイ工業小田原)
37-39×3
サウスポーの久保がバックステップを踏み、佐宗が仕掛ける形に。しかし本来も前に出るタイプではない佐宗は、相手がサウスポーということもあってか攻めあぐねてしまいます。やや噛み合いの甘いフルラウンドでしたが、迎え撃つヒットの数で久保がポイントを拾って判定勝ちを収めました。久保はこれで5戦4勝2KO1敗です。


<第3試合 東日本新人王予選ライトフライ級4回戦>
海老澤昇治(伴流)△[判定1-1]△小久保 聡(三迫)
39-38 38-39 38-38(小久保が優勢) ※小久保が勝者扱いで
体格で上回る海老澤は基本的に待ちのボクシング。短躯のサウスポー小久保が左ストレートを出して前に出て、海老澤がコツコツと迎え撃つ形です。後半戦、小久保はカウンターを怖れず懐へ入って左ボディストレートなどで懸命に攻め、最終回にバッティングで海老澤の左まぶたから出血をみると、小久保はさらにプレッシャーを強めて試合終了を迎えました。ドローの勝者扱いで次戦進出を決めた高校教師ボクサー小久保は、うれし涙にくれました。戦績は6戦1勝3敗2分です。海老澤は7戦5勝1敗1分。


<第4試合 東日本新人王予選フライ級4回戦>
望月直樹(横浜光)○[TKO1R2'04'']●本名夕輝(石神井スポーツ)
無敗の望月がスタートからじわりとプレスをかけ、間合いを測りながら左、右ストレートと差し込んでいきます。そして右ストレートをクリーンヒット。その後まもなく相打ちの左フックをきれいに先行させて本名をノックダウン。座り込んでロープにもたれかかった本名を見て、レフェリーが試合終了を宣言しました。鮮やかな一撃ストップ勝ちを収めた望月は、5戦5勝4KOです。


<第5試合 東日本新人王予選スーパーバンタム級4回戦>
梶 龍冶(帝拳)●[判定0-3]○松戸佑生(青木)
37-39 36-39×2
準々決勝で対戦するのがもったいない好カード。サウスポーの松戸が右で仕掛け、緊迫のやりとりがスタートします。前半戦は、梶が相手を睨みながらプレスをかけ、松戸がバックステップを踏みながら右ストレート、左アッパーなどで迎え撃つ展開。梶の圧力、振るうパンチの方が印象的にも映っていました。試合が動いたのは3回。梶が右強振をヒット。攻勢に出ます。するとそこへ松戸が左を効かせ、さらにパンチを重ねて左アッパーでダウンを奪いました。再開後、松戸は上下攻撃で攻め立てますが、梶は強い右ストレートで応戦。最終回も攻めの姿勢をまったく崩さない梶に対し、松戸は打ち終わりを的確なパンチで叩き、コーナーでラッシュ。残り1分を切ったところでも梶の右に左を合わせて右アッパーも追加。明白なポイントを挙げてフルラウンド終了を迎えました。黒星デビューの後連勝を重ねて逞しさを増した20歳の松戸は7戦6勝3KO1敗。梶は4戦目(3勝2KO)で初黒星となりましたが、まだ18歳。今後に期待です。


<第6試合 東日本新人王予選スーパーバンタム級4回戦>
横山 渉(厚木ワタナベ)●[TKO2R2'59'']○髙木 光(協栄)
構えやパンチのスピードからは意外な感じもする、当て勘のよさ、硬いパンチを打つ高木。そんな長身ファイター高木の不思議な強さが、今日も見られました。横山が右のボディストレートと左ジャブで様子を見ているうちに、高木が圧力を強めます。2回、横山が動きながら手数を増やし、右の相打ちからラッシュ。高木は右打ちおろしをヒットしてロープ際から逃れると、ラウンド終了間際、右ストレートをガードの脇から打ち込んで効かせると、ワンツーを畳み掛けて横山をノックダウン。その様子を見てレフェリーが試合終了を告げました。高木はこれで10戦6勝5KO4敗です。


