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2016年11月26日

2016年11月世界相場の風林火山

テーマ:海外分散投資
疾きこと風の如く。

静かなること林の如く。

侵掠すること火の如く。

動かざること山の如く。

2016年11月9日の
米国大統領選挙でドナルドトランプが
勝利してから米国のダウは19,000を
超え史上最高値水準で推移している。


米ドルの為替も
多くの通貨に対して
切り上がって来ており
対日本円レートは113円台で推移、
これは今年2月頃と同じぐらいの水準だ。


夏頃は一時100円を超える
円高水準に足を踏み入れたので
随分円安になったという印象があるが
最近の動きだけにとらわれることなく
年初はまだ120円台だったことも
思い出しておきたい。


主要通貨の中では
10月に急落したポンドが
その米ドルに対しても折り返して
切り上がってきているのは興味深い。


161126


逆に日本円は
どの通貨に対しても下落しており、
その作用もあってか日経平均株価も
18,000円を超え年初の最高値に向かって
まっしぐらに上昇しているという形。


他には
中国の上海指数が上昇しているのが
目立っているのはそれぐらいで、
他の主要市場は米国大統領選挙前と
大体同じような水準で推移している。


特に日経平均は
大統領選当日に暴落し、
翌日は前日の下落幅以上に戻って
その後上昇を続けているので
ほとんど米国と日本の株式市場の話しか出ない
国内でニュースを見ていると
トランプ効果で世界の株価が
活況になっている錯覚に陥るが
実際は必ずしもそうではないということである。


米国株式はもともと
今年初の急落からいち早く復活して
史上最高値を狙っていた。


まだ就任していないトランプが
勝利宣言でこれまでとは打って変わって
まともな態度だったので安心感が広がったとか、
大規模インフラ投資や減税に言及したことを好感して
市場に良い影響を与えたという要素もなくはないだろうが
元々今年のアメリカの経済は
好調だったということも憶えておきたい。


日経平均の上昇は
米国市場に引っ張られる
性質と円安の作用だろう。


さて実際にトランプが
米国大統領になったらどうなるか?


選挙前に
まくし立てていたまんまの
過激な移民政策や極端な保護主義に
走るようなことは流石にないように思えるが、
基本的に支持者に寄り添ったスタンスになり
グローバリズムよりはナショナリズムの方向に
進む見込みが高い。


近年急速に
経済のグローバル化が進んで
ヒトとマネーが国境を超えて
どんどん移動するようになってきたが、
パナマ文書で広く知られるようになった
海外での節税や人件費の安い移民の流入など
どちらかというとそれは富裕層とか
資本家に利する一方で一般庶民には
逆に悪影響が少なくないことが明らかになってきている。


目の前に有利な方法があり
それが違法でなければ余すところなく
利用するのは合理的な行動である。


そうして資産を
海外に配置できるような富裕層の
国境を超えた経済合理的な行動が
本来の国家の収入を減らし、
逃げ場のない国内の一般庶民への
増税に跳ね返ってくることもあっただろう。


富裕層はますます富み、
グローバル化以前の中間層は
より低い位置に押し下げられた。


英国の国民投票で
EU離脱派が勝利したブリグジットや
今回のトランプ勝利の背景には
こうした庶民の不満があることは明らかなようだ。


ただ一方では、
まだどこか落ち着かない。


英国のメイ首相は
来年3月にEUに対して
離脱の通知をすると言っていたが
英国高等法院はそれをするのに
議会の承認が必要だと判決を下した。


英議会は確か
EU残留派の方が多かったはずである。


そしてここに来て、
米国でも正式に大統領を決める選挙人投票の前に
選挙人に対しての懐柔活動やいくつかの州で
票の数え直しが行われるかもしれないなどの報道もある。


元々はいずれも僅差の結果、
半数や賛成、半数は反対の状態なのである。


むしろ大統領選は
単純に現時点の得票数だけ見ても
ヒラリークリントンの方が
トランプのそれより多いのである。


多くの人が
予想しなかったこれらの結果は
歴史的な珍事と言ってもよいだろう。


その珍事が
また覆ることになれば
その出来事の希少さは何と言うのだろうか?


