タイガーブックス 手塚治虫 | ROCKはBOWIEとBABYMETAL etc

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DAVID BOWIEとBABYMETALそしてロック、玩具(おもちゃ)など趣味・収集の日記

ビブリア古書堂シリーズを読んでからか

古本屋に出かけることが多くなったBOW-TMです。

もっとも自分の収集歴は古本屋から始まったと言っても

過言ではないので、今に始まったことではなく

最近行ってなかったって言う事だけですが…。

私は年代かもしれませんが、昔から手塚治虫が大好きでした。

最近また引っ張り出してきて読んでいたのがこの作品。

 

タイガーブックス

と言っても一つの物語ではなく短編集です。

このタイガーブックスには少年ジャンプに発表した短編が多く

収録されています。

特に7巻に収録されているジャンプ愛読者賞ように描いた短編

「四谷快談」が大好きなんです。

「怪談」ではなく「快談」である所が手塚流のユーモアがあります。

主人公は戦災孤児の平公少年

その少年が助けた一匹のヘビ、そのヘビがある日女性の亡霊として

平公少年の前に現れ物語が進んでいきます。

最後はハッピーエンドではないにしろとても快い終わりかたで

快談とした理由もうなづけます。

物語進行役として手塚治虫本人が登場します、これは

手塚漫画によくあることです。

今このような作品をかける漫画家が何人いるのでしょうか?

ぜひ今の子どもたちにも読んでもらいたいものです。

うちの息子にも勧めていますが、やはり絵に抵抗がある

みたいです。

 

私は小学校の頃この物語を読んで手塚治虫の描く女性に

すごく魅かれました。

それは今も同じです。

手塚治虫の描く女性の線はまさに神!