7.18 今日の後楽園ホール | ボクシング・ジーンのブログ

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ゴールデンチャイルドボクシングVOL.111
Big Bang Boxing Vol.43/日東拳ファイト
7月18日(金)後楽園ホール 18時00分開始
主催:金子


<中止 メインイベント 日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦>
大竹秀典(金子)チャンピオン WBO11位 IBフライ級3位
[     ]
古橋岳也(川崎新田)挑戦者6位
※大竹が怪我で棄権


<第8試合 スーパーフライ級8回戦>
大保龍斗(横浜さくら)△[判定0-1]△濱田修士(小熊)

75-78 76-76 77-77











<第7試合 スーパーフェザー級8回戦>
後藤俊光(金子)●[判定0-3]○スパイス松下(セレス)

75-76 75-77 73-78
左ファイター後藤がいつもどおりに忙しく攻めて出ます。身長で上回る松下ですが接近戦を挑み、右ストレート、ボディブローで攻め立て、近距離でのパンチの交換が続くことになりました。4回終盤、松下が右ストレートを効かせます。しかしすぐに後藤が左ストレートをヒット。一進一退の攻防が続きます。両者ともさすがに打ち疲れが隠せなくなってきた6回、ラウンド終盤に後藤の右に押し倒されるような形で松下がキャンバスに落下。ダウンの裁定が下りました。ダウン自体のダメージは感じられない松下はその後も攻め手を緩めず、元日本ランカーを下しました。松下は20戦12勝2KO8敗。






<第6試合 フライ級6回戦>
西村 剛(金子)●[判定0-3]○岡田拓真(古口協栄)

56-58×3
低く構える岡田が左から右を打ち上げて先制。西村は左ジャブを出しながら、その後も大きな右を狙ってくる岡田を迎え撃つタイミングを狙っています。2回以降も攻撃力で上回る岡田が優勢。ですが、大振りが目立ち、大きな山場をつくるには至りません。終盤戦になると岡田はやや失速して、西村の細かなパンチに手を焼きました。岡田は14戦5勝(2KO)9敗。










<第5試合 フェザー級4回戦>
春川良多(日東)○[判定3-0]●小見門勇(木更津グリーンベイ)

39-36×3
丸刈りの春川は距離感がよく、前後に小刻みに動きながらプレッシャーをかけ、一発一発をしっかりと打っていきます。そして初回終盤に右ストレート一撃でダウンを奪いました。しかし春川は攻め急がず。2回になると小見門が手数を増やして挽回を図り、春川はそんな相手に淡々とクリーンヒットを挙げてフルラウンドを消化しました。春川は6戦3勝2KO3敗です。











<第4試合 スーパーバンタム級4回戦>
秋元スグル(金子)●[判定1-2]〇前川祐亮(ランド)

39-38 37-39 37-39
長身・痩せ型の前川は上体を起こしたままデンデン太鼓のようにパンチを出し、秋元は上体を下げて懐に入ってショートパンチを出していきます。前川のパンチは力感、精度ともにいまひとつな印象ではありましたが、3回からは変則の右アッパーで秋元をおびやかして、接戦を制しました。前川は2戦1勝1敗。







<第3試合 60.0kg4回戦>
高木ノコ(KS)〇[判定3-0 ]●山西隆廣(新日本木村)

40-37×2 39-37 
左ジャブを軸にして上下への右ストレートを先行させる山西が主導権を握ったかと思われましたが、身長で上回る高木がコンスタントな手数と右ストレート、左ボディブローのクリーンヒットでアピール。3回には山西のボディショットで高木の動きが一瞬止まりましたが、よく耐えた高木が最終回もいい右を当てて判定勝ちをつかみました。18歳の高木は2戦2勝1KOです。









<第2試合 50.0kg4回戦>
鈴木健司(日東)●[判定0-2]○後藤庸志(協栄山神)

37-39 37-40 38-38
6戦5敗1分の鈴木、1戦1敗の後藤、どちらも"初勝利"をかけた戦いです。オーバーなくらい肩をいからせて構える後藤に対し、鈴木はリラックスした動きから左ジャブを散らしました。鈴木には大いに余裕が感じられます。しかしその後、こんなにこなれた動きをしている鈴木が勝てない理由が明らかに…。ディフェンス重視、一発当てても追撃せず下がるかクリンチかで、攻撃が続かないのです。そんな鈴木に対し、懸命に攻め続けた後藤の方がジャッジの支持を受けました。








<第1試合 スーパーバンタム級4回戦>
飯塚 誠(金子)○[TKO2R0'53'' ]●佐藤寛之(新松戸高橋)

1戦1敗の飯塚と、デビュー戦の佐藤。静かな立ち上がりから、つっ立ったままの長身サウスポー佐藤に、クラウチングスタイルから繰り出す飯塚のパンチがことごとく当たりました。初回1分すぎ、コーナーでダウンを奪い、その後も何度もアゴを跳ね上げられる佐藤を見て、レフェリーが試合を止めました。











<photo & by  Hiroaki Yamaguchi 山口裕朗

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