なんて明るく素敵な写真なのでしょう
実はこれ
遺影写真 なのです。
今日は、生前整理アドバイザー認定指導員のカンファレンスを受けに、名古屋まで行ってきました
先輩達が作成したご自身の遺影写真が並べられ、これがとても素敵なのです
この雰囲気からもうおわかりかと思いますが、皆さんめっちゃくちゃ明るいです
びっくりするぐらい賑やかで（笑）イキイキと人生を生きている方々ばかり。
全国から多くの指導員達が集まり、現状報告や、今後の新規講座に関する説明などを受けました。
そもそも、なぜ私が生前整理アドバイザー認定指導員になったのか、お話させてください。
2つの理由があります。
①両親の移住と自分の引っ越し
60年以上住んでいた故郷の長崎を離れ、一人娘が住む大阪へと移住してきた両親。
2015年10月の出来事です。
実家には、両親の物はもちろん、亡くなった祖父母のもの、そのまた前の曾祖父母の物までありました。
田舎の家とはそういうものですよね(^
すo^;
先祖代々の物を残し、使うか使わないかという基準ではなく、なんとなく捨てられないものが山のようにありました。
ところが、大阪へ移住となると、その物たちを全て持ってくるわけにはいきません。
両親は決意しました。
今、必要な物を厳選しよう
身軽になって新しい土地へ行こう
二人は、その言葉を実行
我が親ながら、あっぱれ！お見事でした
ある意味、生前整理をして長崎から大阪へ来てくれたんです。
娘としては、両親に万が一の時が来ても、遺品整理の手間がかなり軽減され、すでに身軽で軽やかな生き方にシフトチェンジした両親の姿が誇らしくもありました
更に、昨年3月に私も引っ越し。
以前住んでいた所の、半分の広さのマンションへ持っていける荷物。
今、必要な物を厳選しよう
身軽になって新しい人生を歩もう
そうです。
まさに、両親と同じことを思ったのです
物を整理しながら、心を整理していきました。
人生を、より豊かに生きるために。
そして、もう一つの理由。
②難病患者の経験
潰瘍性大腸炎になって、10回以上の入院を経験してきました。
今の医学では治ることのない病気です。
痛み、辛さ、歯がゆさ、情けなさ、悲しさ、悔しさ・・・
一言では言い表せない、様々な感情と向き合ってきました。
でも、それはすべて過去
私は今を生きているんです。
そして、未来を生きていくのです。
今日、命あることがどれだけ奇跡のようなことか。
身を持って経験してきました。
人は必ず、人生のゴールを迎えます。
その時に、できるだけ悔いの少ない
生ききったと言える人生を歩みたい
そのためには、過去の物に囲まれて生きるのではなく
今の自分に相応しい物に囲まれて毎日を過ごすこと。
そして大切な人達に、思い残すこと無く自分の想いを伝えていきたい。
そう思うようになりました
生前整理は、生きることを前提に
物、心、情報を整理し
幸せなエンディングを迎えること
を伝えています。
私にしか伝えられないことを、講座でお届けしていきます