過ぎてしまえば
笑い話にもなるだろう。


だが、
それによってマーケットは
いちいち激しく動くから厄介なのである。


風林火山の意味が身に沁みる今日この頃。


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2016年11月19日

HSBC香港。口座開設サポートが必要な本当の意味

テーマ:HSBC香港
「HBSC香港の口座開設」

2016年11月に
本部の引き締めがあったのは確かだ。

懇意にしていて
10月までよく口座開設に
利用していた支店では先月中旬より、

「今後郵送でのダウングレードは受け付けない」

とか、

「11月からは口座開設手続きのときに動画の撮影がある」

とか、

「当日ATMカードを
受け取るためにはアドバンス口座を開設して、
その最低預金額であるHKD200,000を
即日入金しなければならない」

などという
きな臭い知らせが
徐々に聞こえてきていた。

これまで何度か触れてきたが、
HSBC香港の口座開設は難しくなったり
緩和されたりすることは
これまで繰り返されてきたこと。



先日思い立って、
これまで我々がおこなってきた
サポートの記録を眺めてみた。

順次HSBC香港を
訪れた顧客の名前を見れば

”この人のときは厳しかったな”

という感じで思い出すものだ。

その記憶を紐解いてみると、

2012年年末
2013年年末
2015年2月
2015年8月

そして
今回2016年11月に引き締めがあり、
明らかに厳しくなった。

それ以前は
2007年頃と2010年頃に

「通訳が同席することができなくなった」

という記憶があるので、
合計で7回程度こうした動きがあったことになる。

どうして
こういうことが起こるかというと、
開設したあとあまり使われずに
放置されている口座が増えているからである。

HSBC香港は
金融自由度の高い地域である
香港の最大手銀行ということもあり、
送金や両替や海外ATMでの出金などが
とてもスムーズにできる。

この点では
国内の銀行と比較すると
レベルが段違いであり、
特に海外で活動する機会のある人にとって
この口座を持つことはもはや
必須であると私は考えている。

だから日本人のみならず
中国人や韓国人など他の外国人の間でも
HSBC香港は非常に人気が高く、
支店にはこうした人たちが
ひっきりなしに訪れて口座を開設している。

だがそうした人たちの
すべてがアクティブな
ユーザーになるわけではなく、
その後使われずにほったらかしになって
休眠状態になる口座も多いのである。

もちろん
これは本部としては困るので
なんとかして良質の顧客を絞り込みたい。

それがこうした動きの
背景にあるのは間違いない。

この厳しくなったり
緩くなったりという流れの中で
はっきりとした傾向がある。

それは支店レベルで
外国人を受け入れてくれやすいところと
そうでないところが分かれていることである。

「口座開設の理由を
しっかり問いただしなさい」

とか

「英語(中国語)が
話せるかどうかをきちんと判別しなさい」

という本部の指導は
すべての支店に届いているはずなので
それを遵守する支店とある程度柔軟に
受け止める支店との差が出てくる。

ある意味
それを敏感に嗅ぎつけて
顧客をそこに連れて行き、
スムーズに手続きを完了させるのが
サポート業者の仕事であるとも言える。

だが情報は
徐々に広まってゆくので
容易に受け入れてくれる支店には
時間の経過とともにそんなサポート業者と
外国人の口座開設希望者が集中することになる。

私の経験上、
そういう支店は
本部の引き締めを境に
これまでとは打って変わって
特に厳しくなる傾向にある。

受け入れやすいということは
放置口座も増えやすいということなので
本部から特に厳しい指導を受けるのかもしれない。

実際毎回の引き締め後に少し前まで
頻繁に使っていた支店での手続きが難しくなり、
その度に受け入れてくれる支店を探してきたという
経験が我々にはある。

ときどき自分で
開設をトライして失敗した人が
香港から我々に連絡してサポートを
依頼されることがある。

どこどこの支店で失敗した
という話を聞いて、

”ああ、今はそこ行っちゃダメなのに。。”