<第7試合 東日本新人王予選フェザー級4回戦>
竹垣 優(角海老宝石)[ 中止 ]知念大樹(白井・具志堅スポーツ)
※知念が棄権。竹垣が次戦へ進出


<第8試合 東日本新人王予選フェザー級4回戦>
中川公弘(ヨネクラ)△[判定1-1]△森屋直人(ワールドスポーツ)
38-39 39-37 38-38(森屋が優勢) ※森屋が勝者扱い
体格で優る森屋ですが、ゴリゴリと前に出て接近戦に持ち込みます。中川は上下打ちで対応するものの、明らかに森屋の圧しに手を焼いています。2回になると中川が少し距離ができた隙に右ストレートをヒット。その後もアッパーを交えた的確なコンビネーションでアピールしました。しかし最後まで森屋の圧力は衰えず、3回終盤に右アッパーを決めた森屋が、引分け勝者扱いで次戦に進出しました。森屋は7戦5勝2KO1敗1分。中川は3戦2勝2KO1分となりました。


<第9試合 東日本新人王予選スーパーフェザー級4回戦>
小森 光(ワタナベ)●[TKO1R1'13'']○阿久津光生(協栄)
長身の小森はシードでこれがトーナメント初戦。長い左ジャブを上下に散らして右につなげると、そこへ阿久津が右をドンピシャで突き刺します。ロープを背負って何もできなくなった小森を、阿久津は右ストレートで追撃。横っ面を叩かれた小森は直下に崩れ落ち、立ち上がろうとしたものの片膝をキャンバスに着いたところでレフェリーが試合を止めました。阿久津はこれで4戦4勝3KOです。


<第10試合 東日本新人王予選スーパーフェザー級4回戦>
粕谷雄一郎(石川ジム立川)○[判定3-0]●三五省之介(高崎)
39-38×2 39-37
粕谷が体を振りながらプレッシャーをかけ、相手の出端、打ち終わりに左フック、右ストレートを狙います。2回中盤、三五が右カウンターをヒット。しかし三五が攻めに出ると、粕谷の左ロングフックが三五の顔面をかすめました。後半戦、粕谷は狙いすぎて大振り気味となり、三五は下がりながらも右のパンチでコツコツと迎え撃ちます。3回終盤、粕谷が右からの返しの左フックで三五が少しバランスを崩しましたが、その後、ヒット&ランに徹する三五を粕谷がとらえ切ることはできませんでした。巧い三五を相手にフラストレーションが溜まるフルラウンドを戦い切った粕谷はまだ17歳。戦績は3戦3勝1KOです。


<第11試合 東日本新人王予選スーパーフェザー級4回戦>
永井 光(川崎新田)●[TKO2R1'49'']○頴川 裕(RK蒲田)
ひょろりと長身の永井と短躯のサウスポー穎川。プレスをかけるのは長身の永井の方で、最初は穎川の左をうまくブロッキングしていました。しかし穎川がパンチを散らし出すと永井の被弾が増えます。穎川が右フック、左アッパーとヒットを重ねていくものの、打ち疲れてもきました。しかしラウンドが改まると、穎川はなおも出てくる永井をショート連打で迎え撃ち、左アッパーを再三再四突き刺して、レフェリーストップを呼び込みました。初のTKOKO勝ちだった穎川は、これで7戦4勝1KO2敗1分です。


