7月開催のHSBC香港口座開設&海外資産運用勉強会・座談会を終えて(1) | 香港IFA玉利の海外投資夜話

7月開催のHSBC香港口座開設&海外資産運用勉強会・座談会を終えて(1)

年に数回開催している

「HSBC香港口座開設&海外資産運用勉強会・座談会」


7月16日、17日に東京にて催した。


当日やむなく
欠席した人を除けば
満席となっており
依然として関心の高さが伺えた。


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参加者の動機は、

HSBC香港口座開設
についての詳細を確認したい、

海外資産運用について
どのようなものがあるのかを知りたい、

海外に限らず資産運用について
どこから手をつけていいのかがわからず
相談したい、

など多岐にわたる。


勉強会後に開催した
座談会での話題で多かったもののひとつが
HSBC香港口座開設後の入金について。


HSBC香港口座開設後の
入金は窓口で現金を預け入れる、
もしくは日本から自分の口座へ
海外送金しなければならない。


現地で入金を行う場合、
日本から香港へ現金を持参することになるが、
出国時に携帯する現金が100万円以上に上る場合
税関で申告が必要になる。


一方で最近は、
HSBC香港では多額の現金を
入金しようとすると
マネーロンダリングを疑われて
預け入れを断られることもある。


多額の現金が具体的に
いくらと言うのは難しいが、
300万円以上の入金だと
警戒される肌感覚がある。


もう一つの方法である海外送金。


以前より
100万円以上の送金する際には
金融機関が当局へ報告する制度があったが
今年のマイナンバーの施行以降
金額に関わらずマイナンバーの提示が
求められている。


この状況を鑑み
HSBC香港の口座開設や
海外への資金移動を不安視する人も
少なくない。


結局は、
HSBC香港へ預金していても
日本政府に監視されているのと
同じではないかと感じるのだろう。


HSBC香港に
口座開設をすることの
目的は人それぞれだ。


機能性の高い
インターネットバンキングを利用して
現地に赴くことなく海外送金をおこなったり
逆に送金を受け取ったりという
海外における資金移動のハブとしての
役割はいささかも変わっていないし、
両替コストも国内の金融機関より低く
通貨の分散保有の場としても適している。


それらの利点を
活用したいと思っている方、

HSBC香港の投資口座で
積極的に運用をしてきたいと思っている方、

今後の非居住者化を見据えて
海外に口座を持ちたいと思っている方、

にとっては
海外での資金の拠点として
依然として最適な口座であると
我々は考えている。


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