と思うこともある。

きっとそれなりに
情報収集をして訪問しているはずであるが
少し前の情報を基にして行くと
却ってリスクが高いということもある。

多少の費用はかかっても
事情に詳しい会社のサポートを
受けるというのはそれだけの意義があるのだ。

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2016年11月12日

2016年11月「HSBC香港口座開設&海外資産運用勉強会・座談会」を終えて

テーマ:HSBC香港
「HSBC香港口座開設&海外資産運用勉強会・座談会」

を11月5日、6日に東京にて開催した。

座談会では
参加された方々から
熱心な質問が寄せられ
依然としてHSBC香港口座開設に
対する関心の高さが伺えた。


HSBC香港の口座開設を
希望しその詳細を確認したい、

海外資産運用について
どのようなものがあるのかを知りたい、

海外に限らず資産運用について
どこから手をつけていいのかがわからず
相談したい、

など参加者の動機は多岐にわたる。

今回の勉強会で我々は
ここ最近の勉強会での話題では
触れられることがなかった
問題についてお伝えした。


それは
11月に入ってHSBC香港側の
口座開設のルールが
さらに厳格化したことに起因する。


今月から口座開設基準が
引き締められるという情報は
馴染みの担当者を通じて入手していた。


しかし早くも10月中に
口座開設時に最低預金額である
日本円で280万円ほどの
現金を入金することを求められ、
その当日に入金ができない人が
当日ATMカードが受け取れないという
ケースが発生した。


161102


HSBC香港の口座開設時には
以前から希望者が英語あるいは中国語による
銀行職員と会話することが必須である。


これは本部が常に
強く求めていることであるが、
実際にその厳しさは支店によってまちまちである。


従来より課題となっていたところであり
そのため我々は英語による想定問答集の配布や
オプションとしてSkypeによるトレーニングを
行うと同時に世界に踏み出す一歩としても
最低限の語学力は身につけていただきたいと
これまでもお伝えしてきた。


今回一部の支店でのこととはいえ、
預金額全額を即日入金すること関しては
今回初めて提示された条件である。


これまでの
いたちごっこのような
条件の厳格化・緩和の流れを
勘案するならば
入金額が上がり口座開設希望者が
少なくなることにより、
HSBC香港の担当者は
預金額を増やすための
新規の顧客が開拓できない。


そのため
この預金額の条件も
また緩和されるのではないかと
我々は思っているところでもある。


むしろ最近の傾向では
マネーロンダリングなどの警戒のため
多額の日本円を銀行の窓口に持ち込んで
預金を行うことは却って難しくなっていた。


この点でも当日多額の入金を
しなければならないというのは矛盾している。


いずれにしても我々は
常に現地で確認ができる立場から
各支店の状況をリサーチしつつ
状況の変化を見守るつもりである。


今回の勉強会・座談会には
大阪からスタッフNが参加した。


参加者と直接交流し、
口座開設、資産運用に関わる様々な
質問にも回答させていただいている。


スタッフNは
我々のサポートを受けて
口座開設を成功させた
経験者としての顔も持つので
自らが利用した当社サービスについて
客観的に語れる立場にもある。


彼女からのアドバイスは
すでにHSBC香港を利用して14年、
サポートサービスを提供する立場として
8年以上経って初心を保つことの難しくなった
私の言葉よりもよく参加者に届く部分は少なくない。


以前より
希望者に無料配布している
口座開設経験者としての視点で
スタッフNが作成した

「HSBC香港口座開設ガイドブック」


11月6日には、
スタッフNがこのガイドブックを
申し込まれた方を対象とした
質問会もおこなった。


彼女は今後も
日本在住の利点を活かして
同様の説明・質問会を開催していく。


「HSBC香港口座開設ガイドブック」

まだ手にとっていないのであれば、
無料で配布しているので
希望者は以下のフォームより請求してほしい。


スタッフNの質問会の
具体的な開催予定もガイドブックを
請求してくれた方向けに
お知らせさせていただくことになる。

「HSBC香港口座開設ガイドブック」配布のお申し込み
https://ws.formzu.net/fgen/S55751535/

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2016年11月02日

HSBC香港口座開設、2016年11月1日の状況

テーマ:HSBC香港
「11月から口座開設の際に動画撮影がある」

と、懇意にしている
HSBC香港の担当者から
聞いたのは先月10月の中旬。

開設してわずかな預金だけを残して
放置されている口座が多くなっていることを憂慮してか、
HSBC香港の本部はこれまでも
何度か口座開設の際の基準を厳しくしてきた。


英語か中国語で
疎通が取れるだけの語学力を要求したり、
口座を持つ目的を明確に問うたり、
本人の証明書類に対する条件を絞ったり、
開設できる口座のグレードを制限したり。