<第12試合 東日本新人王予選ライト級4回戦>
古賀翔磨(ワタナベ)△[判定1-0]△矢部龍征(花形)
38-38×2(優勢矢部、古賀) 39-37 ※古賀が準決勝進出
小柄な古賀が前に出て、長身の矢部はジャブと脚で距離を保ち、古賀の出端、打ち終わりに左アッパーを狙います。初回中盤には矢部の右で古賀の身体が揺れる場面もありました。一発一発の威力は矢部の方が強そうですが、古賀も巧みにヒットを重ねていきます。ガードも堅く、一発以上の被弾を許しません。古賀がペースを上げた3回、矢部の右が突き刺さり、これをしのいだ古賀はラウンド終盤に左フックで矢部の横っ面を張りました。やや集中力が落ちてきた矢部を、古賀は丹念に攻め経てます。そして最終回終了10秒前には古賀の左フックで矢部のカラダが大きく揺らぎました。相手に体を預けて矢部がダウンを拒み切り、試合は判定に。引き分け勝者扱いで古賀が次戦に進みました。古賀はこれで5戦3勝3KO1敗1分。18歳の矢部は4戦3勝2KO1分です。


<第13試合 東日本新人王予選ライト級4回戦>
中村槙太郎(角海老宝石)○[判定2-1]●石井健司(山上)
サウスポーの中村に対し、石井が仕掛けていきます。中村はその様子をよく見ていて、初回終盤には左ストレートのヒットからコンビネーションでポイントを獲りました。石井が前進し、中村が迎え撃つ展開は変わらず、ともになかなかクリーンヒットのないまま進みました。最終回は近距離のパンチの交換の中で石井が上下を叩き、攻勢のうちに試合終了を迎えました。僅差2-1の判定で勝利を掴んだ中村は、7戦4勝2KO2敗1分。石井は7戦3勝3KO4敗。


<第14試合 東日本新人王予選スーパーライト級4回戦>
木田尚遥(ワタナベ)○[KO1R0'46'']●飯塚 稔(E&Jカシアス)
クラウチングスタイルで柔らかく構える木田が35歳の飯塚にプレッシャーをかけます。そして開始25秒、鮮やかなワンツーでダウンを奪いました。そして再開後、飯塚の打ち終わりに右を一閃。コーナーポストに吹っ飛ばしてダウンを追加し、試合を早々と終わらせました。もっと見たい気持ちにさせる21歳、木田はこれで4戦4勝3KOです。

いいね!した人  |  コメント(0)
PR

テーマ:

DANGAN108
7月30日(水)後楽園ホール 18時00分開始
主催:reason










<メインイベント 60.0kg8回戦>
仲村正男(渥美)WBAスーパーフェザー級15位/IBF5位/OPBF6位/日本4位
[判定0-3]76-77×2 75-78
伊藤雅雪(伴流)日本スーパーフェザー級7位


元トップアマからプロ入り後、一つの負けを除いてすべてKO勝ちという世界ランカー仲村と、無敗のホープ伊藤の注目の一戦。速いリズムで仕掛けていったのは仲村です。緊迫感あふれる間合いの測り合いから、残り1分、仲村が左をちらつかせながら放った右で伊藤をロープ際に吹っ飛ばしました。しかしその後、伊藤は際どいタイミングを狙い始めました。3回、仲村がプレッシャーを強めてビッグパンチを振っていきます。が、そのラウンド中盤以降、互いに見合う時間が長くなってきました。警戒し、誘い合い、この駆け引き、どちらが勝つのでしょうか…。4回、5回と、基本は待ちの伊藤の方が、右を先行させ、浅めながらヒットをみます。6回、仲村がピッチを上げました。しかし伊藤に右で迎え撃たれると、その後は入っていけなくなりました。7回。仲村がやや強引に出て、逆にラウンド終盤には伊藤の右ストレートで仲村の左まぶたから出血をみます。その後仲村がヒートアップ。右をヒットする場面がありました。迎えた最終回。大振りを狙っていった中村に、伊藤の右が当たります。一発を狙いすぎて空回りする仲村を伊藤がカウンターで迎え撃ちながら、フルラウンドが終了しました。世界ランカーを下した伊藤は16戦15勝6KO 1分。仲村は日本人初黒星で初判定負け。戦績は20戦18勝18KO2敗です。
























