今日はどうも気になる嫌なニュースがあったので、追加でもう一つ書いて見ます。
あいも変わらずルーチンワークの市況チェックしたら下の3つのニュースが目に付き、嫌な気分になりました。
1.メリルリンチがサブプライムの影響で第3四半期23億の赤字
2.上証ETFがストップ高
3.任天堂がストップ高
1はネガティブですが、2・3はポジティブニュースです。しかしかなりいやな感じがしました。何となく、終末感というか・・・
1はサブプライム赤字どうこうよりも、日本市場がヘッジ市場化していることが鮮明な感じがしました。今日の後場の先物の強烈な売りはなんだったのかと思っていたのですが、その警戒感から日本市場を使って大量に保険がかけられていたのかな・・・と。
1よりよっぽどいやな感じがしたのは2・3です。
2については、バブル崩壊を体験した日本人は上海総合やハンセン指数をおいおいと冷ややかな目で見ているのかな、と思ったらこのミスプライスですから、さらにおいおい、という感じです。もちろん、個人投資家だけがやっているわけではないでしょうが、だからこそいやな感じ。
日本のバブル崩壊は、225先物の上場が原因の一端となったと聞きます。先物の知識の薄い日本人を横目に外国人が大量の先物を売りたてたのち、現物売りを連日投下したとか。高々ETFなんでローカル性が高いとはいえ鎖国市場を開放した中国、何か少しクライマックスへの扉が一枚開いたような・・・
3は、前にも書きましたが今年の日本市場の最大の指標と勝手に考えており、単元の大きさからいっても現在日本市場ではかなりの重量級、TOPIXの星でありチャートにスランプがなく、国際的仕手株と思っている銘柄だけに、決算期待程度の材料で朝から買い気配を引っ張ったストップ高、明日引っ張るのかどうか見所ですが、この銘柄がクライマックスになるときわめて危険なにおいがします。
もちろん、全般に何の根拠も無く、杞憂に終わる可能性の方がよっぽど高いですが・・・新興市場の異常化も含め、何か日本相場の終末感を感じてしまいます。もっとも、このままピークアウトしたら、225指数はろくなクライマックス・シーンもなかったことになりますが・・・