パスポートと
日本の運転免許証だけを持ってゆけば、
たいした質問も受けずに最低預金額のもっとも低い
スマートバンテージ(パーソナルインテグレーテッド)口座を
開くことができていたかつてのようなことは
今でははるか過去の話となった。


161102


こうして思い出したように
基準が強化されるということは
繰り返されてきたので我々も

「またか」

と慣れてきているところはある。


なんだかんだ言いながらも
結果的には日本から香港に
口座開設に来る人は後を絶たないし、
そのほとんどはこれまで通り目的を
果たすことができている。


ルールが
厳格化されてしばらくは
現場の職員もピリピリしているが、
時間が経つと次第に緩んでくるということもあるし、
支店間で厳しさが違うというのもある。


ただ緩んでは締まり、
ということが繰り返されてゆく中で
以前のようには決して戻らない部分もある。


住所証明として
英文で記載された国際運転免許証や
残高証明を用意することは今後も必須であり、
かつてのように日本の運転免許証や
保険証、住民票などが受け入れられた
状態になることはないだろう。


多くの人が
利用したいと考えている
スマートバンテージの口座を開設して
その場でATMカードを
受け取れるということにももうなるまい。


その状況の変化は
いつも現場にいる我々の
サポートスタッフが常に
情報収集をしているので
訊いてもらえれば教える。


いずれにしても
11月1日時点でよく利用している
支店の職員から訊いた情報によると、

・職員とスムーズに
コミュニケーションが取れるだけの
英語または中国語の語学力が必要

(これまでと同様のルールだが
しばらくはピリピリムードで特に厳しいかもしれない)


・当日ATMカードを受け取るためには
アドバンス口座を開設してその最低預金額である
HKD200,000(約280万円)の預金が必要


・スマートバンテージ口座を開設する場合は
1週間後に本人が窓口にATMカードを引き取りに来ることが必要


ということになっているそうだ。


ちなみに冒頭の
動画撮影は今日の時点では
始まっていないとのこと。


聞いていたことが実行されなかったり、
聞いていなかったことが突然実行されたり
というのも台風が訪れる程度に頻繁だ。

明日からは
別の支店でも同じルールで
動いているかどうかのチェックや
時間経過により受け入れ状況がどう変化してゆくか、
あるいはどの支店へゆけば比較的容易か
などを観察してゆくことになる。


我々がやることはいつも同じだ。


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2016年10月30日

2016年10月、スタッフNの香港滞在記(1)

テーマ:香港
10月14日正午
大阪在住のスタッフNから
香港国際空港に到着した旨の
連絡が入った。

スタッフNの1泊3日での
香港滞在の始まりである。

161030

スタッフNは昨年1月末に
HSBC香港の口座開設を行って以来
それを含めて今回で6回目の香港訪問となる。

だが、
マカオの帰りに香港に立ち寄ったり、
日帰り滞在時間9時間という短さで
大阪に戻ったりとこれまで香港でじっくり腰を据えて
何かをするということは少なかった。