<第7試合 161P8回戦>
湯場忠志(都城レオスポーツ)日本スーパーウェルター級6位
[KO1R2'42'']
ドンドン・ラプス(フィリピン)
まさに頭一つ分身長が違う相手に、右ジャブでプレッシャーをかける湯場。71戦19勝7KO45敗7分という戦績のフィリピン
人はロープ伝いに下がるばかりで、初回終盤、左ボディブローでダウンを奪い、再開後に左でダウンを追加。テンカウントを聞かせて試合を終わらせました。3月に5階級目のタイトルを失って、今回が再起戦だった37歳の湯場は、これで57戦46勝33KO9敗2分。









<第6試合 117P8回戦>
マイケル・ダスマリナス(フィリピン)OPBFスーパーフライ級14位
[判定3-0]78-74 78-73 79-72
木村隼人(ワタナベ)
サウスポーのフィリピン人は初回こそ手数が少なく、木村も距離をとりながら様子をみていましたが、2回にパンチが交錯しだすとフィリピン人も戦闘開始。2回終了間際にはコンビネーションから左を痛打されて木村ダウン。足元にダメージが感じられます。3回、木村は上下攻撃で果敢に反撃を試みますが、パンチが軽く、相手に驚異を与えるには至りません。4回、接近戦に持ち込んで活路を見出したい木村。ですがそこへアッパーなどを食ってしまいます。5回には連打をまとめる場面もあるものの、とらえきれません。終盤戦も木村は持ち前のガッツとスタミナをみせ、手数を出していきます。が、最終回は無防備にまとめられる場面もありました。ダスマリナスは18戦17勝10KO1敗です。


















<第5試合 スーパーバンタム級8回戦>
青木幸治(角海老宝石)日本スーパーバンタム級10位
[TKO6R2'00'']
久我勇作(ワタナベ)日本スーパーバンタム級11位
日本ランカー同士の注目の顔合わせは、ハイレベルな主導権争いでスタート。青木の長い左ジャブが久我をコントロールし始めたかに見えましたが、久我自慢の思い切りのいい右ストレートがヒットをみます。じわりとプレスをかける久我は2回、右ストレート、左フックでポイントをピックアップ。3回になるとさらに久我の回転力が上がっていきます。そしてラウンド終了間際、返しの左フックで青木からダウンを奪いました。4回。劣勢に立った青木が挽回に出ます。ペースに乗って攻める久我に、細かくヒットを重ね、ボディブローも多用。やはり試合巧者、そう簡単には引き下がりません。しかし5回、久我の右クロスがヒット。青木はコツコツとヒットを重ねるものの久我の攻撃力が目を引きます。そして6回、いよいよ久我の右が火を噴き…残り1分、コーナーを背負った青木にワンツーを躊躇なく畳み掛け何度もアゴを跳ね上げ、レフェリーストップを呼び込みました。久我は11戦9勝6KO1敗1分です。















<第4試合 スーパーライト級4回戦>
青木クリスチャーノ(駿河)○[判定3-0]●クウエ・ピーター(KG大和)
58-54 58-53×2
中間距離でパンチを交換する中、初回1分、左フックの相打ちで、膝が揺れたのはピーターの方。青木がここから積極性を増します。ラウンド終盤には右ストレートでダウンを奪い、さらにコンビネーションで攻め立てました。しかし2回はピーターが右フックでダウンを奪い返します。ダウン後に左フックを当ててしまい減点1を科されましたが、心理的には五分に戻したピーターは、忙しく手を出してくる青木の隙を叩いていきました。一進一退のやりとりが続き、ともに少しずつ動きが落ちてきました。青木はそれでも懸命に手を出し、ピーターは一発の印象でアピール。しかし青木の奮闘が目を引きます。そして最終回、青木の手は止まらず。上下攻撃でピーターを下がらせました。初めての後楽園ホールで10ヵ月ぶりの勝利をつかんだ青木は、これで13戦8勝4KO3敗2分です。





