ギャンブルと投資の違い | 香港IFA玉利の海外投資夜話

ギャンブルと投資の違い

「お金を投じて、
自分は直接働くことなく、
それが増えるか減るかの結果を得る」

という点で、
ギャンブルと投資は似ている。

確かに10,000円で
オッズ2倍の勝馬投票券(馬券)を買って、
思惑通りに当たったする。

すると20,000円の
お金を受け取ることができる。

10,000円を投資して、
100%のリターンを得た、
と言えなくもない。

では投資は投資たる由縁、
ギャンブルはギャンブルたる由縁は何なのか?

gamble

参加者全員の収支を
合計して必ずマイナスになるのがギャンプル、
それが必ずしもマイナスにならないのが
投資なのではないかと思う。

まず参加者から
賭け金を集めてゲームをする、
そして勝った人だけでその掛け金を分ける。

それだけなら拠出した金額の合計と
勝った人が受け取る金額の合計が等しい、
いわゆるゼロサムゲームである。

しかし、通常ギャンブルには
そのゲームを主催している胴元がいて、
掛け金の一部を徴収する。

賭けはその残りのお金を
基にしておこなわれるのである。

要はギャンブルには
胴元とギャンブラーという
二種類の参加者に大きく分けられ、
胴元は必ずリターンを獲得する一方、
ギャンブラーは必ずマイナスリターンになる。

かたや投資の市場は
海外資本の流入や経済成長などで
「賭けて」いる間に市場(場)自体が
大きくなる場合がある。

そんなときには多くの人が
利益(含み益)を得る可能性もあるわけだ。

それは
日本の高度成長期やバブル期の
それが弾けて終焉を迎える前は
損をする人はほとんどいなかった、
ということからも伺える。

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