そのため
今回の香港滞在では時間をかけてでも
自分がこれまで経験したことのなかった行動に
できるだけ挑戦してみようと決めていたようだ。

例えば、

空港から街中へ移動する際
いつもなら少ない時間を有効に活用するため
エアポートエクスプレスを利用するところを
あえてバスを利用する、

殺風景なMTR(地下鉄)で
移動するところをトラムに乗り
街の様子を眺めてみる、

あまり活用したことのない
ガイドブックや雑誌の特集記事に従って、
食事の場所を選んで見る、

など。

まず自宅から関西国際空港への移動。

通常は天王寺から
JRで移動するところを
リムジンバスでの移動に切り替えてみた。

すると、

券売機では
クレジットカードが
使えなかったとか、

リムジンバスは
第2ターミナルを経由して
第1ターミナルに向かうため
第2ターミナル発着の
ピーチを利用するには
より便利であったなど、

これまで
気づかなかった発見があった。

香港の中環(セントラル)
までの移動はいつもスピードを優先して
エアポートエクスプレスを使っていたが
今回ははじめて空港からバスを利用する。

ピーチ航空では
エアポート・エクスプレスの
割引チケットを販売しているが、
いつも購入するそれを買わずに搭乗。

香港空港に到着して
オクトパスカードにチャージしようと
駅に向かうとエアポートエクスプレスの
乗り口にシャッターが降りているのが見えた。

なんと
その時間何らかの理由で
エアポートエクスプレスが
運行を見合わせていたという。

切符売り場には
チケットの払い戻しの
お客さんがごった返していた。

普段と違う行動を
採ることで偶然にも
面倒を回避できた。

列を横目に見ながら
バス乗り場へ移動すると
ちょうど発車時間で
乗車と同時に出発。

流れの良いときはそういうものだ。

香港の島と島をつなぐ
橋の上を走るバスから見る景色は
その下を走るエアポートエクスプレスから
見る景色とはまったく違って壮大だ。

美しい眺めを
堪能しながら中環へ到着、
はじめてバス停で下車するが、
降りた位置関係はすぐに把握できた。

前回訪れたときも
入手した金貨を購入するために
恒生(ハンセン)銀行へ歩を進める。

窓口で金の相場を確認して
ATMへ行き日本から事前に
口座内両替しておいたHKDを
引き出しオーストラリアの
カンガルーコインを購入。

6月より若干安くなっていた。


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2016年10月22日

HSBC香港口座開設、可視化の動き?

テーマ:HSBC香港
「11月から動画撮影が入るみたいです」

とスタッフから
連絡が入ったのは昨日。

“また来たか”

という気持ちと、

”相手も相当苦慮しているのだな”

という感覚を覚える。

161022

2016年11月から
HSBC香港での口座開設手続きが
動画撮影されるという話だ。

現時点では具体的に
どういう形になるのかはわからない。

想像するに
ウェブカメラか何かで
銀行担当者と口座開設希望者の
直接問答を録画するのだろう。

動画の保存には
かつて置き場所にも困る
ビデオテープやDVDなどが必要だったが
今ではmp4のファイルでいくらでも
ハードディスクの中に
保管できるうえにすぐに探せる。

記録を取っておけ
ば文字データだけではなく、
視覚的にもそのお客さんが
どんな人であったかをすぐに
確認できるのである。

便利な時代になったものだ。

動画が再生されたときに
恥ずかしくないように
11月以降口座開設に来る人は
しっかりと身だしなみを整えて臨みたい。

冗談はさておき、

11月からHSBC香港の
口座開設基準がまた厳しくなる。

2007年以降
繰り返されてきた
厳格化の流れの一環である。

これが”またか”の部分。

動画撮影=可視化。

最近は日本国内でも
警察の容疑者に対する取り調べの
可視化などが議論されている。

目的は強引な
取り調べによる
冤罪の発生を防ぐためである。

要は取り調べをする警察官が
しっかりルールに則って仕事を
進めているかを監視するのである。

動画撮影はお客さんを
記録するという意味もあるだろうが、
それよりもむしろ自社の職員が
しっかり英語力のチェックと選別を
おこなっているのかどうかを監視するものだろう。

もちろんそのことにより
現場職員の緊張感は高まることになる。

以前より厳しくなるのは間違いないだろう。

自社の社員に
しっかり仕事をさせる、
というのは当たり前のことである。

口座開設する側の対策は?
というと、これは以前から変わらない。

英語を話すことである。

日常会話程度が
できるのならそれに越したことはないが、
せめて口座開設手続きのときに
交わされる会話はしっかり勉強してゆくことである。

そこで交わされる会話も
だいたいフォーマットが決まっている。

常に現場にいる
我々はそれを掴んでいるし、
事前にその英会話を練習する
プログラムも持っている。

一方で、
動画撮影で職員を監視してまで
顧客を選別するということは

「まだ、受け入れるつもりはある」

ということでもある。

居住許可を持たない
外国人の受け入れている
香港の銀行は少なくなっている。

HSBC香港は
一見厳格化の道を
まっしぐらに進んでいるようだが、
本当に徹底するなら他の銀行のように
口座開設希望者に長期滞在ビザなどを
要求すれば良い話である。

本音は質の良い顧客には
来て欲しいというところだろう。

可視化はそのための努力ということになる。

これが

”相手も相当苦慮しているのだな”

という部分。

まあ口座開設をするなら
今月10月中にやるに越したことはないのであるが。


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2016年10月14日

「通貨の分散」とFX(外国為替証拠金取引)2016(2)

テーマ:FX(外貨証拠金取引)
世界の情勢に神経を尖らせ、
何かニュースがあったときに
すばやく対処して利益を獲得しにゆくのが
手練の投資家であるなら為替取引を
無視するのは良いことであろうか、
という疑問も最近自分の中で大きくなってきた。