<第3試合 86.0kg4回戦>
上田龍(石神井スポーツ)○[1R0'46'']●近藤雅之(TEAM10COUNT)
クルーザー級のホープ対決。ホープと呼ぶにはまだ早いのかもしれませんが、どちらもデビュー戦で快勝している者同士。注目の一戦です…が、試合はあっという間に終わってしまいました。開始早々、近藤の出端に、長身サウスポー上田がワンツーをきれいに合わせ、近藤尻もちをつくダウン。効いているようには見えませんでしたが、再開後、ロープを背負う近藤は上田のカウンターに脅かされ、コーナーで意を決して右ストレートを出したところに右フックを合わされて2度目のダウン。ツーノックダウンで試合終了となりました。上田はこれで2戦2勝2KOです。







<第2試合 フェザー級4回戦>
中島 剛(JBSPORTS)●[KO4R2'43'']○岩原 慶(本多)
長身のサウスポー岩原は距離感と当て勘のよさで、キック出身の中島の出端を上手く叩いていきました。中島も2回、3回と右ストレートを打ち込んでいくものの、3回後半には岩原の左ショートを食ってダウン。そして最終回、劣勢の中島が果敢に前に出て右ヒットを挙げて岩原を追い込んだかに見えました…が、逆に岩原の左カウンターの餌食となって再びキャンバスへ。さらに残り20秒を切ったところで左を合わされてダウン。ツーノックダウンによるKOで試合終了となりました。新人王トーナメントからの再起戦をKO勝利で飾った岩原は、これで4戦3勝2KO1敗です。










<第1試合 ミドル級4回戦>
野村和矢(山龍)△[負傷引き分け 1R0'27'']△都丸孝次(草加有沢)
デビュー戦の都丸が前に出て、2年8ヵ月ぶりのリングに上がる野村は足を使いながら様子を見ていく、と思われた矢先に激しいバッティングで都丸の左眉あたりから激しく出血。この傷が続行不可能と判断されて、試合終了となりました。







<photo & by  Hiroaki Yamaguchi 山口裕朗

ボクシング専門情報サイト『BOXING-ZINE』





いいね!した人  |  コメント(0)
PR

テーマ:

角海老ボクシング
日本ウエルター級タイトルマッチ
日本スーパー・ライト級タイトルマッチ
7月28日(月)後楽園ホール 17時45分開始
主催:角海老宝石




<メインイベント 日本ウェルター級タイトルマッチ>
○高山樹延(角海老宝石)チャンピオン OPBF1位
[判定2-0]95-95 96-95×2
●斉藤幸伸丸(輪島功一スポーツ)挑戦者1位 OPBF7位

※高山が4度目の防衛に成功

5回終了:47-48×3
風格も出てきたチャンピオンの高山と、4度目のタイトルマッチとなる挑戦者。これまでも惜しい敗戦が多かった斉藤ですが、2012年12月の日本王座決定戦も、そんな戦いの一つです。渡部あきのりが返上したタイトルを争ったのが、この高山と斉藤。その時、3度目の正直に賭けていたはずの斉藤は、初のタイトルマッチだった高山に追い上げられ、ベルトを持って行かれたのです。今回はその雪辱もかかった一戦。"もう一歩"の壁を、越えられるかどうか。それが斉藤の課題だったでしょう。が、今回も越えることはできませんでした。
スタートから、プレッシャーをかけていくのはチャンピオンの方です。2回終盤、高山の左フックがヒット。斉藤も左ボディブロー、右クロスと出していきますが、単発です。3回に高山は額をバッティングで、右まぶたをヒッティングでカット。そう告げられた次の4回、試合は少しヒートアップ。斉藤が攻め手を増やし、5回も印象的なパンチを当てました。しかしやはり深追いはせず、大きな山場はありません。
5回終了時に出たスコアを聞いて、高山がピッチを上げ、右ロングストレートをヒットする場面をつくります。斉藤はジャブをきっかけにして右ストレートを出すものの、連打なし。日本においては重量級。重量級なのに、いや重量級だからこそ相手のパンチを警戒して攻撃に徹することができないのでしょう。お互いに単発におわるまま、ラウンドは淡々と進みました。その間に斉藤の左まぶたも腫れ、互いにバッティングが起きるたびに攻撃の手を止めてグローブタッチ。最終回、高山の右で斉藤のカラダが一瞬宙に浮きましたが、それもダウンシーンには至らず。2-0の判定で高山が4度目の防衛に成功しました。




























<メインイベント 日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦>
○岡田博喜(角海老宝石)チャンピオン OPBF3位
[判定3-0]96-94×3

●シャムガル興一(三迫)挑戦者1位

※岡田は初防衛に成功
5回終了時:48-47×2 47-48
今年3月に小竹雅元との王座決定戦を制してチャンピオンとなった岡田の初防衛戦。何度も遠まわりしてきたシャムガルこと麻生は、これがタイトル初挑戦です。そんな挑戦者がガードを固めてごりごりと距離を詰め、ボディから上へとパンチを返します。岡田は下がりながらもジャブから右、左ボディといったコンビネーションで、相手のガードにスキをつくろうと努めます。2回中盤、岡田の右カウンターがヒット。しかし麻生はひるまず前進を続け、3回にはピッチを上げて、右アッパー、ボディ攻撃で圧しました。

しかし4回は岡田のラウンドに。右アッパー、左ボディブローなどシャープなコンビネーションで麻生を苦しめます。5回、麻生が右ボディブローを効かせ、一瞬チャンピオンの動きが止まりましたが、被弾が少なくない麻生も苦しくなってきました。しかしこのラウンド終盤に、ものすごい山場が待っていました。麻生が右カウンターを決めてラッシュ。岡田をダウン寸前に陥れるのです。クリンチもしながら何とかしのぎ切った岡田は、続く6回、勝負に出ました。的確な右ストレート、ボディブロー、アッパーで、先のラウンドでエネルギーを大量投入した挑戦者を攻めます。

7回、チャレンジャーは前に出続けるものの、王者の右ストレート、左フックを被弾。ダメージが心配です。しかし足を使い出した岡田が疲れていることも明らか。しかも両者ともにパンチによる傷でまぶたから出血を見ています。
死闘は終盤戦に突入。8回、岡田は右ボディストレートを狙い、麻生は右フックを顔面にカウンター。その攻撃中に、岡田へのドクターチェックが入り、再開後は岡田がリズムを摂り返したかに見えました。しかしラウンド終盤、麻生の左ボディブローで岡田の動きが落ち、流れはシャムガルへ。9回、麻生は左ボディブローを多用。ものすごい打ち合いの中で、岡田も渾身のワンツーを打ちますが、麻生は倒れません。そして残り10秒、麻生の右ショートで岡田の動きが止まりました。

迎えた最終回。麻生が打って出ます。岡田も必死で返打。麻生が右アッパー、右ストレートをヒット。時折鋭いコンビネーションを返してくる岡田に右、左ボディブローと最後まで手を緩めず、大歓声のうちにフルラウンドが終了しました。

 僅差の判定でしたが、麻生にもサポーターからもブーイングが起こることはなく、すばらしい戦い見せた両者は最後まで温かな拍手に包まれてリングを下りました。






















<第5試合 スーパーバンタム級8回戦>
○小國以載(角海老宝石)日本スーパーバンタム級1位 WBC12位
[TKO4R2'26'']
●ライアン・ソータナチョー(タイ)
世界ランカーの小國がタイ人を迎えました。スイッチしたり酔拳のようにくねくね動いたり、柔軟に構えるタイ人は、防
御勘も意外とよくて、小柄な体から長いパンチが伸びてきます。そんなタイ人に対し、きわめて美しいボクシングをする小國は左ジャブを散らし、フェイントをいれて右と、順調に攻撃を進めます。そして4回、小國がコンビネーションでロープ伝いに相手を追っていたところで、そのタイ人が突然キャンバスに落下。ダウン時に足を傷めた様子を見て、レフェリーが試合を止めました。