例えば今年の6月23日の
英国の国民投票でEUを離脱するという結果が出た日、
ポンドは米ドルに対して1日で10%以上も下落した。

「通貨の分散」
を実行していれば
そのまま座視していても良い。

なぜなら手持ちのポンドが
下がった分並行して持っている
米ドルや日本円が相対的に上昇するのだから
体制に影響はない、

というのがこれまでの考えだった。


161014


もちろん間違ってはいないはずだ。

だが厳しい目で見れば
それは最良だったとは言えない。

このとき
何がベストだったかというと、
国民投票の結果を知った瞬間に
手持ちのポンドを他の通貨に
両替する(ポンドを売る)ことである。

更に言うならFXで
猛然とポンド売りを実行することである。

そしてポンドが
下がりきったところで
FXではポンド売りのポジションを決済し、
同時に自分の預金の中で他の通貨を
ポンドに両替(ポンド買い)して
安く調達したポンドを自分の資産の
ポートフォリオに再び加えておくのである。

そのためにFXの口座は必要だ。

一方、いざというときに
素早く反応するためには常日頃から
取引をおこなって感覚を維持しておくことも重要。

正直、FXの日々の取引は
まるでギャンブルさながらである。

自分の買った位置、売った位置より
上昇するのか下落するのか、通常は予測不可能だ。

1日に日本のGDPと同レベル
500兆円規模のお金が通貨対通貨という
単純なかたちで取引されている市場は
超大国の中央銀行の資金力をもってしても
相場にはわずかに影響を与えられる程度。

個人の予測などほとんど意味をなさない。

ただそんな中でも
ストップ・ロスなどできちんと
リスク制御をしながら神経を研ぎ澄まして
利益を確保してゆく日々の取引の鍛錬は無駄ではない。

そうして来るべき
機会に持てる力を存分に発揮する。

野球のバッターに
例えるなら毎日試合に出続け、
常にヒットを打つために自分のスキルを
最高に保っておく感覚かもしれない。

いつか満塁で巡ってくる
自分の打順で最高の
パフォーマンスを出すために。


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2016年10月12日

「通貨の分散」とFX(外国為替証拠金取引)2016(1)

テーマ:FX(外貨証拠金取引)
少し前から

「FX(外国為替証拠金取引)」

を再開している。

FXの取引は
5年ほど前に一度をはじめて
数ヶ月でやめた。

私はその頃から
資産防衛のための大原則として、
世界の数カ所に銀行口座を作り
お金を分けて置いておく

「場所の分散」

と各地域に移動したお金を
複数の通貨に両替して保有する、
あるいは複数の通貨建ての金融商品で運用する

「通貨の分散」

を提唱している。


161012


特に「通貨の分散」は
米ドル、ユーロ、日本円、
ポンド、人民元、豪ドル、スイスフランなど
世界の主要通貨の現金や商品を
並行して保有することにより、

仮にその中のどれかが何らかの
原因で暴落したとしても
他の通貨の相対的な上昇で
相殺されることで全体の資産価値の
変動を抑える対策である。

自分の資産の中で
通貨の分散が進めば進むほど
為替の変動が気にならなくなるのである。

日本円しか
持っていない状態だと
円高、円安は大きな関心ごとだろう。

例えば、円安になれば
ガソリンや食料などに輸入品の
価格が高くなったり、
海外旅行への行きにくくなったりする。

そんなとき
通貨の分散が進んでいれば
手持ちの外貨を両替して消費することにより
負担を和らげることができる。

FXの為替取引で
利益を挙げることと
「通貨の分散」は理屈的に
相容入れないもののように感じていたのである。

例えば、
USD1=JPY100のときに
通貨分散でそれぞれ100万円と
10,000米ドルの資産を持っているとする。

資産総額は日本円換算で200万円。
米ドル換算で20,000米ドルだ。

そこで50 万円を投じて
ドル買いのポジションを持つとする。

保有資産は、

50万円と5,000米ドル、
それに元々持っていた
10,000米ドルだ。

1ドル=110円になったときに、
ポジションを解消して55万円を手にする。

結果は105万円と10,000ドル。

日本円換算では225万円。

ところが、

世界の基軸通貨である
米ドル換算では19,545ドルになり、
もともとの20,000ドルより少なくなるのだ。

この場合、
FXで5万円儲けたことは
果たして意味があるのだろうか?と。


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2016年10月10日

世界中のあらゆる取引に指先で参加できる時代(2)