<第4試合 62.0㎏契約8回戦>
○土屋修平(角海老宝石)日本ライト級12位
[TKO1R1'43'']
●フォンルアン・ソーシンユー(タイ)
土屋は今年の4月にオーストラリアでのWBOオリエンタルSライト級王座戦に敗れて以来の再起戦。スタートからプレッシャーをかける
土屋はラウンド中盤、打ちおろしの右ストレートを効かせて2、3発を追加。ダウンを奪います。タイ人は立ち上がったもののふらふらとして、再開に応じる様子がなく、レフェリーが試合終了を宣言しました。










<第3試合 バンタム級8回戦>
井川政仁(角海老宝石)日本バンタム級11位
[判定1-2]75-77 78-75 76-77
中野敬太(KG大和)
高校時代に同じジムで汗を流した旧知の仲という二人の対戦です。念願のランク入りを果たした井川は半年ぶりのリング。
多彩な角度の左を多用しペース争いを制します。が、ランクを狙う中野も初回終盤には左フックを当て始め、2回には互いに誘い、狙い、スリリングなやりとりを展開しました。そんな中で、シャープな左を軸に、井川が力の差を見せていきます。5回になると中野がピッチを上げてヒットを増やします。井川もすぐに対応し、ボディストレートや右アッパーなど、コンビネーションの巧さをみせました。










<第2試合 バンタム級6回戦>
中川とん虎(角海老宝石)△[判定1-0]△永安潤之介(川島)
58-56 57-57×2
ゆったりリズムで前に出た永安に、初回中盤、中川がじわりと近づいて右ショートでダウンを奪います。ダウン自体のダ
メージはあまり感じられない永安は、その後右アッパーなど的確なパンチでアピールするものの、中川得意の乱戦に持ち込まれてしまいます。中川はクリンチワークの合間に上下攻撃を魅せるものの、精度は今ひとつ…結果、ドローとなりました。






<第1試合 スーパーフライ級4回戦>
小林隼基(角海老宝石)〇[TKO3R1'42'']●宮本栄柱(ワールドスポーツ)







<photo & by Hiroaki Yamaguchi 山口裕朗

ボクシング専門情報サイト『BOXING-ZINE』




いいね!した人  |  コメント(0)

テーマ:

7月28日(月)~8月3日(日)のテレビ放映予定です。
スケジュール、内容は変更されることがあります。


7月28日(月)
21:00~23:00 WOWOWライブ
エキサイトマッチ#15 WBO世界ライト級タイトルマッチ テレンス・クロフォードvsユリオルキス・ガンボア、WBOインターコンチネンタル・ミドル級王座決定戦 マット・コロボフvsホセ・ウスカテギ


7月29日(火)
21:00~23:24 BS-TBS
火曜デラックス 映画『ロッキー・ザ・ファイナル』


7月30日(水)
16:30~18:05 スターチャンネル3
映画『ストリートファイター』
23:00~25:00 WOWOWライブ
エキサイトマッチ#38 WBA・IBF世界S・ミドル級タイトルマッチ カール・フロッチvsジョージ・グローブス、WBC世界L・ヘビー級タイトルマッチ アドニス・スティーブンソンvsトニー・ベリュー、WBO世界L・ヘビー級タイトルマッチ セルゲイ・コバレフvsイスマイル・シラク、WBA世界L・ヘビー級タイトルマッチ ベイブト・シュメノフvsタマス・コバチ
25:00~27:00 WOWOWライブ
エキサイトマッチ#39 WBA・WBO世界S・バンタム級タイトルマッチ ギジェルモ・リゴンドーvsジョセフ・アグベコ、WBA世界S・バンタム級タイトルマッチ スコット・クィッグvsディエゴ・シルバ 、WBA世界フェザー級タイトルマッチ クリス・ジョンvsシンピウェ・ベチェカ
27:00~翌5:00 WOWOWライブ
エキサイトマッチ#40 WBO世界L・フライ級タイトルマッチ ドニー・ニエテスvsサミー・グティエレス、WBO世界ミニマム級タイトルマッチメルリト・サビーリョvsカルロス・ブイトラゴ、フライ級12回戦 ジョバンニ・セグラvsエルナン・マルケス

 
7月31日(木)
5:00~7:00 WOWOWライブ
エキサイトマッチ#41 NABF北米ウェルター級王座決定戦 ザブ・ジュダーvsポール・マリナッジ、WBA暫定世界ウェルター級タイトルマッチ キース・サーマンvsヘスス・ソト・カラス
7:00~9:00 WOWOWライブ
エキサイトマッチ#42 IBF世界ウェルター級タイトルマッチ デボン・アレキサンダーvsショーン・ポーター、WBA暫定世界S・ウェルター級タイトルマッチ エリスランディ・ララvsオースティン・トラウト
7:50~9:50 チャンネルNECO
映画『勝利者』
9:00~11:00 WOWOWライブ
エキサイトマッチ#43 IBF世界ミドル級タイトルマッチ ダーレン・バーカーvsフェリックス・シュトルム、WBC世界S・ミドル級タイトルマッチ サキオ・ビカvsアンソニー・ディレル、ミドル級10回戦 マット・コロボフvsデレク・エドワーズ
11:00~13:00  WOWOWライブ
エキサイトマッチ#44 WBO世界S・フェザー級タイトルマッチ ミゲール・ガルシアvsファン・カルロス・ブルゴス
17:50~20:50 フジテレビONE
ダイヤモンドグローブ黄金伝説 #29 タイトルマッチ列伝1997~1997/01/13<日本ウェルター級王座決定戦>堀内稔vs名嘉原誠、1997/03/30<WBA世界フェザー級タイトルマッチ>ウィルフレド・バスケスvs渡辺雄二、1997/04/14<日本J・ライト級タイトルマッチ>コウジ有沢vs西田裕、1997/05/12<日本ウェルター級タイトルマッチ>堀内稔vs名嘉原誠、1997/08/11<日本J・ライト級タイトルマッチ>コウジ有沢vs福永健治、1997/11/8<OPBF東洋太平洋J・ライト級王座決定戦ダイジェスト>ホセリト・リベラvs三谷大和、1997/12/08<日本J・ライト級タイトルマッチ>コウジ有沢vs竹中義則
28:00~翌5:00 日テレG+
KO BOXER'S FILE


8月1日(金)
10:00~11:35 スターチャンネル2
映画『ストリートファイター』
13:50~16:40 フジテレビONE
ダイヤモンドグローブ黄金伝説 タイトルマッチ名勝負特選#5 1971/06/03<世界フェザー級タイトルマッチ>柴田国明vsラウル・クルス、1972/10/03<世界J・ミドル級タイトルマッチ>輪島功一vsマット・ドノバン、1974/02/05<世界J・ミドル級タイトルマッチ>輪島功一vsミゲイルデ・オリベイラ ほか


8月2日(土)
9:00~11:00 WOWOWライブ
エキサイトマッチ#15 WBO世界ライト級タイトルマッチ テレンス・クロフォードvsユリオルキス・ガンボア、WBOインターコンチネンタル・ミドル級王座決定戦 マット・コロボフvsホセ・ウスカテギ


8月3日(日)
9:00~10:20 フジテレビNEXT
BOXING LEGENDS~世紀の一戦~#10 シーズン1 モハメド・アリvsジョー・フレイジャー(1975年10月1日 ~フィリピン・ケソンシティ) 

いいね!した人  |  コメント(0)

[PR]気になるキーワード