テーマ:海外資産運用
他にもそれらの
証券会社内でReit、ETF、
オプション、ファンド、国債、
地方債、社債などに投資することも可能、
すべてオンラインで取引できる。

便利になったものだ。

FX口座は
長いトレンドで利益を狙うのと、
上記の政策決定会合やFOMCのような
イベント時の急激な動きがあるときに
素早く動けるように準備してある。


161010


商品の輸出入や
国内販売なども個人が容易に
参入できるようになっている。

ヤフオクやAmazonなどに
商品を出品して販売することで
個人がそれほど大きなリスクを
抱えることなく商売に
参入できるようになって久しいが、

最近では商品を仕入れて、
販売して、それを梱包して郵送する
という従来の物販ビジネスについて回った
面倒な作業もかなり省けるようになっている。

例えばAmazonの
FBA(フルフィルメントバイアマゾン)という
サービスは商品をAmazonの倉庫に送って在庫しておいて、
その商品が売れたらAmazonが代わりに
発送してくれるというサービスである。

つまりきちんと
売れてゆく商品を見つけたら
それを買い付けてFBAに送っておけば
売上がが積み上がってゆくという仕組みだ。

その商品を
どこから仕入れて
どこで売れば利益が確保できるか、
ということもネットを通じて
効率良く調べることができるようになっている。

そうして見つけた
「儲かる商品」を注文すれば、
仕入先を探して買い付けおこない、
届いた商品を検品して、
それをFBAまで運んでくれるという
サービスまである。

自分の仕事は調査、注文、支払いと
出品作業だけになるのでPCあるいは
スマホ上の作業だけとなる。

IT技術の発達や
様々なサービスの出現で
実物の商品を仕入れて売るという
商売もだんだんと投資に
近づいてきているような気にもなる。

「現物投資」あるいは
「商品投資」と呼んでも
過言ではないかもしれない。

いずれにせよ
パソコンやスマホの小さな画面上で
世界中のありとあらゆる取引からの
利益(損失)を得られるようになったのは確かだ。


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2016年10月08日

世界中のあらゆる取引に指先で参加できる時代(1)

テーマ:海外資産運用
2016年9月21日は
日銀の政策決定会合、
23日はアメリカFRBの
連邦公開市場委員会(FOMC)
という金融・投資の分野には
大きな影響を及ぼす発表が
立て続けに行われた。

今回の日銀政策決定会合では、
日銀がマイナス金利の深掘りを
見送ったことで業績悪化の不安が
和らいだ銀行の株などが買われて
日経平均株価は大幅に上昇、

FOMCでは米ドルの利上げを
見送ったことで米国株が上昇し、
円高ドル安が進むことになった。


161008


私は香港当局の認可を得た
FA(ファイナンシャルアドバイザー)という立場で
複数のファンドを組み合わせた
ポートフォリオを作って運用しているので
これらの結果はいつも緊張感をもって見守ることになる。

特に世界の基軸通貨である
米ドル金利の上昇は米国のみならず
世界の株価を下落させるほどの影響力があるが
それが見送られると逆に上昇することもあるので
悪影響を抑えるために安定資産に
スイッチングするかどうかの判断をしなければならない。

こうしたイベント時には
特に神経を使うのだが、
私は普段も世界各国の
株式指数は逐一チェックしている。

主要20カ国の
平均株価指数であれば
だいたいいつでも
近似値で答えることができるし、

どの国の市場が上昇基調にあり
逆にどこが低迷しているのかというのも
肌感覚で掴んでいる。

そうすると短期では
一時損失を抱えることがあっても
長期のトレンドではあまり間違えることはない。

その他、
主要通貨10ペア程度の動向、
米国長期国債10年物、30年物あたりは
毎日チェックしているポイントだ。

仕事として
染み付いている習慣と
それで得られた知識は自分自身の
個別の投資にも利用する。

個人的には世界4ヶ所の
証券会社とFX会社に口座を
持って売買している。

その4つの証券会社を通じて
世界24カ国の市場で個別株が
取引できることになっている。

一部では信用取引もできるので
株価下落時にも利益を得ることも可能だ。


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